今日はワインとバッハ+αの会。
2020年から続けているチェリスト金子鈴太郎さんの生演奏とそれに合ったワインを楽しむ会でした。ワインを飲みながら目の前で生演奏を聴くことが出来るって、まさに「貴族」ですよね。笑
バッハの無伴奏チェロ組曲1番-6番も、もう4周目ですので、20回ぐらい繰り返してきたのです。
今回はレーガーの無伴奏チェロ組曲一番を組み合わせた進化版でした。アンコールのみは動画撮影ありで、楽しませて頂きました。
https://www.facebook.com/1486146253/videos/pcb.10238554799277150/734679342581548
【音楽──耳で聴くもの、肌で聴くもの】
我々が「音楽」と呼ぶもの。
それは単なる可聴音の連なりではありません。聴覚神経が感知する20Hzから20kHzの可聴領域をはるかに超え、上は超音波、下は低周波振動と、あらゆる波の統合体です。
耳に聞こえない音を、私たちの体は感じています。肌で、骨で、そして内臓で。
実際、可聴域外の音は皮膚振動覚や骨伝導によって感知されることが知られています。
音楽とは、耳で聴くものではなく、体全体で“浴びる”もの。イヤフォンよりスピーカー、スピーカーより生演奏が優れているのは当たり前です。
それこそが、私たちがオーケストラホールで感じるあの深い感動の正体なのかもしれません。