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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

大型自動二輪の免許

今日は朝からすごい雨ですね。

さて、僕の近況を今日はご報告します。

ブログでは5月に訪れた中国出張が続いていますが、7月初旬まで海外出張のない僕。四谷で診療を続ける傍ら、実は今、教習所に通っています。

クリニックFの始まる前に、朝2時間ずつ大型二輪の教習を受けているのです。

僕は子供のときから車やメカやエンジンが大好きで、バイクには高校生の時から乗っていました。親に黙って(笑)。

車の免許を取った後も、レーシングカートの免許や国内A級ライセンス。

陸だけでは飽き足らず、暇を作っては、1級船舶免許や自家用操縦士(飛行機)免許などの免許を取ってきました。

新たなことを学んで、実技と学科の免許の試験をクリアするという、具体的な目標がある運転免許取得は、もともと機械好きで凝り性の僕に合っているようで。世にいう「免許取得マニア」なのかもしれません(笑)。

実は大型二輪の免許は、大学生の時に一発限定解除試験を一度だけ受けに行ったことがあります。当時僕の住所の管轄だった横浜の二俣川免許試験場は、暴走族が社会的に問題となり、神奈川県でも交通事故が多発していたため、日本で限定解除が最も難しい試験場といわれていたのです。

その日、一緒に限定解除の試験を何十人も受けたのに、一人も合格者が出なかったのを見て、あっさりと諦めていました。学生とはいえ、医学部では、時間が自由にならなかったものですから。

そんな経験もあって、大型二輪免許は僕にとって、未練の残る「最後の砦」ともいえる免許だったのです。

夢だった自動二輪の限定解除も、今は教習所で免許の取得ができるようになりましたよね。

久しぶりに、2ヶ月海外出張がなく体力的にも余裕が出来た先月。ここで免許を取らないと、二度と教習所に通うチャンスは訪れないかも・・・と思い立ち、即実行。先月末に、早速入校申し込みをしてしまったのです。

しかし、狭い教習所の中でも、大型二輪を走らせるのはすごい気分転換になりますね。このところ毎日、次の教習予約時間が待ち遠しいぐらい。

教官に、

「運転うまいんだから、皆の模範になってもらわないと。いつもバイクを運転しているんでしょ。」

とか言われて、

「そうなんですよ。」

と、今もオートバイに乗っているように振舞っているのですが、実は医師免許を取った後に、安全のため、自動二輪は封印していたのです。僕がミッションの自動二輪に乗るのは実に15年ぶりのことでした。

歩行や運転感覚などの運動記憶は小脳が支配しているのですが、大脳の記憶と違って、小脳が一度覚えたことはパーキンソン病などで小脳の黒質が障害されるなど、よほどの事がない限り、何年経っても繰り返してできるものなのです。

理論では分かっていても、ブランクも関係なく、15年ぶりに乗ってみても普通にオートバイを運転できるのには、自分でもちょっとびっくりしました。

そんな教習所生活も、いよいよ、あと一日教習を受ければ修了検定というところまできました。

免許が取れたらどうしようかな? 最近は大型二輪のレンタルバイクもあるので、休みの日に好きなバイクを借りてみたいなと思っています。

Ducati?  Harley Davidson?  Kawasaki?  Suzuki?  BMW?

楽しみだなあ。


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