隙間時間に「シン・ウルトラマン」を鑑賞。
昭和の価値観満載で、ウルトラマンをリアルタイムで観た人たちと、初めて見た人で全く評価が異なるんだろうなあ。
ちなみに幼少期の僕は、友達がカードを集めて大騒ぎしていたのに仮面ライダーやウルトラマンには全くハマりませんでした。
なんだか作り物感が満載で。
でも、この映画の特撮映像は素晴らしい。
そして今にして思いますが、ウルトラマンの物語って単純な勧善懲悪の話じゃないんですよね。
外星人たちが、それぞれの主義主張でやってくるけれど、彼らの思考の中にもそれぞれきっちりとした真理がある。
価値観というのは多様なものなんだと教えてくれる物語だったかも知れませんね。
TV版の銀河鉄道999とかもそうだったなあ。
わずか2時間弱の短い映画の時間の中で、思い出深い宇宙人を何人も登場させ、ウルトラマンの凄さを魅せてくれ、しかも物語の中での謎や伏線を主人公の会話を通して全て回収した手腕は見事でした。
楽しめました。