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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

NECのPC-8801 

僕は昔からとにかく機器好きで、現在のレーザー治療機器を扱う仕事などはやはり天職なのではないかと神様に感謝したくなるときがあります(笑)。

思い返せば、研修医の時、大学病院のペインクリニック外来で痛みを軽減するためのレーザー治療機器に出逢ってから、もう20年。

レーザー機器については、レーザー治療やレーザー工学の科学論文にはほぼすべて目を通し、自分でも世界に向けて英文論文や研究を発表する生活を始めて10年以上。

機器への理解を深めるために理工学部大学院に入り直し、工学博士号も取得しました。

レーザー治療分野のみに特化すれば、自分は間違いなくこの10年で最も勉強してきた医師のひとりであると胸を張って言えると思っていますが、これも「好きこそものの上手なれ」なのでしょう。

子供の頃から顕微鏡、カメラ、電子機器、車、バイク、機械時計、パソコン・・・など、ハイテクと呼ばれる機器いじりを趣味としてきたからだと思います。

初めて自宅にコンピューターが来たのは、1981年でした。

マイコンというコンピューター雑誌に載っているコンピューターが欲しいと、父に頼み込んだのです。

NECのPC-8801という機種が出たばかりの頃でした。

本体 228,000円 ディスプレイ168,000円 5inch FDD 335,000円
漢字プリンタ 234,000円 合わせて100万円コースでしたね。

相当高額の機器でしたが、当時父は車の買い替えをあきらめて、自分と三人の息子のためにコンピューターを導入する決断をしたのです。


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