家にあるディアゴスティーニの77台のF1のモデルカー。
こちらはイギリス人ドライバーのナイジェルマンセルのものです。
カーナンバーは赤の5番をつけていましたので、レッド5と呼ばれていましたね。
セナとプロストの次元の違うチャンピオン争いの中、アグレッシブな走りで花を添えてくれていたのが、ナイジェルマンセルでした。
F1で31勝もしているのに、なかなかワールドチャンピオンを取れずにいたのを、「無冠の帝王」と評されていましたね。
パワーステアリングがない時期のF1は、プレーキングを送らせて、クリッピングポイント後に一気に上半身の腕力でハンドルを捻る彼のスタイルが印象的でしたが、気分が乗っているときは神業ドライビング、気が抜けたときにはクラッシュ。
そんなドライバーだったなあ。ウイリアムズで1992年に悲願のF1ワールドチャンピオンを取ったのち引退を表明。
翌年93年にはCARTに転向してこちらもチャンピオンを獲得。
適応力が高いのですね。連続してF1とCARTを連続して勝ったドライバーとして唯一名前を残しています。