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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:中東 イスラエル編

香港でザリガニを食べる

ところで、香港空港でトランジットしているとき、小腹が減ってきたので何か食べるものを探していたところ、シーフードレストランで目にとまったものがありました。

この赤いやつ。

よく見るとアメリカザリガニです。

最近日本で見られなくなりましたが、小さいときには田んぼによく釣りに行きました。

もともと戦前には食用で日本にやってきたことを思い出しました。

ニューオリンズとかアメリカの南でミニロブスターと言って、よく食べられていますよね。

店の前を何度かうろちょろして、どうしても

「一度食べてみたい」

好奇心と誘惑に勝てず、ビールとともに注文してしまいました…。

出てきたのは、こんなかんじ。

あまりにリアルなアメリカザリガニで、さすがに躊躇したのですが、カニみそと、体の部分をフォークで取り出してパンにはさみ、思い切って食べてみました…。

うーん。川に住む生き物だけあって、後味がちょっと泥臭い。

まあ、もう注文しないだろうな(笑)。


イスラエル行き航空機

イスラエルまで行く方法は、ヨーロッパ経由のものが多いのです。

しかもイスラエルのテルアビブ空港に真夜中の時間帯につくものばかり…。

なんでも理由は、夜中につかないと爆撃される可能性があるからなのだとか。

信憑性がありますよね。

けれど、ヨーロッパ経由の便を使うとヨーロッパの空港でのトランジットの際、6時間以上待たされることになります。

それもつらい。

そんなわけで、今回は成田から香港までキャセイパシフィック航空。

香港からイスラエルまでエルアル・イスラエル航空という選択となりました。香港まで6時間。そこからイスラエルまで12時間。合わせて18時間のフライトです。

僕は知らなかったのですが、この香港行きの便。成田第二ターミナルで朝一番の便なんですね。搭乗のセキュリティーの入口が開くのが朝7時半で、シャッターが閉まっているのを初めて見ました(笑)。

エルアル・イスラエル航空の機体はこんなのです。見たことありましたか?? 僕は初めて見ましたよ。

垂直尾翼にはイスラエルの国旗にもあるダビデの星(六芒星)がついています。


イスラエルから帰国しました。

昨晩成田に一番遅く着く機体で、イスラエルより無事帰国しました。

二泊四日の強行スケジュールでしたが、すべてのスケジュールをこなして帰って来ました。

イスラエルはものすごいハイテクと、まだ未開の地がモザイクのように交わった場所でした。

6月に停戦協定があり、比較的安全な時期に渡航したつもりだったのですが、ちょうど僕が出国した4日に夜にはイスラエル軍がパレスチナ自治区・ガザ地区を空爆しました。

まさに間一髪でしたね。

レーザー軍事、そしてハイテク大国であるイスラエルでの報告もおってこのブログで行いますね。


今日からイスラエル

今日からイスラエルに行くこととなりました。

二泊四日という強行スケジュールでの出張です。僕にとっては初めてのイスラエルとなります。

レーザー・光治療器の分野で仕事をしていると、イスラエルという国を抜きにこの世界を語ることはできません。軍事大国であるこの国は、レーザーの技術が非常に発達しているのです。

有史以来、戦争という期間は、起きる様々な悲劇とは裏腹に、国家の技術力を高めます。事実、現在の西洋医療の技術が最も進んだのは第一次、第二次世界大戦中と言われていますよね。

光治療の世界でも、フォトフェイシャル(IPL)の技術は、戦闘機の塗装をはがすために強い光を照射した技術がヒントになっていると聞いたことがあります。

現在でも、世界で最もレーザーの技術が進んでいる地域はアメリカのボストン周辺。そしてカルフォルニアのシリコンバレー周辺。そしてこのイスラエルになるのでしょう。

イスラエルは1948年建国で、人口わずか650万人ですが、労働力数との比率でみると、自然科学、工学、農業、医学の分野における論文執筆者の数は世界一です。生物工学の分野では極めて進んだ技術を持ち、軍需製品の性能・品質は世界でもトップクラス。

ハイテクの国なのです。

思い返せば、ぼくとイスラエルのはじめての接点は中学生の時。

「日本人とユダヤ人」というイザヤ・ベンダサンなるユダヤ人(後に山本七平のペンネームだと判明)が書いた本でした。父の書棚にあったのを偶然手に取ったのですが、衝撃を受けましたね。この本は、戦後の早い時期に発刊された海外の視点から見た日本人論であるということからベストセラーにもなりました。

後にこの本の痛烈な批判本も販売されました。(朝見定雄著「にせユダヤ人と日本人」)この本も同時に読むことが条件ですが、思春期には必読の書と言えるのではないでしょうか。

当時の僕も、日本人であるというアイデンティティーが生まれ、国際関係に非常に興味を持つようになりました。ある意味、人生観が変わりましたよ。

イスラエルの出張報告については、無事帰国したらまた書きますね。


シネロンのセールスディレクター

ビューティーショウから帰ってきてクリニックの診療をし、すべての患者さんがお帰りになったところで、イスラエルからのお客さまがやってきました。

オーロラ、ポラリス、リファーム、ギャラクシーなどを販売するイスラエル、シネロン社のセールスディレクターのJacob Sharirです。

Sharir氏は、今回日本に訪問するにあたって、どうしても僕に会いたかったとのこと。ありがたいですね。彼の予定が合う時間がこの時間だけだったので、遅い時間になってしまいました。

シネロン社にとって日本はとても大きな市場です。日本を代表するレーザーディストリビューターJMEC社の血のにじむような努力もあるのだと思いますが、すでに500台以上のシネロンの機器が輸入されているのです。

シネロン社は、ELOSという、バイポーラRFをIPLを組み合わせた独自のシステムを、すべての機器に応用しているのですが、

日本人の加齢変化で最も気になるシミやくすみなどの「色彩的老化」としわやたるみなどの「形態的老化」。

ちなみに、この二つの老化に対して現在クリニックFで最も人気のあるメニューもこのシネロンの機械です。

痛みの少ない、効果が出やすい、ダウンタイムの少ないこのELOSシステムが、いかに敏感な日本人の肌に適しているというのがよくわかりますね。

Sharir氏とは、今後出るシネロン社の新しい痩身の機械の話、トリニティというギャラクシーの上位に位置する新しい施術の方法をどう思うかなどを話ししました。こういった情報交換は大切ですね。

来月パリで行われるヨーロッパ皮膚科学会(EADV)に僕も発表演題があるので参加すると話したら、ぜひ中日に行われるシネロン社のディナーパーティに来てほしいと招待していただきました。ありがとうございます。

再会が今から楽しみです。


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