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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会32 ポクロフスキー聖堂(聖ワシリイ大聖堂)

モスクワ最後に訪れた場所は、ポクロフスキー聖堂。

聖ワシリイ大聖堂とも呼ばれています。

この聖堂は、クレムリンの壁外で、赤の広場の最も奥にあります。

1560年にイワン大帝によって建築されたこの聖堂。

全部で9つの玉ねぎのような塔が合わさった独特な形。

ロシア文化を象徴した、「世界で最も美しい建築物の一つ」とも言われていますが、色彩の豊かさや、非対称の建築の独特の様式。

世界に類を見ないですよね。

この玉ねぎの屋根をもつ塔の、一つ一つが教会なのだと聞いたことがあります。

僕は、この建築物の写真を最初に見たときの、強烈な記憶を、とてもよく覚えています。

それは、1992年の冬に初めてロンドンに行った際に、モスクワ空港でトランジットしたときのこと。

寒い中、真夜中にターミナルで次の飛行機を待っていたのですが、モスクワの空港にこの聖堂の大きなポスターが貼ってあったのです。

とても独特な教会で、建築様式も目に焼き付いて離れない。

こんなに美しい建築物を、一度この目で見たいものだと当時は思いましたよ。

その次にこの建築物を観たときは、ゲームのテトリスのバックの写真だったでしょうか(笑)…。

この場所を最後に、赤の広場を引き返し、ホテルで荷物をピックアップして、空港に向かいます。

今回は昔からの夢の一つが叶いましたので、感無量でしたね。

 


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