前回のブログでも話しましたが、ボルチモアの出身者で有名な人物に、レッドソックスとヤンキースで活躍した、米国の野球の神様といえるベーブルースがいます。
ベーブはその愛嬌ある表情やその性格から、アメリカスポーツ界初のアイコンとなりました。
ちょうど学会会場から歩いて数分のところにベーブルースの生家がありましたので、ちょっと行ってきましたよ。
こんな感じの場所です。
家の内部はベーブルース博物館になっています。
ルースが打ったすべてのホームランの記録も展示されていました。
最後は1935年に打った714号でした。
この記録は、1974年にハンクアーロンに破られるまでは大リーグ記録でしたよね。
僕が小学校の時には巨人の王貞治がこの記録をいつ破るか、いつも話題になっていたのを思い出します。
この博物館でちょっと面白いと思ったことは、ルースが40歳となるまで、ルース自身も含めて、ルースの誕生日は1894年2月7日と信じられていたのだそうです。
この博物館にボルチモアの登記所に保管されていたルースの出生証明書が展示されていたのですが、
1895年2月6日と書いていますよね。約1歳年上だと勘違いされていたのです。
ルースの時代は子供が成人する率が非常に低く、9人いたルースの兄弟のうちで成人したのはルースともう一人だけだったのだそうで、そうしたことも関連しているのでしょうね。
不思議なこともあるものですね。
ボルチモアに来たので、おすすめのところってある?
とアメリカの友人にメールを打ったのですが、
No real recommendation for Baltimore … except don’t get mugged!
If there is a baseball game, the stadium is one of the best in the country.
Have a safe trip.
というメールが返ってきたので、せっかくなので球場も観てみました。
ボルチモア・オリオールズは、アメリカMLB、アメリカンリーグ東地区所属のプロ野球チーム。本拠地はオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ。
ちゃんとベーブルースもいました。
それにしても綺麗な球場です。