インドから帰国して3日間東京・四谷で外来をした後、ワシントン経由で今年のASLMS 米国レーザー医学会の開催地であるフロリダ州オーランドにやってきました。
現地時間の真夜中に着きましたが、翌朝見た朝日に心が洗われる思いでした。
オーランドの会場は、僕が記憶している限りでも米国レーザー医学会が3回開催されています。ドクターにとっても人気の場所なんでしょうね。僕自身にとっても、学会会場やその近辺も馴染みがある場所になりました。
それだけ長くこのレーザーという技術に関わっていられることに、感慨深かったですよ。
「WELCOME」と大きなGATEに迎えられ、ASLMS 2012がいよいよ幕を開けます。
僕もレジストレーションして名札をもらいます。
今年の学会では二つの発表があります。
ひとつは、eポスターでの発表。
フラクショナルレーザー(フラクセル3)を使用して、照射後の皮下の活性酸素をESRを使用して測定する基礎研究。
もうひとつは、口演発表。
クリニックFでも人気のある、DEKA社の眼瞼挙上レーザーの「マドンナアイリフト」を、全部で5社のフラクショナルレーザー機器を使用して実験し、パワーとパルス幅、カバレッジなどのパラメータを同一にした後に、皮膚の収縮能力を比較した演題です。
「Eyelid skin tightening for Asian skin -Comparison study of fractional laser devices」
日本とフロリダとの時差は13時間。
体力的にもちょっときついですが、頑張って最後の発表まで見届けたいと思います。