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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

今年もコントロバーシーズを欠席しました

おはようございます。

今日8月11日(土)もクリニックFの診療日です。

今年のクリニックFのお盆休みは、14-16日ですので、来週月曜日13日は開院します。

7年前からこの時期、北米各地で開催される「コントロバーシーズ&カンバセーションズ」というハーバード大学系列のレーザー医学会に参加していて、通年通りならば今年も参加予定だったのですが、昨年のノースカロライナに続いて、今年のカナダ・バンフも欠席を決めました。

この学会の良さは、レーザー機器関係者の利害を抜きに、レーザー医師たちが持論をディスカッションする場があるところだったのです。

ところが、

●ここ数年、レーザー機器会社も多くのスタッフを送り込むようになり、本音で語ることが出来なくなったこと。

●リーマンショック以降、新たな機器開発のコストを負担できる企業が減り、この学会に出席しても製品開発の情報なども入りにくくなったこと。

●新規の発表が少なくなったため、医師も前年と同じスライドを出す場合があり、面白味が減ったのこと。

といった傾向が目立ち、それらが今年も見られたため、参加を辞めることにしました。

来年はすこし変化があってまた参加できるといいのですけれどね。

こうして空いた時間は工学部の論文を作成する時間に充てることが出来ましたので、今年はよかったのかもしれません。

バンフには1997年に一度だけ滞在したことがあります。

ロッキー山脈へ向けての中心街。

とてもきれいな場所でした。

マリリン・モンローの代表作である「帰らざる河」のロケ地となったことで知られていますよね。

この一度下り始めたら下流へ流されるばかりで、河をさかのぼって出発した場所へ戻ることは不可能。という意味から、アメリカ原住民が呼んでいた「帰らざる河」が、映像のテーマとなりました。

原住民に住まいを追われたモンローたち3人が、筏で河を下るのですが、難所のボウ滝を下るシーンが印象的でした。

実はこのホテル、バンフスプリングスに滞在した時に、気に入った機械時計を一つ買った思い出のホテルなのです。

今でも時々使っていますよ。

ムーブメントを観ることのできる機械式の時計は、本当に美しい。

観ていて飽きませんね。

 


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