おはようございます。
今日4月26日(金)はクリニックFの診療日です。
いよいよ今年もゴールデンウィーク・・・という金曜日。
四ツ谷の街もクリニックも混み合っています。
四ツ谷駅周辺、特にクリニックのある麹町側は通常学生とビジネスで使われる街といった色合いが濃く、たぶん例年同様、実際ゴールデンウィークに入る来週は、がらんと静まり返ってしまうのでしょうね。
クリニックも来週は二日間だけ開けますが、どちらも今週と違って空いていますので、ご予定のない方はいらしてください。
昨日は工学部の大学院で、工学博士号のための二度目の予備審査を受けてきました。
年末から3月にかけて連続して工学論文が受理されましたので、気持ち的にはずいぶん楽になりましたが、それでも昨日は教授6名の前で約1時間かけて工学部博士課程で行った研究についてのプレゼンテーションを行うということで、さすがに前日から緊張していました。
学会発表とは勝手が違いますよね。
次回は6月末の公聴会。
これが終われば論文を提出して、晴れて定期修了の9月頃に、工学の博士号が確定します。
研究も気を抜かずに頑張ってゆきたいと思います。
さて、ブログ「新国際学会周遊記」は今月米国レーザー医学会で滞在したボストンについて引き続きお届けします。
MIT Massachusetts Institute of Technologyに行ってきました。
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ボストンの素晴らしいところはいくつもありますが、そのうちのひとつはやはりハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)という、世界を代表する優秀な大学があり、両大学の垣根が低く、学生ばかりか研究者なども交流があるという点だと思います。
学生達はそれぞれの学校の授業を卒業単位に組み込める単位互換制度(Cross-registration system)が確立され、ケンブリッジ市は「世界最高の学びのテーマパーク」と言われているのだそうです。
ちなみに学生生協COOPもハーバードとMITは共通です。
赤レンガの建物に囲まれるハーバードに対して、MITは先進的な建物が並びます。
こちら、もっとも著名な建物。
学生も、MITの服を着ていますね。
校舎の中です。
校舎を歩いていると、ラボが見渡せます。
現在は世界の工学の最高峰として知られる大学ですが、1865年の創立当初は一部の学生を除き、多くのMITの学生はいわゆる社会人で、建設業者や熟練工、工事監督、熟練機械工、見習い工、熟練エンジニアなど、既に一定の技能を身につけた人々だったのだそうです。
つまり、職業訓練校のような位置づけだったのですね。
このために、学生には明確な目的意識があり、必要と思われる講座のみを選択し受講しに来る者が多く、キャンパス・ライフというものはなかったのだそうです。
興味深いですね。