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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

■2013年12月ウィーン~パリ滞在⑦ 宇宙が始まる前 素粒子 早朝にウィーンCAT(空港列車)に 

おはようございます。

今日1月29日(水)はクリニックFの診療日です。

診療後、日付が変わった深夜に羽田からパリに再び向かう予定です。

毎年1月にパリで開催される学会であるIMCASに参加してきます。

今月のクリニックFの開院は今日までとなり、来月は4日より外来を再スタートさせる予定です。

新春を迎えて欧州の動向も変わったと思いますので、またたくさん勉強してきますね。

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さて、昨年ぐらいから宇宙論の本がたくさん発売されています。

特に「ヒッグス粒子」関連研究にノーベル賞が与えられましたので、更なる理論展開が起こりそうです。

ヒッグス粒子は、137億年前「ビッグバン」と呼ばれる宇宙誕生時の大爆発の直後に生まれ、宇宙空間を埋め尽くしていましたが、このヒッグス粒子に他の素粒子がぶつかることで質量をもつようになったのです。

素粒子は物質を構成する最小単位の粒子で、17種類あります。

物質を構成する粒子をフェルミオン(クォーク6種、レプトン6種の計12種)、力を媒介する粒子をボゾン(5種類)と呼び、大きく二つに分類されています。

●フェルミオンに属する12この素粒子のうち、一つが「電子」

●ボゾンに属する5この素粒子の一つが「光子(フォトン)」

です。

電子はRF(ラジオ波)の世界で、

光子(フォトン)はレーザーや光治療の世界で

僕もいつもお世話になっています(笑)。

物質が、少数のクォーク、レプトンからできていること、そして、それを支配しているのがたった4種類の力(重力、電磁気力、弱い力、強い力)であることが20世紀の物理学の研究の成果で分かりました。

広大な宇宙と素粒子が結びつくのは不思議だと思う人も多いと思いますが、これらの素粒子理論が解明されたことで、宇宙が生まれたビックバンの様子をより正確に議論できるようになってきたのです。

わずか100年前には、宇宙が静止したものだという考えが常識で、あのアインシュタインでさえ相対性理論に宇宙項を入れるという間違いをおかしました。

それから約100年。

現在は、宇宙の空間が光よりも遥かに速い速度で広がっているというのが常識となっています。

僕は宇宙理論が専門ではありませんので、論文ではなく、こうした著作を読むことしかできませんが、今後の研究が楽しみですよね。

好きな訳者の青木薫さんの本をいくつかおすすめしますね。

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今日もすこし、年始に訪れたウィーンについて書いておこうと思います。

実は年始にもパリを訪れているのですが、今回の出張とブログが重なってしまいましたので、あちらでパリブログを書いてみますね。

今回ウィーンで宿泊したホテルは、「ホテル・コンサートハウス」というホテル。

音楽関係者や楽団員が良く利用するホテルなのだそうです。

受付ロビー。

古い楽譜が並んだ内装は、お気に入りでした。

移動日には、早朝5時前にホテルを出発。

ウィーンミッテ駅までタクシーで向かい、最も早い便のCAT(空港鉄道)に乗り込みます。

こちらで航空会社にチェックインして、トランクまで預けることが出来ますので、とても楽です。

ウィーン空港にまだ暗いうちに到着。

朝7時に飛び立ち、パリに着いたのは朝9時前でした。

シャルルドゴール空港からは、空港バスを利用。

いつも学会が開催される、ポルトマイヨへ。

まずは、お気に入りスポットであるギャラリーラファイエットの天窓の写真を撮りに行きました。

Canon S120

Olympus OM-D EM-1

Sony DSC-RX1R

という感じですが違いが明確にわかるものですね。

 

 


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