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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

古代インカ都市クスコ

2007年にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された世界皮膚科学会。

「わざわざアルゼンチンまで行くのなら、途中ぜひともペルーにも寄っていきなさい」と知人や患者さんからの薦めもあり、アメリカ・ヒューストンで一度飛行機を降りた後は、まずペルーに入りました。

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ペルーの首都リマに着くには、日本からヒューストン経由で最短でも36時間以上かかります。さらにそこから1000km離れたクスコに飛行機で移動。

日本を出発して実に3日後にようやくクスコに着きました。

クスコはあのインカ帝国の首都であった街です。

こんなホテルに泊まりました。
質素でしたが味があってよかったですよ。

この写真はクスコの中心地アルマス広場です。

クスコの街中にはインカ時代の石組みがそのまま残っています。

「カミソリ一枚すら入らない」と言われている緻密な石組み。街を歩いていたら、こんな石が組み込まれた石組みがありました。

角を数えてみると、14角ですよ。鉄器のないインカ帝国で、どうやって作ったのでしょうか?

16世紀にインカを征服したCusukoスペインは、残ったインカの石組みの土台の上にスペイン風建築物を建てました。クスコで大地震があった際に、土台の石組みはひずみ1つ起こさなかったそうですが、スペインの住居はもろくも崩れ去ったそうです。

写真はサクサイワマンという遺跡です。

クスコの高度は3400mですが、この遺跡は4000m近くのところにあります。

ふと手を見ると手先がこんなに真っ青になっています。標高1000m以下のところから2500m以上の高地に48時間以内の短時間に到達した場合、三人のうち、二人が高山病になると言われているのです。

次第に耳鳴りや頭痛、倦怠感を感じてきました。高山病には初めてかかりましたが、きついですね。


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