今回の上海では自分で宿泊先のホテルを選ぶことになりました。何人か相談したところ、新しく出来たHYATTを薦められました。
「HYATT ON THE BUND」と言って、パークハイアット、グランドハイアットに次いで上海に今年の春建ったばかりのホテルだそうです。
ここの特徴はとにかく眺めが良いことだそうで、「ON THE BUND」というその名のとおり外灘に建ち、テレビ塔を含む浦東を一望出来るというのです。
今回の滞在中、観光を出来る時間があるかどうか全く読めなかったので、仕事の行き帰りに景色だけでも観光気分を満喫できるなら・・・と今回はここに宿を決めました。
HYATT ON THE BUNDは東と西のツインタワーホテルから成り、僕はその東棟の方に部屋を取ったのですが、チェックイン後連れていかれたのが10Fの部屋。
「もっと上の階に部屋はないのか?」
と聞いたところ、
「あるのですが、なにせ来週グランドオープンを迎えるので、まだ清掃が済んでいなかったり匂いがとれていなかったりで、この部屋が今私達が提供できる最も良い部屋なのです。」
と答えが返ってきました。
これには思わず苦笑してしまいました。日本で同じことを聞いてもこういう答えはなかなか返ってこないでしょうね。
しかし10Fでも窓からの眺めは最高でした。
夜には写真のような景色が至近距離で見えるのです。部屋も非常にクオリティが高かったですよ。
目の前の黄浦江を遊覧船や汽笛を鳴らす貨物船が何艘も行き来する光景は異国情緒もたっぷりで、眺めているだけで無心になれ、日頃の疲れも消えていくようです。
翌朝、早朝6時に目を覚ますとビルとビルとの間から登る太陽が・・・。
上海で今年最高の日の出を見ることができました。