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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 ロシア サンクトペテルブルグ編

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑧ サンクトペテルブルグの観光地といえば?

やっはり1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された上に建った、この血の上の救世主教会でしょうか?

インパクトありますよね。

2年前に来たときは中も見学したのですが、今回は時間がなく断念。

ホテルが近かったのもあり、毎日近くを通り見ていましたが、本当に奇怪な建物です。

ですが、見れば見るほど、装飾が緻密な計算のもとにつくられているのに気づくのです。

細かい装飾が素晴らしいですよね。

玉ねぎもそれぞれ形と色が違って不思議です。

滞在中の一番晴れた日に、セルフタイマーで写真を撮りました。

 


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑦ フラーレン、ナノカーボン学会へ

この日はあまり天気が良くなかったのですが、学会会場に向かいます。

メトロのチケットを10枚買おうとすると、こんなコインを渡されました。

このコインを自動販売機のように改札に入れる仕組みなのです。

サンクトペテルブルグの地下鉄路線図。

2年前に比べて紫色の新しい路線が一本増えました。都市の景観もどんどん変化していますね。

駅名がロシア語で読めないので、とりあえず7つ目の駅で降りればよいことを確認。

地図を頼りに歩いてゆくと、大学の中が会場のようです。

学会のマークを確認し、とりあえず中に入ります。

大学施設に入るために自動改札機がありました。

学会に来たことを説明して入れてもらいます。

会場。登録を済ませます。

学会誌に名前を確認。Fujimoto T.の文字が見えますか?

発表演題名は、

「Efficacy of fullerene capsule with amphipathic antioxidants vitamin」

です。

参加者は100人弱といったところでしょうか。

いくつかの講演を聞きました。

国際学会という触れ込みでしたが、ほとんどの出席者がロシアの人の様で、一部ロシア語なので理解不能なものもありました(苦笑)。

ともあれ、演題登録も学会の場所も確認し、一安心です。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑥ モスクワよりサンクトペテルブルグへ

さて、再びロシア出張記です。

明けた朝。

再びエアポート特急に乗って、モスクワ空港に向かいます。

ビジネスアワーなので人がいっぱいですね。

空港でサンクトペテルブルグ行きの飛行機に乗り込みます。

モスクワ・サンクト間は現在特急電車も通っていて約4時間なのだそうですが、飛行時間は1時間10分程度。

あっという間にサンクトペテルブルグにつきました。

見覚えがある空港が出迎えてくれます。

ここからは学会の手配してくれたタクシーに乗ります。

今回も2年前の前回も、ロシアの出張をした際には、ロシアビザの発行にロシアのフラーレン学会の招待状が必要でした。

学会に発表すると決まった際に、必要な情報を送り、このようなインビテーションを発行してもらい、これでロシアのビザを取るのです。

ロシアで航空機ディレイのためにビザの期限が数時間切れただけなのに、そのまま収監されてしまった人の話などを聞きましたので、海外でも、このビザの話だけは慎重になりますよ(苦笑)。

車で街まで移動しますが、共産党時代に建てられたであろう巨大な建物を観ながら移動します。

30分ぐらいでホテルに着きました。

この部屋で4日間を過ごすことになります。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会③ モスクワから帰国しました

本日、無事モクスワから無事帰国し、クリニックFで診療を再開しました。

モスクワ空港がサンダーストームで、まさかの3時間ディレイ。

雷とともに、1cm大の氷の粒がバラバラと降ってきたときには、今日は帰れないのではと思いましたよ。

飛行機の中で待たされましたが、なにはともあれ飛ぶことができてよかったです。

空の上で診療開始時間を迎えて、まったく連絡する手段もなく、困ったなあと思っていたのですが、連絡のつかない僕の指示なく、飛行機のランディング時間をインターネットで確認し、患者さんの時間変更手配をしてくれたスタッフの成長には、助けられたなあと思いましたよ。

朝のご予約の患者さんには、何名かご予約のご変更をお願いし、ご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。

それでは今日からまた、よろしくお願いいたします。


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会② モスクワのホテルにて

おはようございます。

ブログ上では6月に出張したイタリア・フィレンツェのブログが続いていますが、僕は今ロシア・モスクワのホテルにいて、今回の出張のまとめをしています。

モスクワと日本の時差はサマータイム期間中なので5時間。現在の気温は23度。

サンクトペテルブルクのフラーレン(ナノ炭素構造)学会では、外用剤の原材料であるビタミンCとビタミンEの複合体(APT)に、フラーレンを添加したAPTF-capsuleについて、世界最初の発表をしてきました。

今後、ビタミンEとCを組み合わせたこの強力な抗酸化物質は、多くの化粧品メーカーに採用されてゆくでしょう。

フラーレンの抗酸化作用をレーザー治療における副作用を抑制する事で役立てる僕の研究は、2010年の米国皮膚科学会学会誌(JAAD)に掲載されていますが、今回も一緒に発表にいった研究者仲間と、次の実験系についてディスカッションする時間も多くあり、とても有意義な旅となりました。

特に今回のロシア出張は、毎晩の様に劇場に足を運び、チャイコフスキーの三大バレエを全て見る事が出来ました。文化的な刺激は脳を活性化するのでしょうか? たくさんのアイディアが泉の様に湧き上がってきました。

フライトは今晩なので、少ししたらモスクワの街を歩いてみようと思います。

日本時間の明日土曜日の朝帰りますので、明日は空港から四谷に直行し、そのままクリニックFで外来をする予定です。

一週間ご迷惑をおかけしましたが、世界最新の知識と技術を、またこれからもクリニックFで提供できる様に頑張ってゆきたいと思います。


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