知り合いの研究者が、新型コロナウイルスがマラリアの治療薬であるクロロキンが効果があると報告があると教えてくれたので、論文を調べてみました。
まさに今週に多くの論文が量産されていますね。
クロロキンは寄生虫の教科書にも載っていた記憶があるぐらい有名な薬ですが、医師になってからは一度も使ったことがありませんでした。
フランスやアメリカなどでは一定の効果が認められ、試験利用しているようですが、一方で中国ではヒドロキシクロロキンは効果がないと結論しているようです。
この薬は1%ぐらいの患者に心臓や網膜に副作用があると言われており、死亡例もあるため、医師による慎重な投与が必要ですが、比較的安価に手に入るだけに、効果があるのであれば光明が見えますね。