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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

COVID-19 新型コロナウイルス90 シルバーロックダウンを強制的に行うべきだったと思います

日本においては、新型コロナで最適な政策は、2月の終わりに、基礎疾患のある人と高齢者の外出禁止及び、自宅内での家族との隔離。

すなわちシルバーロックダウンを強制的に行うべきだったと思います。

2月時点の情報は、「若年層には無症状が多く重症化がほとんどいない一方で、高齢者はリスクがある」ということでしたが、この情報を、正確に理解すればよかった。

さらに、数か月後に来る可能性のあった感染第二波に対して、ドイツのように必要な病床を確保する政策を打てば、よかったはず。

きっと、2カ月経過した今頃は、無症状感染から治った抗体免疫を持った若い人が普通に街を歩き、ごくまれに発症する若年の重症者を収容する病床も十分にあり、コロナは終息に向かっていたのではないかと思います。

現在の中国がそうなりつつありますよね。

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三密はパフォーマンスなのかCMなのか、何だか知りませんが、新型コロナの危険は、無症状のサブマリン感染者からの自衛防御で、十分に危機を回避できます。

ステイホームといいますが、出歩いている人に目くじらを立てるのではなく、マスクをしたうえであれば、近くを散歩するぐらいしないと、精神衛生上よくないと思います。

基本的には、ウイルスは健常な皮膚からは入らず、粘膜から侵入します。

マスクで、口腔粘膜、鼻粘膜を守り、何かを触った手を無意識に顔に近づけないこと。

これだけが大切です。

結膜は粘膜に比べて相当強い組織ですので、ウイルス暴露が多い医療関係者以外は、目についてはそこまで気を配らなくても良いと思います。

極論を言えば、家の外でマスクを外している時間に注意すればよい。

つまり外食時の、無症状患者からの飛沫感染とモノからの感染です。

例えば飲食店であれば、料理人はマスクを着用し、食材を運び引き上げるスタッフにも、そのたびに手指の消毒を徹底することで感染は対処できます。

正直なところ、対策法がわかった今、都市をロックダウンもしくは緊急事態宣言した国家と、そうでない国家は、1年以上経過した後は、死者数も、感染状況もそうは変わらないと思います。

一方で、何らかの都市ロックダウンを長引かせた国家は、文化的、経済的には大きな深手を負いますので、取り返しのつかない政策ミスをしてしまったと、後世の歴史家は語るのでしょうね。

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1929年の世界大恐慌を終えた後、不況で苦しむ国民が自ら期待して、全体主義政権が各国で現われ、第二次世界大戦へと突入してゆきました。

パンデミックでも何でもない日本の現状を把握せずに、国民をマスコミが恐怖で煽り、結果、緊急事態宣言にまで発展させてしまったこの流れこそが、異常事態だと思って、僕はみていました。

歴史から学べる、注意点はここですね。

緊急事態宣言をいつの段階で、どう解除すべきか、皆が自分の頭で考えましょう。

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最後に、僕の提案はこちらです。

マスコミに対して、国民の恐怖をあおるような報道は、緊急事態宣言を盾に、まず強制的にやめさせる。

このままだと国民の精神状態が壊れます。

5月の連休明けには、緊急事態宣言をすぐさま撤去し、必要があれば、高齢者と基礎疾患のある人のみを隔離して守る、シルバーロックダウンに政策を変える。

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こちらは2017年9月にドイツへ訪れた際のブログから。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/business-overseas/post_19171/

3・11以降、ドイツにあるすべての原子力発電が止められたそうですが、風力発電で国土の10%の電力をまかなっているのだそうです。


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