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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

COVID-19 新型コロナウイルス141 新規感染者が増える一方で、重症者が減るという現象

下図は新型コロナウイルスでの重症者数。

上図はPCRによる新規感染者数です。

新規感染者が増える一方で、重症者が減るという現象。

マスコミは第二波が来ると騒いでいますが、この二つの図から読み取れる事は、ウイルス自体が弱毒化したという事です。

2019年に新型コロナウイルスが見つかってから、約5000種類の亜型が出た事はご存知だと思いますが、お伝えしてきた通り、強毒のウイルスは致死性が高いので最後に宿主を殺してしまいます。

このため感染率が高く感染症として残るウイルスは弱毒化してゆくのが常です。

正直、PCR陽性での感染者は現在では、もう心配要因としては考えなくて良いですね。

一つだけ、僕が外したと思った予想は、人口の6割程度が抗体を持たないと流行が収まらないと考えていた事ですが、実際にはそこまで感染者は増えずに収束をしました。

おそらく、高温多湿のアジアには昔からコロナウイルスの風邪が流行っており、緯度の高い欧米ではアデノウイルスの風邪が主流だった。

アジアでは自然免疫が働く素養があったのだと思います。

賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶと言いますが、今回はまさに両者からの学びが必要でしたね。


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