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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:ドラッグデリバリー

7年前 英文論文に取り組んでいました

7年前の記事。

休診日の昨日は、湘南片瀬の作業場で英文論文に取り組んでいました。

英文論文を書くには様々な方法があると思うのですが、僕はネイティブではないので、頭を日常と切り離し、英語で思考できないと集中して英論文は書けません。

論文

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/medical-healthcare/drugdelivery/post_9728/


4年前 今日も2社の英文雑誌から論文の原稿依頼

4年前。フラクショナルレーザー機器を物理的なデバイスに、リポソームを化学的な器質に利用してドラッグデリバリーを行うという、僕の論文が注目を浴びているようで、今日も2社の英文雑誌からの次期論文の原稿依頼が来ました。1つは痛みと麻酔についての国際誌、もう一つは薬剤導入傷害や代謝傷害による酸化ストレス障害についての専門誌です。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/medical-healthcare/drugdelivery/post_22344/


ドラッグデリバリー 生体内の非自己物質マテリアルについて

僕はレーザー医工学が専門ですが、薬学博士の研究対象はドラッグデリバリーでした。

毎月送られてくるこの専門誌ですが、本号は生体内の非自己物質マテリアルについてでした。

新型コロナウイルスのワクチンのDDS担体にはPEGが使用されていて、この物質に対する抗体産生がアナフィラキシーを引き起こす一原因になっている事は報道で知っている人も多いと思いますが、ヒアルロン酸などの製剤にも使われているため、米国では既往歴に必ず注入治療などをした事があるか聞かれると思います。

また、シリコンバックを用いたインプラントを挿入した患者に悪性リンパ腫が発生する問題など、生体に入ったマテリアルとの共生問題についてまとまっていました。

生体の免疫は人工マテリアルを、非自己物質としてしっかりと認識しており、生体内で溶けないものも多いです。

本当に長期的な予後を想定予測して治療にあたらないければなりませんね。


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