フランスの学会EMAAで出会ったプロモイタリアという医薬品会社より招待を受けて、ナポリの本社で、メソセラピーのトレーニングを受けることになりました。
ナポリに二日間、ローマに一日滞在し、二人のドクターの指導を受けることになったのです。
イタリアの特にナポリは全く英語の通じない地域です。
道を聞くにも、イタリア語が全く分からず、困りました。
プロモイタリアのスタッフのうち数人は英語がしゃべれたので、助かりました。
プロモイタリアのスタッフたちと
ドクターバニーニは、気さくなイタリア人です。
ナポリ近郊でメソセラピーとカルボキシセラピーをもう20年近くやっています。
バニーニはイタリア語しかしゃべれないので、英語の通訳がつきました。
でも彼女の英語もイタリア語なまりなんですよね。
ブリティッシュの英語を聞いてきたばかりなので、最初は戸惑いました。
バニーニは患者をしっかりと診察して、いろいろと説明してくれます。
朝から夜遅くまで、患者を診ながらハードなトレーニングが続きました。
トレーニングを行った場所で、バニーニと患者さん、そして通訳さんと。
僕の撮った写真は女性のお腹やお顔に注射をしている写真ばかりなので、割愛しますが、この二日間に合計12人ぐらいの患者さんを集めてくれました。
2005年11月14日にホテルニューオータニ紀尾井町倶楽部でメソセラピー学会のサテライトが行われましたが、バニーニはこのときに日本に招待講演に来て、クリニックを訪問してくれました。
トレーニング最終日はローマです。
ナポリを朝早くに出発して、300km離れているローマに車で移動します。
雨だったのですが、途中バチカンに立ち寄りました。
サンピエトロ寺院の前で、写真だけ撮りました。
この寺院にも12年前に訪れたことがあります。
Dr.Forenzaのオフィスはビルの中にあります。
もう20年以上もアンチエイジング医療を続けています。
若いときにアメリカ留学をしていたときがあったそうで、流暢な英語をしゃべります。
顔の中にVITAJALという総合ビタミンとすべてのアミノ酸が含まれたエキスを注射しています。
アミノ酸は皮下にあるコラーゲンの原料になりますので、まさに若返りのエキスです。
化粧品業界は、より浸透効率の良い商材を開発する努力をしていますが、やっぱり注射して肌の中に入れてしまうのが手っ取り早いでしょうね。
Dr.Forenzaのオフィスでおいしいマティーニをご馳走になりました。
二人とも、ちょっと顔が赤いですね。
テーブルを見ていたら、Dr.Forenza の2005年のEMAAの参加証が出てきました。
ということは、たった2週間前に僕も彼女もお互いパリにいたのですね。(笑)
5日間滞在したナポリのホテルともお別れです。