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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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シネロン・リーダーシップ・アカデミー その2

今日は会場でプレゼンテーションです。

昨日のディナーパーティーと同じ会場でしたが、大きなスクリーンが即席で置かれ、学会会場に早変わりしました。朝から多くのプレゼンで、新しい照射方法の検討やクリニックのマーケティング、プレゼンテーションの効果的なジェスチャーの仕方、患者さんの写真の撮り方など、専門家を呼んで興味深い話を聞くことができました。

発表しているところの写真を撮ってもらったのですが、ちょうど昼間で逆光になってしまいました。僕は日本人女性が美白にとても興味を持っていること、そして、シネロンのSAやSRAと言った光治療器がとても効果的だったことを症例を加えて話しました。

今日も晴天で、こちら、ゴールデンゲートブリッジ。

サンフランシスコの街並が綺麗に見えます。

 

 


シネロン・リーダーシップ・アカデミー

今回サンフランシスコに来た一番大きな理由は、オーロラやポラリス、ギャラクシー、最近ではE-MAXなどの製造会社として知られるシネロン社からの招待講演です。

この学会はSyneron Leadership Academy と呼ばれる学会で、今回合計6名=アメリカから3名・海外から3名のドクターが招待され、3日間にわたってアメリカのドクターに対して、様々なトレーニングを行うというもの。

僕は栄えあるその3名の海外からの招待講演演者に選ばれ、ここに来たというわけです。若輩者にこんなチャンスを与えて頂き、ほんとにありがたいですね。

会場は、サンフランシスコ有数の超高級ホテルである「Fairmont」。一般に参加するドクターは、なんと参加費5000ドルも支払っているとか。日本円に換算すると、60万円ですよ。これには僕もびっくりしました。演者としては嬉しいようなプレッシャーのような。

サンフランシスコの丘の上にあるホテルからの景色はこの通り絶景です。

以前経営していたクリニックから数えると、僕自身は合計10台以上のシネロンの機械をここまでに使ってきたことになります。オーロラ4台。ポラリス2台、コメット1台、オーロラプロ1台、ギャラクシー1台。そしてクリニックFで導入したE-MAX。日本でシネロンの機械を最も知るユーザーの一人ということになるのかもしれません。

初日はディナーパーティーでした。約60名のドクターたちと会食です。話題はいろいろ。盛り上がりましたよ。

この会場は丘の上に建つFairmontホテルの30階で行われたので、窓から見える夕日がとても綺麗でした。

 

今日はサンフランシスコには珍しい晴天で、ゴールデンゲートブリッジに沈む夕日には、皆思わず息を呑んでいました。明日も頑張ろう、と思える光景でした。素晴らしかったですよ。


フラクセルの本社

せっかくシリコンバレーに来たので、フラクセルの本社=リライアントに行ってきました。

リライアントには昨年のAADの時にも来ましたが、元ネットスケープ社のビルを本社として使っていて、とても綺麗なところです。

こういったところで僕も研究が出来たらいいだろうなとつい思ってしまいました。近くにGoogleの本社も。

見学させてもらいました。組織を取れる研究所や、フラクセルの組立工場、さらにフラクセル専門のクリニックも併設されていました。その設備のすごさには驚きましたよ。まさにレーザーの本場アメリカ!というかんじでした。

リライアント社のCEOとも話すことが出来て、新しい機械についてちょっとした情報を聞くことが出来ました。

残念ながらここではまだ書けませんが、新フラクセルはアファームと並んで、素晴らしい市場を開拓することを確信しました。ダウンタイムが多少あっても、肌を画期的に変えることができる、「ミニマムアブレイティブ」という新しい概念をここから両社が提案していくのです。


スタンフォード、ハーバード アメリカの大学とライセンスの問題

 

今回スタンフォードで様々な話を聞いた中で、ライセンスの問題が非常に興味深かったので、お話しましょう。それは、スタンフォードで開発された特許や製品はすべてスタンフォードに帰属し、それを使用するためには、スタンフォード大学近くのライセンシングセンターに行って話をしなければならないと言うのです。

アメリカの大学では、このようなしきたりが一般的なのだということです。そういえばハーバード大学に留学した同期がいるのですが、彼も大学ですごい発明をしたのに、すべて大学の権利としてとられてしまったと言っていましたっけ。

でも、そんな環境の中でも新しい美白剤の開発に関する話は順調に進みそうなかんじで、このまま行けば来年には全く新しい化粧品がデビューできる・・・かな? ひとつの化粧品を日本でデビューさせるには、ライセンスの問題だけでなく様々な苦労がつきものですからまだ楽観はできませんが、取り扱いができるのが確実に見えてきたらまたこのブログでアップするようにします。

Dr.ハンタッシュ

スタンフォードの形成外科医のドクターハンタッシュが、ハイドロキノンに代わる新しい美白剤のペプタイドを研究しているという情報を得てお会いしてきました。

ハイドロキノンは肌の表皮の基底層でメラニンを精製する過程の、チロシナーゼ阻害剤ですが、強力な美白剤として知られてきました。しかしながら、この薬は近いうちに米国FDAで禁止されることが分かったのです。

SF

スタンフォード近くのヒルトンで食事をしました。彼は五つものハイドロキノンに代わる新しいペプチドを研究し、見つけているのです。


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