さてフェリーに乗った後は午後のミーティングのために、再び地下鉄に乗ってミッドタウンに戻らなければなりません。午前中だけでもかなり色々な所に行くことが出来て、大満足。
これも時差ぼけのおかげですね(笑)。
地図を片手に街を歩いていくと、ブライアント・パークが。
ふと空を見上げると、エンパイヤステートビル。今の「新国際学会周遊記」ブログ背表紙と同じ風景が見えます。
写真を撮ってもらいました。
さてフェリーに乗った後は午後のミーティングのために、再び地下鉄に乗ってミッドタウンに戻らなければなりません。午前中だけでもかなり色々な所に行くことが出来て、大満足。
これも時差ぼけのおかげですね(笑)。
地図を片手に街を歩いていくと、ブライアント・パークが。
ふと空を見上げると、エンパイヤステートビル。今の「新国際学会周遊記」ブログ背表紙と同じ風景が見えます。
写真を撮ってもらいました。
ウォール街をさらに地下鉄で南下すると、バッテリーパークがあり、近くにヘリコプター乗り場があります。
「ヘリコプターに乗って上空から自由の女神を一度見てみたい」
と思っていたのですが、あいにく大統領の予定にあわせその日は閉鎖しているとのこと。
バッテリーパークに引き返し、フェリーに乗ることにしました。リバティ・フェリーと呼ばれる自由の女神島に行くフェリーだと有料なのですが、このオレンジ色のスタテン島行きのフェリーだと、なんと無料なのです。
公共交通機関なのでガイドもつかず、ただ小1時間かけてスタテン島を往復するだけなのですが、自由の女神の正面を通るのでお得感も十分。
海からマンハッタン島に近づいていく風景には、なぜか胸に込み上げてくるものがありました。
こうして船の上に立ってみると、その昔ヨーロッパからNYにやってきた移民たちの気持ちが、なんとなくわかるような気がしてしまうんですよね。
聞けば、スタテン島フェリーは2005年に100周年を迎え、ホワイトホール・ターミナル、スタテン島セント・ジョージ・ターミナルどちらも記念に改装されたのだそうです。確かにトイレなど設備もまだ新しく綺麗でした。
ターミナルにはラブラドール・レトリバー犬と共に警備の人が。
マンハッタンではこの黒や焦げ茶のラブを様々な場所で見かけました。
地下鉄で南下し、到着したのは、ロウアーマンハッタンにあるWall Streetウォール街です。NYSEニューヨーク証券取引所を一度見てみたかったのですよね。
アメリカで最も大きな証券取引所NYSEは、1903年にジョージ・B・ボストによって建てられ、正面はまるで古代ギリシャ神殿のようです。そして写真でわかるでしょうか、大きなアメリカ国旗が。
ここが世界金融の中心地なのだな、と実感できる存在感です。
ウォールストリートは、マンハッタンに初めて入植したオランダ人が、ネイティブアメリカンやイギリス人からの攻撃を防ぐ為に築いた、ハドソン・リバーからイーストリバーまで連なる丸太の防壁=「ウォール」から、その名前がついたとされています。
ふたつの川とアッパー湾に囲まれて、気持ちよい風が吹き抜けていました。
この日の為替は1ドル99円。帰国時は97円でした。
アメリカ経済は今後どうなっていくのでしょうか。
今回はLEDの開発会社と打ち合わせがひとつあり、そのための出張だったのですが、宿をヒルトンに取りました。ここはMoMA(ニューヨーク近代美術館)のほぼ目の前に位置しているのです。
今まではニューヨークに行く機会があっても観光する時間がほとんどなかったので、今回こそは駆け足でいいから一度MoMAを見てみたかったんですよね。
セントラルパークから五番街を南下して、すこし西に入るとMoMAがあります。
広々とした空間に、NYの街並みと共に見える中庭です。
ミッドタウンの真ん中にあるので、マンハッタンにいればどこからでもアクセスが楽なことが今回よくわかりました。ちょっとした空時間にいけますね。これならもっと前に寄ってみれば良かった。
MoMAの展示物は、前衛的で、こんな表現方法があったのか!!と驚くものばかりです。右脳にとてもいい刺激を得られますね。
有名なマリリンモンローの絵です。
ピカソの「アヴィニョンの娘たち」です。
娼婦の館を題材にした絵ですが、少女たちの表情や、絵の構成など、とても練られて作られているのですね。しばらく立ち止まって見惚れてしまいました。
小一時間ほど贅沢な時間を過ごさせてもらったあとは、もうひとつ今回どうしてもやってみたかったことが・・・。
地下鉄で移動します。
時差ぼけで早朝に目が覚めます。午後一番で予定しているミーティングの前に、朝食と散歩方々街を歩きました。
NYに来るとこの街歩きが楽しいんですよね。
NYの五番街はマディソンアベニューと並んでメインストリートともいえます。いつかこんな場所にクリニックを出せたらな・・・と行くたびに思いますよ。
大きなアップルがありました。
アルマーニも5番街店を改装するのですね。
NY発で大人気のカジュアルファッションブランド、アバクロ=Abercrombie&Fitch(アバクロンビー&フィッチ)です。
元々はアウトドア関連用品を扱うスポーツショップとして1892年に創業。あのヘミングウェイもこの店で釣り道具を買ったとされています。
その後オーナーが変わり、カジュアルファッションブランドとして、アメリカ国内でも絶大な人気を誇っているのだそうです。
写真でわかるとおり、この店は外からは中がまったく見えません。どんな店で何を売っているのか中に入らないとわからないのです。
これも戦略のひとつなのでしょうね。
午前中からすごい人で、試しに中に入ってみました。
一歩入ると、とにかくBGMがものすごい音量! ちょっとした“クラブ”状態です。Pet Shop Boysの「Go West」やBlack Boxの「Ride on Time」「Everybody Everybody」など僕の世代にも懐かしい音楽が大音量で流れていましたよ。
この音に押されるようにして、皆買ってしまうんでしょうか。
地下1階から3階まであるのですが、ポロシャツやTシャツが確かに手頃な値段でよく出来ている。大人でも着られる物がけっこうあって、父と息子親子で来ているアメリカ人もいました。日本人はいませんでしたね。
ゴルフ用に2~3僕もポロシャツとTシャツを購入しました。ポロシャツが1枚50ドル弱、Tシャツが1枚20ドル前後でした。
アバクロの日本への上陸は延び延びになりながらも、来年末あたりに銀座への出店が噂されているようです。
ブランド戦略としても、勉強になりました。