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パークアヴェニューで最も有名な美肌クリニック

米国キュテラ社クリスの計らいで、今回ニューヨーク パークアヴェニューにある、Dr.Sadickのクリニックを訪問させていただきました。

彼のクリニックはNYでも最も有名なレーザー皮膚・形成外科クリニックのひとつです。Sadick医師は、あのクリスチャンディオールの化粧品アドバイザーでもあるとのこと。

クリニックの中に入ると、このように綺麗な待合室にたくさんの患者さんがいます。男性と女性が半々ぐらいの割合でいるのは、アメリカならではというところでしょうか。

壁には彼の開発したドクターズコスメが並んでいます。

ニューヨークシティのアッパーウエストと言えば、まさに高級住宅街。美容レーザークリニックは数多く存在しています。その中で多くの患者さんに選択され、クリニックとして勝ち残っていけるのは、彼に特別な才能があるのだと言う以外はありません。

サディック医師と写真を撮りましたが、おそらく50代にもかかわらず、肌も歯もピカピカと光り輝いています。

僕も見習わなければなりませんね(笑)。

ところで、NYCで最先端の治療を行うクリニックをマネジメントしているサディック医師。

今回、彼が選択して所有しているレーザー機器を見せていただきましたが、クリニックFにあるレーザー/光治療器の布陣とほとんど同じものでした。ほんと、不思議なぐらい。

以前にも何度か書いていますが、レーザーは一台買うのに高級外車一台分の費用がかかります。厚生労働省の認可に時間がかかるため、最新型のレーザーを購入しようと思うと、医者個人が「個人輸入」の形をとるしかない。日本では原則としてリースも利きません。

また、日本では株式会社によるクリニック経営が認められていないので、出資を募るわけにもいきません。購入資金は医者がひとりでなんとか賄うしかないのです。そういう意味で、レーザーを扱うクリニックの院長を務める日本の医師は多分皆、一台治療器を購入する度に、ギャンブルをしているような気持ちになるのだと思います。

「こんな高額な機器を買ってしまって、本当にやっていけるのだろうか?」

と相当悩みますし、似たような効果を謳う機器の中からひとつだけを選ぶことに対して、勇気もいるのです。

同業者のクリニックに行って機器のラインアップと内装を見れば、どんな性格の方なのか、大抵わかりますよ(笑)。ゴルフと一緒ですね。

話はすこし逸れましたが、こうした背景があるので、海外の著名なドクターや自分の大先輩にあたるサディック先生のような医師が、自分と全く同じ機器を取り揃えておられるのを見ると、とても嬉しくなってしまうのです。

自分の選択が間違ってなかった、と思うんですよね。

レーザーについてのより詳しい話は、また明日のブログで書きますね。


Dr.Sadickと

 

米国キュテラ社クリスの計らいで、今回ニューヨーク パークアヴェニューにある、Dr.Sadickのクリニックを訪問させていただきました。

彼のクリニックはNYでも最も有名なレーザー皮膚・形成外科クリニックのひとつです。Sadick医師は、あのクリスチャンディオールの化粧品アドバイザーでもあるとのこと。

クリニックの中に入ると、このように綺麗な待合室にたくさんの患者さんがいます。男性と女性が半々ぐらいの割合でいるのは、アメリカならではというところでしょうか。

壁には彼の開発したドクターズコスメが並んでいます。

ニューヨークシティのアッパーウエストと言えば、まさに高級住宅街。美容レーザークリニックは数多く存在しています。その中で多くの患者さんに選択され、クリニックとして勝ち残っていけるのは、彼に特別な才能があるのだと言う以外はありません。

サディック医師と写真を撮りましたが、おそらく50歳代にもかかわらず、肌も歯もピカピカと光り輝いています。

僕も見習わなければなりませんね(笑)。

ところで、NYCで最先端の治療を行うクリニックをマネジメントしているサディック医師。

今回、彼が選択して所有しているレーザー機器を見せていただきましたが、クリニックFにあるレーザー/光治療器の布陣とほとんど同じものでした。ほんと、不思議なぐらい。

以前にも何度か書いていますが、レーザーは一台買うのに高級外車一台分の費用がかかります。厚生労働省の認可に時間がかかるため、最新型のレーザーを購入しようと思うと、医者個人が「個人輸入」の形をとるしかない。日本では原則としてリースも利きません。

また、日本では株式会社によるクリニック経営が認められていないので、出資を募るわけにもいきません。購入資金は医者がひとりでなんとか賄うしかないのです。そういう意味で、レーザーを扱うクリニックの院長を務める日本の医師は多分皆、一台治療器を購入する度に、ギャンブルをしているような気持ちになるのだと思います。

「こんな高額な機器を買ってしまって、本当にやっていけるのだろうか?」

と相当悩みますし、似たような効果を謳う機器の中からひとつだけを選ぶことに対して、勇気もいるのです。

同業者のクリニックに行って機器のラインアップと内装を見れば、どんな性格の方なのか、大抵わかりますよ(笑)。ゴルフと一緒ですね。

話はすこし逸れましたが、こうした背景があるので、海外の著名なドクターや自分の大先輩にあたるサディック先生のような医師が、自分と全く同じ機器を取り揃えておられるのを見ると、とても嬉しくなってしまうのです。

自分の選択が間違ってなかった、と思うんですよね。

 


米国CUTERA社NEW YORK担当のChris Huppeと

タイタン、パール、ジェネシス、ライムライト、アキュチップ・・・などのレーザー/光機器で知られる米国CUTERA社。

1998年にアメリカ カリフォルニア州はサンフランシスコ近くにある、ブリスベンで創立されたこの会社。今年でちょうど丸10年を迎えたことになります。

日本の美容医療業界でキュテラの名前が一躍有名になったのは、

「痛くないサーマクール」

として世界的に話題になったタイタンの登場によってでした。

たるみを引き上げるスキンタイトニングの機器としては、今でもサーマクールと並ぶ2トップの座を他に譲ることはありません。顔だけでなく、二の腕や腹部の引き締めにも欧米ではよく使われている機械です。

クリニックFでも、タイタンはもちろんですが、今年はパールが最も患者さんから反響の大きかった機器のひとつでした。女性の「変身願望」をわかりやすく短期間で実現させてくれる機器だったということでしょう。

CUTERA社のスタッフの方々には、日頃から僕も大変お世話になっています。

個人的にCUTERA製品の最も好きなポイントは、その色使いとデザイン性かもしれません。ロゴの色にもなっているグリーンは、西洋と東洋のちょうど中間くらいの絶妙な淡さを出していますし、ロゴデザインもこの業界では珍しくフェミニンです。

機器やハンドピースも、デザインとユーザビリティどちらもこだわって作ろうとしていることが伺えます。

そして、今回のNY出張では、米国キュテラ社NEW YORK担当のChris Huppeにお世話になりました。

ものすごく寒くて、北風が強かったこの日のニューヨーク。

カルフォルニア州に本社のある米国CUTERA社は、全米全土に40名ほどのセールスピープルがいるそうです。

そのうち、ニューヨークをカバーしているのは、なんとたった2人なのだとか。

世界でも最先端のこの巨大美容医療都市を、二人だけで回り開拓しているのかと思うと驚きました。

ニューヨーク市内にCUTERAのオフィスはなく、業務スタイルも完全フレックス。自宅で出来る作業は自宅でし、アポイントがあるときのみ、それに応じてクリニックや関係施設を回る・・・という、非常に合理的なやり方をとっているのだそう。

アメリカらしいですよね。

彼女はコネチカット州に住み、仕事があるときに車で片道2時間かけて、ニューヨーク市街までやってくるのです。翌日もアポがあれば市内で一泊し、終了後コネチカットにまた帰る。スケジュールを詰めるところにはぎっちり詰めて、休むところは休むというスタイルです。

CUTERA以前にはメドトロニックという心臓ペースメーカーの企業で働いていたとのこと。ペースメーカーも一大市場となっていますが、それでも転職に踏み切ったのは、CUTERAの

「トップとの間の風通しが非常によく、また働きやすい仕組みになっている。仕事のスケジュールを自分でコントロールしやすく、家族を持ちながら働く女性にも理解がある」

ところだ、と言っていました。

そんな彼女はなんと前四半期で、キュテラ社全米一の売り上げをあげて表彰されたのだとか。非常に細かいところに気配りのきく、素敵な女性でした。

ちょうど14歳になるお嬢さんが、クラシックバレエをもう10年も習っていて、今は自宅から離れた、バレエなどパフォーマンスやアート専門のボーディングスクールに寄宿しているとのこと。彼女がハンドルを握るレクサスの車内では、その話題で盛り上がりましたよ。

「一年に9回も“くるみ割り人形”を観ているのは、私ぐらいじゃないかしら(笑)」

と楽しそうに言っていました。クリスマスホリディで久しぶりにお嬢さんが家に帰ってくる、と嬉しそうでしたね。

そして、案内してもらったのが、パークアヴェニューを北上した写真の場所。

ある有名なドクターのクリニックなのです。


CUTERA社の敏腕SP

タイタン、パール、ジェネシス、ライムライト、アキュチップ・・・などのレーザー/光機器で知られる米国CUTERA社。

1998年にアメリカ カリフォルニア州はサンフランシスコ近くにある、ブリスベンで創立されたこの会社。今年でちょうど丸10年を迎えたことになります。

日本の美容医療業界でキュテラの名前が一躍有名になったのは、

「痛くないサーマクール」

として世界的に話題になったタイタンの登場によってでした。

たるみを引き上げるスキンタイトニングの機器としては、今でもサーマクールと並ぶ2トップの座を他に譲ることはありません。顔だけでなく、二の腕や腹部の引き締めにも欧米ではよく使われている機械です。

クリニックFでも、タイタンはもちろんですが、今年はパールが最も患者さんから反響の大きかった機器のひとつでした。女性の「変身願望」をわかりやすく短期間で実現させてくれる機器だったということでしょう。

CUTERA社のスタッフの方々には、日頃から僕も大変お世話になっています。

個人的にCUTERA製品の最も好きなポイントは、その色使いとデザイン性かもしれません。ロゴの色にもなっているグリーンは、西洋と東洋のちょうど中間くらいの絶妙な淡さを出していますし、ロゴデザインもこの業界では珍しくフェミニンです。

機器やハンドピースも、デザインとユーザビリティどちらもこだわって作ろうとしていることが伺えます。

そして、今回のNY出張では、米国キュテラ社NEW YORK担当のChris Huppeにお世話になりました。

ものすごく寒くて、北風が強かったこの日のニューヨーク。

カルフォルニア州に本社のある米国CUTERA社は、全米全土に40名ほどのセールスピープルがいるそうです。

そのうち、ニューヨークをカバーしているのは、なんとたった2人なのだとか。

世界でも最先端のこの巨大美容医療都市を、二人だけで回り開拓しているのかと思うと驚きました。

ニューヨーク市内にCUTERAのオフィスはなく、業務スタイルも完全フレックス。自宅で出来る作業は自宅でし、アポイントがあるときのみ、それに応じてクリニックや関係施設を回る・・・という、非常に合理的なやり方をとっているのだそう。

アメリカらしいですよね。

彼女はコネチカット州に住み、仕事があるときに車で片道2時間かけて、ニューヨーク市街までやってくるのです。翌日もアポがあれば市内で一泊し、終了後コネチカットにまた帰る。スケジュールを詰めるところにはぎっちり詰めて、休むところは休むというスタイルです。

CUTERA以前にはメドトロニックという心臓ペースメーカーの企業で働いていたとのこと。ペースメーカーも一大市場となっていますが、それでも転職に踏み切ったのは、CUTERAの

「トップとの間の風通しが非常によく、また働きやすい仕組みになっている。仕事のスケジュールを自分でコントロールしやすく、家族を持ちながら働く女性にも理解がある」

ところだ、と言っていました。

そんな彼女はなんと前四半期で、キュテラ社全米一の売り上げをあげて表彰されたのだとか。非常に細かいところに気配りのきく、素敵な女性でした。

ちょうど14歳になるお嬢さんが、クラシックバレエをもう10年も習っていて、今は自宅から離れた、バレエなどパフォーマンスやアート専門のボーディングスクールに寄宿しているとのこと。彼女がハンドルを握るレクサスの車内では、その話題で盛り上がりましたよ。

「一年に9回も“くるみ割り人形”を観ているのは、私ぐらいじゃないかしら(笑)」

と楽しそうに言っていました。クリスマスホリディで久しぶりにお嬢さんが家に帰ってくる、と嬉しそうでしたね。

そして、案内してもらったのが、パークアヴェニューを北上した写真の場所。

ある有名なドクターのクリニックなのです。


今年最後のアメリカ出張

12月のアメリカには、多くの美容/医療関係者が集まります。

場所は、ラスヴェガス。ここで毎年「A4M」と呼ばれる学会の大きなイベントがあるのです。

A4MとはThe American Academy of Anti-Aging Medicine の略で、その名のとおり、アンチエイジング業界の大きなお祭り。ホルモン補填療法や抗酸化療法、エステティック関係、サプリメント、美容機器、化粧品関係などなどの関係者がずらっと集まり、朝から様々な発表や展示がなされます。

もう今年で16回目。A4Mに乗じて、クリスマスショッピングやカジノ、ショウに興じている全米各地のドクターや関係者と街のあちこちですれ違う、一年に一度の華やかなイベントなのです。

以前、この季節にラスベガスの街を歩いていたら、偶然イタリアの知り合いで、メソセラピー専門のドクターにばったり会ったこともありましたっけ。

僕も

「今年はA4Mに行こうかな」

と思いつつ、ちょうど同じ時期に反対側のニューヨークでいくつか魅力的な仕事があり、最後の最後まで迷った末

「やっぱりニューヨークに行こう」

と、JFK空港に向かってしまいました(苦笑)。

実はレーザー関係者はあまりA4Mには興味がないのか、集まりが毎年よくありません。そもそもレーザー企業の展示や発表がA4Mでは少ないのです。ASLMSやAAD、EADVの方が、レーザー関係者にとっては重要なんですよね。

ニューヨークは今年3度目となります。

クリスマスイルミネーションのNY。

ほら。ロックフェラーセンターの前が大きなクリスマスツリーの下、スケートリンクになります。

本当に綺麗でしたよ。


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