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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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パリの移動式観覧車

毎晩このコンコルド広場の移動式観覧車を見ているうちに、どうしても乗りたくなってしまい(笑)、パリ最終日の朝に行ってきました。

というのも、パリの街には建築物の高さ制限があり、さらに遊覧飛行なども禁止されているので、高い位置からパリの街を見るのは実は難しいのです。

僕は航空機に乗るばかりではなくて、自分でセスナの免許を取得するぐらい、高いところが好きで、こうした機会は絶好のチャンス。

列に並んで観覧車がくるのを待ちます。ちなみにチケットは10ユーロ。

いよいよ搭乗。

どんどん上昇していきます。

思ったより高い位置まで行くようです。

このとおり、コンコルド広場のオベリスクを下に見て、シャンゼリゼ通りから凱旋門。

さらには学会が行われているポルトマイヨのコンベンションセンターまでが見渡せます。

同乗者は、フランス人のおとうさんと女の子。

ニットの帽子にハロー・キティがついていますね。

パリでは、背中に大きなキティのいる革ジャンを着た大人の女性とか、マフラーやバッグにキティがついている人とか何人も見かけました。

この手のものに疎い僕でもわかるくらいなので、たぶんかなりキティ人気が高いのだと思います。

さて、観覧車。

回る速度が結構速く、一周ではなく3周して止まりました。時間にして15分ぐらい乗っていたと思いますが、思ったよりもはるかに楽しかったですよ。冬場パリに行かれる際にはおすすめです。


観覧車に乗った後は、表の出店でクレープを買いました。ハムとチーズが入ったそば粉のクレープ。

こんな寒い日には最高。熱々で旨かったです。

観覧車の目の前の、チュイルリー公園も雪で埋まっていましたが、雪の積もる日がパリでも珍しいのか、散歩をしている人がたくさんいましたよ。


オペラ・ガルニエ

オペラ・ガルニエ。


パリに来るたびに、ここでオペラかバレエを観ようとするのですが、今まで実現したことがありません。

今回もIMCAS会期中には、残念ながら公演がありませんでした。

でも、ここは僕が世界で最も好きな場所のひとつ。今回も8ユーロ払って、行ってきました。

お目当てのひとつは、天井画です。

キャノンの一眼レフを持参して、広角レンズで撮影してみましたが、どうでしょう? 迫力が伝わりますか?

以前のブログでも話をしましたが、パリのオペラ座の天井画となっているシャガールの絵が、僕は本当に大好きなのです。

そうそう、僕のブログは飛行機の写真と、劇場の天井画やシャンデリアの写真が多い、とよく言われるているのですが(苦笑)

考えてみればこのオペラ座の天井が僕にとってはとてもインパクトがあって、それ以来天井がどこに行ってもついつい気になってしまって、写真を撮るようになったのかもしれません。

舞台上では、ちょうど次回の公演の舞台が製作されていましたよ。

 


セーヌ川沿いの街並み

日曜日。パリの街はとても静か。お店はほとんどが閉まってしまいます。

日曜日に開いている店の多い、マレ地区のフラン・ブルジョワ通りから、サンルイ島、そしてシテ島まで歩いてみました。

シテ島から対岸に向かう橋を渡ると、

雪のセーヌ川沿いを走っている人がいました。

この橋から振り向くと、ノートルダム寺院の絶好の写真スポットになります。

ここでなければ、ノートルダム寺院の全貌はなかなか撮れないんですよね。

このあたりは、僕が好きなパリの風景のひとつ。

寒い日でしたがが、セーヌ川沿いにはいつものように、たくさんの出店が出ていましたよ。

 


シャンゼリゼ劇場

もうひとつ、僕の「散歩道」沿いにある好きな場所をご紹介しましょう。

パリ8区にあるシャンゼリゼ劇場です。

ここは、アヴェニューモンテーニュの南西端に位置する場所にある劇場です。

フランス国営放送の専属オーケストラとして活躍しているフランス国立管弦楽団の本拠地として有名ですよね。

この楽団は、過去にレナード・バーンスタインやロリン・マゼールがタクトを振ったのです。

この劇場は、1913年にオープンしました。

そして、その年にストラヴィンスキーの「春の祭典」が初めて演奏された場所でもあります。

そのあまりに前衛的な旋律に、当時は大騒ぎになったのだそうです。

以前のNYカーネギーホールでのブログでも書きましたが、「春の祭典」は僕にとっては思い入れの深い曲。

その演奏が初めてなされた劇場・・・ということで、毎回この道を通るだけで、ちょっとわくわくするのです。

いつも写真を撮るのをなぜか忘れてしまっていたのですが、今回は撮ってきましたよ。

ちょうど定期演奏会があったのでしょうか。たくさんの人が劇場に入ってゆくところでした。

僕はチケットがなかったので中には入れませんでしたが、表で演題をみると、偶然にもストラヴィンスキーの曲が演奏されることになっていました。


バカラ美術館

さて、再びパリ出張記です。

学会会場に近く、歩いても食べても楽しいパリ16区。

その中でひとつ好きな場所があります。

それがこのバカラ美術館。

メトロの駅から少し離れているのですが、散歩にもいいし、気分転換にも良い場所です。

もともと僕はバカラのクリスタルが昔からとても好きで、以前にもブログに書きましたが、いろいろなものを集めています。

雪の降った後のパリの街を歩いてゆきました。

入場料を払って中に入ると、バカラの歴史を語るクリスタルの数々が。

圧巻です。

毎回思わず見入ってしまいます。

バカラのシャンデリアなんて、何よりも目の保養ですよね。

ガラスの間もあります。

写真には撮りませんでしたが、トイレも豪華。

商品を買うこともできます。

この中にレストランがあって、毎回ここで食事をしたいなあ・・・と思いながら、まだ一度も叶っていません。

次回は来ることができたらいいですね。


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