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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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マイアミ最後の日

マイアミでの米国皮膚科学会(AAD)の最後の日は素晴らしい快晴に恵まれ、マイアミのイメージ通りの日でした。

車で会場に移動したのですが、周りの景色がまぶしいこと。

マイアミビーチの大通りです。

みな楽しんでいます。

クルーズシップも見えますね。

もともとマイアミはリタイアメントした富豪などが別荘を持ったり、長期滞在する街。

街を見てもフェラーリやランボルギーニー。

さらにはブガッティなどの超高級車が走っていました。

別荘は数十億円もするようですが、海沿いの別荘に停泊しているクルーザーだけでも、数ミリオンしそうな感じでしたよ。

すごいなあ。


米国皮膚科学会(AAD)僕の発表その3

学会4日目には、僕の3つ目の発表がありました。

この研究は、レーザー治療に対して、フラーレンを併用利用した際の効能のものです。

発表会場の前の掲示板に自分の名前があるのを確認します。

途中、質問をしてきた先生がいましたので、質問に答えます。

後に話してみると、この女医さんはブラジルの女医さんで、化粧品の作成にもかかわっているとのこと。

初日と二日目に発表した内容のプリントアウトも差し上げました。

喜んでいただけましたよ。


AADでの「フラーレン」販売VC60社のブース

多くの展示ブースがある中、三菱商事の子会社であるVC60社もブースを出していました。

山名社長と、共同研究者の伊藤さんと一緒です。

もう一人、中央にJMEC社の丸田社長室長がいますね。

そうです。このJMECの医薬化粧品である「PLUS RESTORE」シリーズにも、強力な抗酸化剤である、ラーレンが配合されているのです。

フラーレンは商材としては高価ですが、数多くの配合物質が毎年出てくる中、その確かな効能から確実にシェアを増やしていますね。

PVPフラーレン(ラジカルスポンジ)はメラノサイトの活性を抑制するため、美白効果でアルブチンやビタミンCを超える効能があることは、今回のAADで発表したばかりです。

物質としては強力な紫外線保護効果も持っているため、日焼け止めなどにも配合されますね。

また、その優れた抗酸化作用から、ハイドロキノン(HQ)や、APPSなどのビタミンC誘導体との併用で、それらの薬の効用が上がるのです。

クリニックFの外用剤ラインナップにも配合されていますし、僕が注目する配合物質の一つです。

今年は、AADでは、フラーレン関連で3つも演題が通っていますので、

「発表演題を見たよ!!」

と立ち止まってくれる医師たちも多かったようです。

嬉しいですね。


フロリダキーズからセブンマイルブリッジへ

「フロリダキーズ」とは、フロリダ半島最南端から西に向かって、アメリカ最南端の町、キーウェストまで点々と続くサンゴ礁の島々のこと。

ここでは約50の小島が43の橋で結ばれているのです。

島々を結ぶ国道一号線US-1 オーバーシーズハイウェイ。

根元からキーラーゴ、アイラモラーダ、そしてマラソンという町がありますがその先に、「セブンマイルブリッジ」と呼ばれる約10kmの長さの橋があるのです。

日本では何度もTVコマーシャルなどで使われているので、ご存知の人も多いはず。

エバーグレーズから約2時間ひたすら走り続け、やってきました。

セブンマイルブリッジはこんな場所です。写真で伝わるでしょうか?

途中停車はできません。でも、自分のハンドルで走ってみたかった場所の一つです。

橋を渡った先の小さなビーチで降りてみました。

遠浅の海で、フライフィッシングを楽しんでいる人もいます。

とても素晴らしいところでした。

この先、キーウェストを目指すか考えました。

ノーベル賞&ピュリッツァー賞作家のアーネスト・ヘミングウェイが、「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」などの全作品の7割をキーウェストで書いたことで、この場所は有名ですよね。

ヘミングウェイは船を持ち、彼の著作「老人と海」のように、ここでカジキ釣りを楽しんだのだそう。

ぜひ訪れてみたかったのですが、ここからさらに約1時間ぐらいかかるといいます。

それでは夜の会食に間に合いません。

残念ながら引き返すことにしました。

帰りもセブンマイルブリッジは素晴らしい景色でしたよ。

そして、ちょうどマイアミの街に帰り着くころ、地平線に太陽が消えてゆきました。


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