「フロリダキーズ」とは、フロリダ半島最南端から西に向かって、アメリカ最南端の町、キーウェストまで点々と続くサンゴ礁の島々のこと。
ここでは約50の小島が43の橋で結ばれているのです。
島々を結ぶ国道一号線US-1 オーバーシーズハイウェイ。
根元からキーラーゴ、アイラモラーダ、そしてマラソンという町がありますがその先に、「セブンマイルブリッジ」と呼ばれる約10kmの長さの橋があるのです。
日本では何度もTVコマーシャルなどで使われているので、ご存知の人も多いはず。
エバーグレーズから約2時間ひたすら走り続け、やってきました。
セブンマイルブリッジはこんな場所です。写真で伝わるでしょうか?
途中停車はできません。でも、自分のハンドルで走ってみたかった場所の一つです。
橋を渡った先の小さなビーチで降りてみました。
遠浅の海で、フライフィッシングを楽しんでいる人もいます。
とても素晴らしいところでした。
この先、キーウェストを目指すか考えました。
ノーベル賞&ピュリッツァー賞作家のアーネスト・ヘミングウェイが、「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」などの全作品の7割をキーウェストで書いたことで、この場所は有名ですよね。
ヘミングウェイは船を持ち、彼の著作「老人と海」のように、ここでカジキ釣りを楽しんだのだそう。
ぜひ訪れてみたかったのですが、ここからさらに約1時間ぐらいかかるといいます。
それでは夜の会食に間に合いません。
残念ながら引き返すことにしました。
帰りもセブンマイルブリッジは素晴らしい景色でしたよ。
そして、ちょうどマイアミの街に帰り着くころ、地平線に太陽が消えてゆきました。