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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ガブリエル・モジェイ来訪

今日は週明けの月曜日ということもあって、朝から晩までばたばたでブログのアップがなかなかできませんでしたが、診療前に朝一番で来てくれたのが、彼です。

イギリスのプロフェッショナル・アロマセラピスト 今回が初来日のガブリエル・モジェイです。

週末にカンファレンスを終わらせ、明日の帰国前に寄ってくれました。

もともとの東洋医学と鍼灸のバックグラウンドを元に、アロマセラピーの分野で大変興味深い臨床データをもっている彼。

話も盛り上がりましたよ。

偶然にも僕の生まれ育った鎌倉へこれから観光に行く予定だ、ということだったので、僕のお気に入りのお寺の報国寺を紹介しました。

 


2010年ヨーロッパ皮膚科学会雑感

プログラムをもらうと、気になった講演を幾つか拾って聴きに行きます。

こちらは現在市場にあるフィラーの比較検討発表でした。

レスチレン、パーレインなどのここスウェーデンQ-MED社の商材。

ジュビダーム、エセリス、レディエッセなどの、新しく最近評価の高い商材。

世界的に広く使用されるヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトのフィラー。

米国レーザー医学会(ASLMS)でも常連のスピーカーであるテネシー州NashvilleのMichel Gold先生のこの発表が非常に参考になりました。

最新レーザー機器の治療発表が続くアメリカの学会と違って、ヨーロッパの学会はさまざまな手法を工夫して使用するという発表が多く、ボトックスとディープケミカルピーリングの併用療法なども紹介されていましたね。

ピーリング系の施術は、東洋人と西洋人では肌が違いますので、そのまま応用することはできませんが、治療方法としては非常に参考になりました。

いつもの通り、企業展示会場に入って雑感をつかみます。

ポスターセッションの場所もあります。

ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の参加は、もう早くも10回目となりますが、今年のポスターセッションでは、レーザーの演題が例年よりも多かったように思いましたよ。

ここ数年で変化があるなと思うのは電子媒体のポスター(ePoster)を採用する学会が増えてきたこと。

今回もこのようなコンピューターが並んだ場所があり、ドクターがPC上の発表演題を観ていました。

レーザー会社のブースも写真も撮ってきたので、それは次のブログに載せますね。


ヨーロッパ皮膚科学会2010学会会場へ

高速バスで、イェーテボリ空港から市内までは約25分です。

のどかな風景が広がっています。

だんだん街中に入って行き、バスを降りました。

少し歩くと、学会会場が見えてきましたよ。

EADV(ヨーロッパ皮膚科学会)の旗が見えてきました。

この通り、青い空の中に旗が際立ちます。

今年はこんな会場ですね。

会場でレジストレーションを済ませ、コングレスバックと名札をもらいます。

ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)には、今までイギリス、フィンランド、ギリシャ、オーストリア、フランス、ルーマニア、ドイツ、クロアチアの開催でほとんど毎年参加、発表してきたので、今回のスウェーデンで既に10回目。10カ国目です。

学会の雰囲気は慣れたものです。


出張土産

帰国してから、また東京・四ツ谷で診療の日々を送っています。今日は土曜日ということもあって忙しかった! ずっと切れ目なく患者さんにいらして頂いていましたが、さきほど一段落。ここからまた夕方忙しくなりそうです。

写真は、今回の出張土産。マウリッツハイス美術館で購入したトレイです。患者さんへのお茶とお菓子用に今日からデビューしています。


航空機からみたブロッケン現象

さて、アムステルダムからイェーテボリに向かう時に見た珍しい現象についてお話しましょう。

翼を見て頂くと、わかる人はわかるでしょうか? この飛行機は、左側に向かって飛んでいます。

写真の真ん中あたりに注目してください。飛行機の影が映っているの見えますか?

もうすこし寄ってみましょう。進行方向と反対方向を向いて映っています。

さらに飛行機の影を、丸い虹が取り囲んでいるの、わかりますか?

これは“ブロッケン現象”という、ちょっと珍しい大気光学現象です。

小学校の時に、「ブロッケンの妖怪」というのを本で読んだことを思い出しました。

ちょうど体の背後から太陽などの光が差し込んで、影の部分に雲粒や霧粒があった時に虹の様な光が影を囲む現象で、雲の上に陽に照らされた自分の体が見える現象をいうのです。

ドイツのブロッケン山の山頂でよく見ることができて、自分の体が妖怪のように大きく見えるのでこの名がついたのだそうです。

珍しいので何枚も写真を撮ってしまいましたよ。


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