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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑨ ロシアでも村上春樹

さて、僕は今東京に戻り、四谷のクリニックFで診療を再開しましたが、このブログでは今月訪れたロシアとシンガポールのブログの続きを終わらせてしまいますね。

まずは、ロシア出張記の続きから。

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サンクトペテルブルグの街を歩いていると、見覚えのある本の表紙が見えます。

村上春樹著「IQ84」です。

こうして見つけると、嬉しくなりますね。

村上春樹の著作は高校生の時から読んでいます。

イスラエル文学賞を取った時に、熱いブログも書きました。

村上春樹の、特に翻訳の文章を読んでいると、日本語ってこれだけ表現の自由度が広いのだなあと感心するときがあります。

「グレートギャッツビー」や、「大きな木」は翻訳が違うだけで、まったく違う印象を受けました。

「IQ84」が、どのようなロシア語に訳されているのか、とても興味があるところですね。

 


IMCAS ASIA 2011 シンガポール② シンガポールより帰国しました

本日早朝、シンガポールより帰国しました。

赤道直下にあるシンガポールでしたが、夏至のシーズンは太陽が北回帰線上にあるので、日本のほうが太陽が高くなります。そのせいか日本よりもはるかに過ごしやすかったですね。

シンガポールはこの6年間。ほぼ毎年講演で来ています。

毎年新しい建物が建ってびっくりするのですが、今年の話題はなんといってもこれ。

ホテル マリーナベイサンズと、その屋上高さ55階に浮かぶ船です。

この「天空に船」という建築デザイン。

さらに階上は屋外プールという発想。

秀逸です。

残念ながらホテル宿泊者以外はこのプールでは泳げないそうで、写真だけで帰ってきました。

この建物については別のブログでふれますね。

昨晩の深夜便。

台風が直撃しているとの情報があったので、航空機ディレイを覚悟したのですが、無事、帰国できましたよ。今日はそのままクリニックFで診療を始めています。

今年は6月19日から7月20日にかけて、東京~チューリッヒ~ミラノ~フィレンツェ~パヴィア~フィレンツェ~チューリッヒ~東京~札幌~東京~モスクワ~サンクトペテルブルグ~モスクワ~東京~シンガポール~ジョホーバル(マレーシア)~シンガポール~東京・・・と、1ヵ月で地球を一周半以上した出張がこれで一段落しました。

明日木曜日は工学部大学院のレーザー研究室での実験日ですが、本日からは(木・日・休日が休診日の)通常診療に戻ります。

このひと月ばかり出張続きで、患者さんや関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたが、得られた知識をもとに、明日からのより良い診療に結び付けようと思います。

この国際学会周遊記でも、ロシアブログに引き続き、シンガポールで得られた情報をお知らせしますね。

 


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑧ サンクトペテルブルグの観光地といえば?

やっはり1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された上に建った、この血の上の救世主教会でしょうか?

インパクトありますよね。

2年前に来たときは中も見学したのですが、今回は時間がなく断念。

ホテルが近かったのもあり、毎日近くを通り見ていましたが、本当に奇怪な建物です。

ですが、見れば見るほど、装飾が緻密な計算のもとにつくられているのに気づくのです。

細かい装飾が素晴らしいですよね。

玉ねぎもそれぞれ形と色が違って不思議です。

滞在中の一番晴れた日に、セルフタイマーで写真を撮りました。

 


2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑦ フラーレン、ナノカーボン学会へ

この日はあまり天気が良くなかったのですが、学会会場に向かいます。

メトロのチケットを10枚買おうとすると、こんなコインを渡されました。

このコインを自動販売機のように改札に入れる仕組みなのです。

サンクトペテルブルグの地下鉄路線図。

2年前に比べて紫色の新しい路線が一本増えました。都市の景観もどんどん変化していますね。

駅名がロシア語で読めないので、とりあえず7つ目の駅で降りればよいことを確認。

地図を頼りに歩いてゆくと、大学の中が会場のようです。

学会のマークを確認し、とりあえず中に入ります。

大学施設に入るために自動改札機がありました。

学会に来たことを説明して入れてもらいます。

会場。登録を済ませます。

学会誌に名前を確認。Fujimoto T.の文字が見えますか?

発表演題名は、

「Efficacy of fullerene capsule with amphipathic antioxidants vitamin」

です。

参加者は100人弱といったところでしょうか。

いくつかの講演を聞きました。

国際学会という触れ込みでしたが、ほとんどの出席者がロシアの人の様で、一部ロシア語なので理解不能なものもありました(苦笑)。

ともあれ、演題登録も学会の場所も確認し、一安心です。


IMCAS ASIA 2011 シンガポール① シンガポールに着きました

早朝にシンガポールに着きました。

シンガポールへの飛行時間は約6時間。1時間の時差があります。

こちらの気温は摂氏24度。赤道直下の国ですが、日本に比べてむしろ涼しいかもしれません。

朝8時から米パロマ社のクリニカルミーティングに参加しました。

先月クリニックFに導入し、パラメータを検討中の

赤系統の色素疾患に強いMaxG

茶系統の色素により強力に効くLuxY

1540nmのコンプレッション•フラクショナルレーザーであるスターラックス1540XD

の三つの機器を使用しているドクターの話を聞くためでした。

ボルチモアのドクターロバート•ワイスや、東京女子医大の河野太郎先生他、中国、インド、フィリピン、タイなど各国の先生が発表をされました。

中でもワイス医師は、MaxGは、それまであざのような赤い疾患の治療の主役であったダイレーザーに取って代わる可能性がある機器だと専門誌で話していましたので、楽しみにしていました。

ワイス医師と雑談していてたのですが、最近ゴルフを再び初めて、すごくはまっていると言っていましたよ(笑)。ボルチモアには良いパブリックのゴルフ場があるので、週に二回まわっているのだとか。来年のボルチモアの工学レーザー学会CLEOにも演題が出せればと思っていますので、ボルチモアでゴルフが出来たら楽しいだろうなあ。

しかし、こうしてアジアのいくつかの国のドクターが話をすると、各国の特徴が出ますね。

とにかく時間が切れてもしゃべり続けるドクター

全く笑みを浮かべずに、淡々と原稿を話すドクター

など、など。

懇親会もあり、非常に良いディスカッションが出来ました。

明日からシンガポールで開催されるフランス系美容学会 第5回 IMCAS ASIA が始まります。


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