9月10日(土)、今日もクリニックFの診察日です。土曜日ですので慌しいですね。
午後が詰まっているので早めにお昼を食べました。
スタッフが買ってきてくれた、KUA AINAのハンバーガーです。
アヴォカド、ベーコン、チェダーチーズ入り。
しばらくハワイなんて行ってないなあ・・・。
9月10日(土)、今日もクリニックFの診察日です。土曜日ですので慌しいですね。
午後が詰まっているので早めにお昼を食べました。
スタッフが買ってきてくれた、KUA AINAのハンバーガーです。
アヴォカド、ベーコン、チェダーチーズ入り。
しばらくハワイなんて行ってないなあ・・・。
今日は大学の工学部でレーザー研究です。
こちら透過型電子顕微鏡。
おはようございます。今日9月7日も良い天気ですね。
今日もクリニックFの診療日です。
今月末に福岡のグランドハイアットホテルで開催される、日本美容外科学会。
この学会は日本で開催される最も大きな美容外科学会のひとつなのですが、
僕はこの学会で、合計3つの講演を行うことになっていて、休日や診療の合間を使いながら準備をすすめています。
学会会長である福岡大学 大慈弥(おおじみ)教授招待のシンポジストとして、まず
●シンポジウム7 「美容外科の医療安全管理:患者と医療者を守る」
の枠で 「美容診療と医療経営学」の招待講演 を
そして
イタリアの医療レーザー機器メーカーDEKA社のサテライトミーティングで
●最新フラクショナルCO2レーザー機器スマートサイドドットを使用した上まぶた収縮のための施術であるマドンナリフト の講演と実際の公開施術(ハンズオン)
●RFとフラクショナルCO2機器を組み合わせた世界最初の技術を持つ機器 「スマートサイドドット2(スマートサイドドット スクエア)」の理論講演
をさせていただくことになっているのです。
お声を掛けていただき、大変光栄に思っています。
昨日DEKA社のスタッフの方と打ち合わせを行いました。
その時に話題に上がったのが、こちらの目の下のたるみをとるレーザー機器開発です。
写真は何度か僕のブログでも登場していますが、米国皮膚科学会(AAD)学会員に毎月送られてくる専門誌「Journal of the American Academy of Dermatology」です。
僕も米国皮膚科学会の認定医なので、この本は必ず毎月チェックしています。
ちなみに、こちらは今年の4月号です。
この号に
「Treatment of lower eyelid rhytids and laxity with ablative fractionated carbon-dioxide laser resurfacing:Case series and review of the literature」
という論文が掲載されました。
これは、目の下のたるみを、フラクショナルCO2レーザー機器による2から3回の施術で改善するというもの。
目の下のたるみを取るのは、今まで「ブレファロプラスティー」という目の直下にメスを入れる手術が必要でした。
しかし、皮膚にメスを入れてしまうと結果は良くても数週間のダウンタイムは起こりますので
これがレーザーで改善されるとなると非常に魅力的ですよね。
論文に掲載されている写真を供覧すると、目の下のたるみが綺麗にとれているのがよくわかります。
2007年以降、数多くのCO2フラクショナルレーザーが発売されてきましたが、それぞれの機器の能力は大きく違い、得意不得意があるとこのブログでも述べてきました。
この研究は、クリニックFでも使用しているDEKA社のスマートサイドが使用されていますが、たるみが取れる効果は、スマートサイドの持つ他のフラクショナルCO2レーザーよりも「皮膚の収縮力が高い」というレーザー特性によるもの。
スマートサイドドットは、レーザーの照射時間を、通常のレーザーの様にパルス幅とするのではなく、Dwell timeという新しい概念で設計されているので、「レーザー光による皮膚収縮」を重要視した設定ができるのです。
特に海外のドクターの間で、目の周りの収縮治療にDEKA社のスマートサイドドットが使われているのはこの特徴があるからなのです。
現在、フラクショナルレーザー機器間の違いによる比較論文を手に入れてもらっていますので、美容外科学会では機器の違いも含めた、より詳しい情報を発表できると思います。
この目の下を施術するパワー設定は、目の上を直接施術するマドンナリフトに比べて非常に高いエネルギーを使用しますが、目の周りという、初対面で最も印象に残る部位がレーザーによって施術できるとなると、非常に魅力的な施術ではありますよね。
おはようございます。今日9月6日もクリニックFの診療日です。
今日は久しぶりに青空が見えましたが、ようやく残暑もなくなってきましたね。
今日の朝はオペラファンとしてはほんとうに残念なお知らせを知ってしまいました。
テノール歌手のサルヴァトーレ・リチートラさんが、シチリア島でバイク運転中に事故にあって重体だったという報道が8月27日にあったのですが、現地地時間で9月5日、つまり日本時間の今朝、入院していたシチリア島の病院で脳死と判定され、家族が臓器提供に同意したのだそうです。
享年43歳ということで、僕とは同世代にあたるのですが、本当に残念なことです。
リチートラさんは1968年にスイスでシチリア系イタリア人の両親のもと生まれ、ミラノで育ち、幅広いオペラのレパートリーで高く評価されていました。
昨年も日本に来てコンサートを開いていますし、特にまさに今月日本で開催予定のボローニャ歌劇場『エルナーニ』のタイトルロールのエルナーニ役で来日予定だったので、日本人にも馴染みが深い歌手。
実は僕もボローニャ歌劇場のチケットを取って来日を楽しみにしていた一人でした。
サルヴァトーレ・リチートラさんはイタリア人テノールとして、三大テノールの一人、同じイタリア人の故パバロッティ氏の後継者と目されていたのです。
三大テノールと日本語に訳されてしまうと、どこかでコンペティションが行われたかと勘違いされてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、英語では単に「The Three Tenors」と書きます。
1990年にイタリアでサッカーのワールドカップ開催を記念してローマのカラカラ浴場跡で行われたジョイントコンサートが始まりで、元々は三人の有名テノール歌手によるいわば「グループ名」だったのが、その後20年かけて様々な価値を持って独り歩きしたところもあるのですよね。
その三大テノールとは
スペイン出身の
現在は主に指揮者として活躍しているドミンゴ(プラシド・ドミンゴ)氏と
すでに引退を表明したカレーラス(ホセ・カレーラス)氏
そしてイタリア出身の
故パバロッティ(ルチアーノ・パヴァロッティ)氏
のことを指します。
彼らの後、誰が「三大テノール」にあたるのかと議論はなされているのですが、リチートラさんは名前が上がっていた有力な候補の一人だったのです。
リチートラさんのCDはこのとおり、たくさん発売されていますし、いつでも聴くことができるとは思うのですが、優れた声楽家の声というものは、世界に一つしかない楽器であり、人類の宝の一つが失われた様なものだと僕は思うのです。
本当に悲しい事です。リチートラさんのご冥福をお祈りします。
おはようございます。
今日9月5日もクリニックFの診療日です。残暑が続きますね。
僕は昨日はお盆の季節に行けなかった、母方のご先祖様のお墓詣りに行ってきました。
明治生まれの医師で、研究者としても熱意をもって研究を行い、昭和の初めに医学博士号を取得した祖父。
亡くなったのは僕が高校生2年生の時でしたが、その後に僕は医師としての進路を選ぶことにしたのです。
祖父が生きていたら研究面や臨床面、そして人生のことも相談できたことも多かったのにと思うこともありますが、こうした気質は脈々と続いてゆくのでしょうね。
ようやくですが、7月に開催されたシンガポール出張の締めに取り掛かりたいと思います。
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IMCAS ASIA 2011で滞在したシンガポールの残り時間も少なくなりました。
深夜の飛行機のフライトの前に、シンガポール第二の高さの高層ビルで会食がありました。
「四川豆花飯荘」。四川料理店です。
このレストラン、視界が270度開けていて、本当に景色が良いのです。
しばらく見とれてしまいました。
こちらマリーナベイサンズよりの景色。
こちらは左手の景色。低層の建物もまだありますね。
右手にはIMCASが開催された学会会場も見えます。
こんな感じでお茶を注いでもらうのですが、気分も盛り上がりますね。
みんなで写真を撮ってしまいました(笑)。
出てきた四川料理です。
どの料理も辛かったですが、とてもおいしくいただきました。
徐々に日も暮れて、帰国便の時間も近づいてきました。
赤道の雲は日本とは違いますね。
レストランを出るときには、もう夜空が。
タクシーを拾ってチャンギ空港に向かいます。
夜中にもかかわらず、さすが香港と並ぶアジアのハブ空港。
相変わらずの混雑です。
帰国深夜便もJAL。
ひと眠りであっという間に早朝の羽田です。雨が降っていましたが、正直シンガポールのほうが涼しかったですね。
羽田から帰ると思うと都内へのアクセスが格段に楽になりました。家で少し休んでからクリニックFに出勤できましたよ。
2011年7月にシンガポールで開催されたIMCAS ASIA 2011。新国際学会周遊記での報告をこれで終わりますね。