TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

■第七回中国皮膚科学会 2011①北京に来ています

一昨日、台湾は台北から帰国し、昨日はクリニックFの外来を開きましたが、今日は一転して中国・北京に来ています。

明日から北京市内北東部のコンベンションセンターで開催される、中国最大の皮膚科学会の招待講演を控えています。

北京に来たのは約2年ぶり。

ほぼすべての資金を円借款で賄われたという北京空港は、相変わらず中国の玄関口となるすばらしい建築物ですね。

実は、空港でリムジンが迎えにきてくれるはずだったのですが、なぜか僕の名前を持った人が1時間以上も現れず、到着ターミナルで待ちぼうけ。

1時間後の便で合流する予定だったレーザー会社の人に電話連絡してもらい、ようやく迎えの人と巡り会ったときには、

「私も1時間前に来ていたけれど、(藤本)先生の顔が写真よりも若くて気付きませんでした。」

というなんとも言えないコメントを頂きました。

まあ中国だから仕方ないですよね(笑)。

それと、気になった点がもう一点。

LANで繋いだコンピューターを使うと、「Facebookフェイスブック」に全く繋がらないのです。

iphoneを経由すると繋がりますし、他のサイトは普通に繋がるのですけれどね。

まあこれもそれも、すべて。中国だから仕方ないですよね(笑再び)。


■台湾出張2011秋⑨ 台湾より戻りました

おはようございます。

今日もクリニックFの診療日です。

日曜日より出張に出ていた台湾より昨晩帰りました。

台北で打ち合わせがあったのですが、翌日には朝一番の台湾新幹線で、ビタミンCの製薬会社の製造工場見学のため、台南まで足を伸ばすことに。

今までも台湾には何度か招待講演で行っていますが、台南は初めて。

台南はもともと台湾政府の首都もあった場所で、日本で言えば京都の様な場所とのこと。

少し寺院を見学する時間もありました。

完成したばかりの台湾の新幹線に思いがけず乗ることができて、良かったですよ。

今日は1日クリニックFの外来を開けますが、明日から今度は北京で開催される形成外科学会のサテライトでの招待講演に、向かいます。

こちらは明後日の12日土曜日朝に帰国し、そのまま外来を行います。

秋の学会シーズンで、世界の学会を飛び回っていますが、今日も集中力を切らさず、質の高い診療を心がけてゆきますね。


■台湾出張2011秋⑧ 中華民国建国100周年、光医学の進化

二泊三日の台湾でしたが、今回は台南まで足を延ばすことができました。

こちら台湾空港。

ちょうど中華民国建国100周年ですよね。

こちらのラウンジで気になる記事を観ました。

毎日新聞の記事ですが、近赤外光でがんを破壊するというもの。

特に21世紀のフォトメディスン(光医学)の進歩はすさまじいですが、こちらはがんに反応する抗体に、近赤外光を当てると発熱する化学物質を付けて投与し、がん細胞だけを選択的に温熱化して、殺してしまうというもの。

こうした光医学の分野を選んでよかったと思う時ですよね。

帰ったらネイチャー読んでみようと思います。

帰国便では、綺麗な夕日が見えました。

これで僕の新国際学会周遊記、2011年秋の台湾編はおしまいです。

 


■台湾出張2011秋⑦ 最後は鼎泰豊、絶品の小龍包

故宮博物院を訪れた後は、やはり鼎泰豊に行こうということになり、行ってきました。

このお店は日本では高島屋に入っていますし、どなたもご存じだと思いますが、もともとは米国の雑誌で世界ベスト10のレストランに選ばれたのがきっかけ。

小龍包は絶品です。

これがまた美味しいんですよね。

昼時でしたが、大きな店内はほぼ満席でした。

 


■台湾出張2011秋⑥ 故宮博物院

台湾最終日。

14時の飛行機でしたので、それまで故宮博物院にゆくことにしました。

中華人民共和国が設立され、中華民国政府が台湾に移動した時、中国歴代皇帝の多くの宝がここ台湾に移されたといいます。

それらを展示した世界屈指の中華芸術の殿堂が、故宮博物院というわけです。

常設展示だけでも2万点以上。

ものすごい規模です。

こちらの内部は、写真を撮ることができませんでした。

しかし、この混み具合を見てください。

中国全土から自国の宝を観に、観光客がやってくるのです。

中でも最も人気のある部屋がこちら。

展示室に入るだけでこのような大行列です。

この部屋に展示してある宝は

「翠玉白菜」と呼ばれるもの。

WEBからお借りしましたが、清廉潔白を意味する白菜。

これは天然翡翠なのです。

さらに、この上部を観るとキリギリスとイナゴが彫刻されているのがわかります。ともに多産の象徴でめでたいものなのだそうです。清朝11代皇帝。光緒帝の妃である瑾妃の紫禁城の寝室であった永和宮におかれていたものなのだそうです。

そしてもう一つ感動したのが、雕象牙透花雲龍紋套球といわれるものなのですが、球状の象牙細工で、21層になった球すべてに彫刻がなされたもの。

一説には3代の職人が120年かけて作り上げたという幻の一品らしく、とても感激しました。

 


カテゴリー