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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■NY出張2011冬 ⑲ ニューヨーク新名所 ブルックリンブリッジパーク

過去にニューヨークの滞在も10回以上ある僕ですが、毎年新しい名所が出来上がり、時間を持て余すことがないのもこの街の魅力です。

現在開発中のブルックリンブリッジパークに行ってきました。

これはイーストリバーの東側のブルックリン地区。ブルックリンブリッジを渡った根元にあります。

地下鉄でブルックリンブリッジの根元まで。

岸向こうには建築中の新WTCビルも見えます。

僕が気に入ったのは、このパークから自由の女神像とエンパイヤステートメントビルディングというNYを象徴する二つの建築が見えること。

地上高から二つの建物が見える場所はほかにないのではないでしょうか?

この地区の開発は2013年に終わる予定のようです。

きっと良い公園になりますね。

 


■NY出張2011冬 ⑱ ニューヨーク5番街 タイムズスクウェア クリスマスのイルミネーション

ニューヨーク5番街といえば、高級ブティックのお店ばかりが並びます。

このクリスマスイルミネーションは毎年LEDの技術進化とともに素晴らしくきれいになりますね。

少しご紹介しますね。

セントパトリック教会。ゴシック建築の美しい教会です。

ラジオシティのクリスマスツリーは色が変わります。

ハリーウィンストン本店。

トランプタワーです。

こちらティファニー本店です。

ここ光り輝く建物は今年5番街に出来たユニクロです。

内装です。ものすごく広くてびっくりしました。

その他、5番街ではないですが、コロンバスサークル。

こちらはセントラルパークの角ですので、クリスマスマーケットも出ています。

そして、タイムズスクエア

こちらは昼夜あまり変わらずです(笑)。

NYCのクリスマスの雰囲気を楽しんでいただけましたか?


■NY出張2011冬 ⑰ ハーレムでのソウルフード ジャズナイト DeeDaniels

ファウストを観たこの日の夜。

ハーレムで行われるジャズナイトツアーに行ってきました。

僕は合計10回以上、ニューヨークに滞在していますが、NYに出張するときはなぜか一人のことが多く夜のハーレムは行きにくかったのです。

今回は現地のツアーで申し込みをして、行ってみました。

まず、ハーレムでの、シルビアという、ソウルフードのお店です。

夜8時過ぎに入りましたが、非常に混んでいます。

初めて食べるソウルフード。

いわゆる賄い食が発祥なのだそうです。

店内には、オバマ大統領が来店した写真もありました。

その後、ハーレムの街を歩いてジャズクラブに移動。

向かったのはこちらのレノックスラウンジ。

今日のライブは5オクターブの声を持つ、DEE DANIELSでした。

こちらの部屋はゼブラルームという名前がついています。壁紙がシマウマのような文様なのですが、コルトレーンやマイルス・デイビスなどもこちらの部屋で歌ったそうですよ。

彼女はとても気さくな人で、僕もCDを買って、サインをもらいましたよ。

日本には何度も来ているようで、フジモトのスペルを伝えようとしたらわかっているわ!と言われ、ついでにCDに「アリガト!」と書いてくれました。


■NY出張2011冬⑮ NYメトロポリタンオペラ グノー ファウスト カウフマン

NY滞在三日目。

この日は日曜日。NYメトロポリタンオペラでグノーのファウストを見に行きました。

公演は昼の1時から。

明るい時間にこの場所に来ることはなかったのですが、雰囲気が違いますね。

さて、入り口から入ろうとするとものすごい混雑です。

実は、メトの入り口はもう一つあるのをご存知ですか?

ちょうど地下1階にあたる駐車場の目の前にある入り口があるのです。

僕は迷わずそちらに。

こんなにすんなりと入れました。

ファウストを題材としたオペラは、グノーの他にベルリオーズのファウストの劫罰も有名です。

こちらは昨年、この国際学会周遊記でも登場して、すでにファウストのストーリーは触れていますよね。

今回のグノーのファウスト。

現在オペラ界のスーパースターのヨナス・カウフマンがファウスト役

マリーナ・ポプラフスカヤ(Marina Poplavskaya)がソプラノのマルグリート役

ポプラススカヤは、昨年の日本のメトロポリタンオペラ公演で、「ラ・ボエーム」ミミ役のアンナネトレプコの代役にバルバラ・フリットリが入り、バルバラ・フリットリが演じるはずだった「ドン・カルロ」のエリザベッタ役の代役を日本で演じてくれたのですよね。

同じくドンカルロで来日公演に来てくれたドレスデン出身のバスのルネ・パーペ(René Pape) がメフィストフェレス役

でした。

こちら、現地でのマスコミの報道です。

“Met superstar Jonas Kaufmann was a vocally splendid Faust. Marina Poplavskaya’s sound was shimmering, plush, and penetrating. René Pape’s Méphistophélès was all suavity and calculation,” raved The New York Times when Des McAnuff’s new production premiered at the Met last week.

“Rarely has that score sounded more captivating than in the rhapsodic account by the Met orchestra under the guidance of the young conductor Yannick Nézet-Séguin” (Associated Press).

前評判も極めて高く、チケットも取りにくかったのです。

オペラは演出家によってほぼ全ての評価が決まるといっても過言ではないですが、ファウスト博士の研究室のセットが次々と入れ替わる演出は素晴らしく、喝采浴びていましたよ。

会場は皆総立ちでした。

12月1月とこのカウフマンを前面に押した演出のファウストがNYメトロポリタンオペラで公演されたのちに、ウィーンから始まる世界公演に出るようです。

終わった時には夜も更けていました。

メトロポリタンオペラの左右のシャガールの壁絵にしばしの別れを告げてきました。

ラボエーム、蝶々夫人と続いて、ニューヨークでの素晴らしい三夜でした。


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