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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑦ ローディー廟

初日に見学したデリーの遺跡。

ローディー廟の写真をご紹介しますね。

おおよそのインドの外人向けの入場券は、インド人の20倍の値段がついています。

このローディー廟も同じよう。

インド人5ルピア。外国人100ルピア。

デリーにイスラム王朝が出来たのは12世紀ですが、そこからは奴隷王朝、サイード朝、ローディー朝を経てムガール王朝になります。

タージマハルまで足を伸ばせない観光客は、このローディー廟か、フマユーン廟に見学にくるそうですが、確かに作りもインド風モスクで、興味深い建築物でした。

近くで観るとかなりの迫力があります。

インド風のモスクを観たのは初めてで、インパクトがありましたよ。

廟の中で語り合う、カップルの写真が綺麗に撮れました。


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑥ インド門 第一次世界大戦の傷跡

学会会期中、ニューデリーを車で走りました。

こちらはインド官庁街。

正面に見えるのが大統領官邸です。

官邸から正反対の方向にはインド門があります。

インド門は、第一次世界大戦の戦没者に対するモニュメント。

インドは第一次世界大戦で、戦後の独立を約束されたため、イギリスのために多くの犠牲を払って戦いましたが、結局独立は実現しませんでした。

門の高さは42m。

見上げると、かなり高いです。

この塔には、戦没者の13000人の名前が彫られているそうです。

インド門の周りは、市民の憩いの場になっていました。

野球のようなゲームをしている集団もいましたよ。

 


■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑤ インド学会一日目のアクネスカーの招待講演

おはようございます。

今日4月18日もクリニックFの診療日です。

インドより帰国したばかりですが、明日より米国レーザー医学会に出張です。

口演発表ですので、プレゼン作成の準備に頑張っています。

さて、僕のブログ国際学会周遊記は、インド国際皮膚外科学会の一つ目の招待講演の話。

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今回は、学会初日のニキビ跡治療のセッションで、1つ目の学会招待演者枠で話をすることになりました。

下から二番目に僕の名前があるのがわかりますか?

座長は、ニューヨークの超有名ドクターの、サディック医師。

実は2008年に彼のクリニックを見学させていただいて以来の再会。

まさかインドで再会するとは思いませんでしたよ(笑)。

アクネスカーの演題だけに、参加医師たちの本気度も違います。

クリニックFで使用しているフラクショナルレーザー機器を、いかに使い分けて、ニキビ跡の治療をしているかを話させていただきました。

 


■インド国際皮膚科学会ISDS出張④ クトゥブ・ミナール オーパーツ アショカピラー

さて翌朝。

こちらはホテルのラウンジでの様子。

鬱蒼とした熱帯の植物がありますね。

タイムズ・オブ・インディアを読みながら、朝食を食べます。

インド料理に挑戦してみました。

インド全土では、ハリウッド以上に映画が製作されているという話を聞いたことがありませんか?

インドは映画大国なのです。

ちょうど、過去ベスト40の人気映画が特集されていました。

インドの映画といえば、僕としては忘れられないのが、「ムトゥー踊るマハラジャ」という映画なのですが、このベスト40には入っていなかったですね。

朝食を食べたのち、学会会場で今回の招待先の企業と打ち合わせ。

学会開催期間中の講演の日程を確認します。

結果。初日の今日は、16時半にニキビ跡のセッションで講演があり、それまでは自由な時間となることになりました。

限られたインド滞在時間。

まずはデリー周辺の、クトゥブ・ミナールに行くことにしました。

こちらは1026年から1290年の、インド最初のイスラム王朝である奴隷王朝(Slave Dynasty)の遺跡。

初代スルタンのアイバクがヒンドゥー教徒への勝利を記念して建てた塔。

アイバク含め3代の王が、奴隷階級の出身であったことからこの名前がついたのです。

観ての通り、かなり大きな塔ですね。

初代アイバクが作り上げたのは、この第一層で、後の王たちが、塔を上に伸ばしていったのだそうです。

彫刻は綺麗ですね。

この塔の奥には、世界の「オーパーツ」といわれるもののひとつ。

「アショカピラー(デリーの鉄柱)」

があります。

ところで、オーパーツって、ご存知ですか?

オーパーツとは、「OOPARTS(out-of-place artifacts)」、つまり「場違いな工芸品」という意味。

発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品のことで「アステカの水晶どくろ」や「コロンビアの黄金のスペースシャトル」などが有名ですよね。

こちらの鉄塔もグプタ王朝(4世紀)がインドを統一した記念に作られたといいます。

1700年も経過したのちも腐食していないのです。

ゲートを超えると見えてきました。

子供の大きさからわかるでしょうか?

約7mぐらいの鉄柱です。

鉄柱が1700年前から錆びないというのはやはり不思議なことですね。

こちらのゲートはクワット ウル イスラム マスジット

風が強かったです。

綺麗な造りですが、もともとはヒンドゥー寺院やジャイナ寺院をゾウで破壊した石で作られているのだそうです。

石をみると、それぞれ違います。

独特の雰囲気ですね。

遺跡の方からクトゥブ・ミナールを観ると、このような情景です。

数世紀、数王朝を乗り越えた歴史がクトゥブ・ミナールには刻まれているのですね。

写真では見えにくいのですが、実はこの日はものすごい突風で、乾燥し、ほこりが舞っていました。

生ジュース屋さんも出ていましたが、これを飲む勇気はさすがになかったですね(苦笑)。

 


■インド国際皮膚科学会ISDS出張③ 国際皮膚外科学会 ISDS開催

滞在先のホテルで開催されている、インドの国際皮膚外科学会 ISDS。

到着したちょうどその時に、エレベーターで本学会の副会長の先生に会い、開会レセプションをやっていましたので、参加してきました。

まずは合唱で学会のレセプションが始まります。

今回は二つの学会が合同開催され、初めての国際学会でもあったようで、海外からの来賓(僕も含むのですが)の挨拶などが開催されました。

このような円卓での学会。

珍しいですね。

開会の式典で火がともされます。

1000ページ以上にわたる、学会での教科書が完成したそうで、これもお披露目されていましたよ。

このようなホテルでした。

インド独特のイントネーションで話される英語に慣れるまで、ちょっと時間がかかりそうですが、だいたいどの様なドクターが参加するのかは、よくわかりました。

明日はひとつ目の招待講演がありますので、少し手直しをしなきゃ。

 

 


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