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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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サンタ・マリア・ノヴェッラ 七夕限定のお弁当 OM-D E-M5 ZUIKO OM 90mm F2.0 Macro 

おはようございます。

7月7日土曜日。今日もクリニックFの診療日です。

先月からスペイン(アンダルシア地方)とイタリア(フィレンツェ)に、2週間の長期旅行に行っていたスタッフが、無事帰国し出勤してきました。

こちらはお土産。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会横の薬局で買ってきたというラムネ。

僕も二度ほど行ったことがありますが、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局はフィレンツェの街の発達とともに生きてきた、世界でも最も古い薬局の一つです。

素晴らしいところですよね。

クリニックFのスタッフは僕同様、旅行好きが多いようです。

ここ1年程を振り返っても、インドやハワイなど含め国内外問わず皆それぞれに出掛けています。

僕の海外出張や、海外からおいでくださる患者さんのご予定などを見越して、クリニックの予約表兼シフトを3ヶ月前から作成していますので、旅行の予定を立てやすいということもあるかもしれませんね。

一方、クリニックFでは忘年会や新年会などの云わば「宴会」を催すことはありませんし、ミーティングや反省会という形での“集まり”を行うこともありません。

朝礼もないですし、クレドもありません。

ミスがあればその場で修正し、連絡や報告事項も都度行い更新していく。

病院の根底に流れる理念の共有も、場面場面でお互いに確認しあう。

少人数だから出来ることではありますが、こうしたやり方が僕には合っているんですよね。

病院経営というのは、規模の大小に関わらず女性スタッフの雇用抜きには語ることが出来ません。

男性の「医師」という専門職の人間が、女性スタッフのボスとなるのは、様々な局面で難しいこともあり、悩むこともあります(笑)。

とはいえ、今のところ、少数精鋭のまま、クリニックを大きくしたり他店舗展開する意思はありませんので、

東京は四谷まで、わざわざお越しくださる患者さんをどうしたら大切に出来るか。

この一点に集約した経営スタイルを僕なりに考えていけたらな、と思っています。

「仕組みのための仕組み」になっては意味がありませんからね。

 

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それはそうと、今日は七夕ですね。

僕が子供の頃には、毎年この時期になると日本三大七夕祭りの一つである、平塚の七夕祭りに家族で電車に乗って出かけていました。

七夕祭りの独特の雰囲気でそれはそれで楽しめたのですが、もっとも楽しみにしていたのはお土産でした。

僕は男三人兄弟の長男ですが、七夕祭りでは三人それぞれ、一つだけ気に入った屋台のお土産を買ってもらえたのです。

当時は、誕生日とクリスマス以外にものは買ってもらえませんでしたので、この貴重な機会に何を買ってもらうか、兄弟三人で狙いを定めてゆくのです。

記憶に残るところで、よくわからない知恵の輪や、ワイヤー細工、そしてハツカネズミ、ひよこなどの小動物。

いろいろ買ってもらった記憶がありますよ。

小学校6年生の時に、屋台に並んで売っているウサギがどうしても欲しくなって、予算オーバーだったのに親をなんとか説得し、喜んで買って帰ったのですが、わずか3日で死んでしまい、涙を流したこともありましたっけ…。

今思うと、そのウサギは、きっと動物実験用のものだったのでしょうね。

ちょうど明日の日曜日まで開催だということですので、約30年ぶりですが、ちょっと行ってみようかな?

そうそう。

クリニックFでは昼休みの時間を取らずに、基本はスタッフが買ってきてくれたお弁当を順番に休めるときに食べるのですが、今日のお弁当は、七夕仕様だそうです。

この通り、しいたけ、卵、ニンジンなどの具がすべて星形に切られているのです。

最近マイブームの OM-D E-M5 ZUIKO OM 90mm F2.0 Macro レンズで撮りました。

 


■北京 EADC東アジア皮膚科学会2012⑫ 北京でゴルフ フェラーリ・カルフォルニア

おはようございます。

今日7月6日はクリニックFの診療日です。

ちなみに今日はなんの日だかご存知ですか?

7月6日はピアノの日なのだそうです。

なんでも1823年(文政6年)のこの日、シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込んだのだそうですよ。

ピアノが200年前の日本にあったなんて、不思議な気もします。

**********

昨日は休診日をいただき、工学部大学院のレーザー研究室に顔を出してきました。

工学部所属として二本目となる論文を書き始めているのですが、毎日読み返しては書き換えるという作業を続けています。

こうしたことをやっていると、ついつい時間がたつのを忘れてしまいます。苦しくも楽しい作業です。

さて、ブログでは、先々週に訪れた北京滞在記を、ひとまず終わらせてしまおうと思います。

滞在したホテルには、この通り、ポルシェのショールームがありました。

富裕層の中国人の間で、やはり高級車の人気は高く、ポルシェをぽんと現金で買う人も少なくないのだとか。

そして、中国では今ゴルフも流行しているのだそうです。

とても興味がありました。

ちょうど前日に会食をさせていただいた方のご主人が中国人で、日本人とビジネスをやっている人でしたので、

もしも明日の予約が可能でしたら北京でゴルフをご一緒していただけないか?

とお願いしてみました。

翌朝一番にゴルフ場に電話をしてくださって、ゴルフができることになり、初めて中国でラウンドすることに。

北京の北西の方向にあるゴルフ場に向かいます。

こんな林の中を抜けてゆきます。

こちらがゴルフ場の入り口です。

日本と雰囲気が違いますよね(笑)。

こちらにホールインワンをしたプレーヤーの名前が書かれていたのですが、一名日本人の名前がありましたよ。

キャディさんもこんな恰好をしています。

スタートホールで一緒に写真を撮りました。

ゴルフの服装は全く持ってゆきませんでしたので、必要な備品は買い、クラブも靴もレンタルです。

ホールはこのような感じ。

梅雨もないので、ものすごい暑い北京。

ポカリスエットを飲みながら、なんとか参戦。日本にはない深いラフで苦しめられましたが、大陸での初ゴルフ。楽しめみましたよ。

帰るときに気づきましたが、このゴルフ場の駐車場にはフェラーリ・カルフォルニアが停まっていました。

中国でこの車を路上で見たのは初めてです。

 


房総沖でイサキ釣り 地震

おはようございます。

7月5日木曜日。今日はクリニックFは休診日です。

今日は工学部大学院に顔を出そうと思います。

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実は一昨日ひとつ予定していた仕事が直前にキャンセルとなってしまいました。

ぽっかり空いてしまった一日をどうしようか、と考え、房総沖でイサキ釣りに出掛けてきました。

先月予定していた日曜日は、悪天候もあり波のうねりが大きくて船が出ず、断念したので再トライとなります。

房総沖でのイサキは8月で禁漁になってしまいます。

今月下旬に国際学会が控えている僕にとっては、これがある意味今年最後のチャンスだったんですよね。

昼の1時出港に合わせ、釣りに詳しい友人の運転でアクアラインを通り、12時ごろ館山市にある港に着きました。

港に着く直前、房総沖でM5.7の地震が起きて、信号機が揺れているのが見えました。

津波も含めて大丈夫かな・・・? と話していたのですが、テレビの報道で状況を確認し、また津波の心配もないと聞き、そのまま港へ。

軽食を食べ、船に乗り込み、準備します。

乗った船は、房総半島の先端の館山市にある、南房総布良港の松栄丸。

港を出たのち、魚群探知機で魚を探しながら船は走ります。

船長さんが魚群を発見すると、例えば

「はい、15mにおろしてください。」

などと深さの指示があります。

この声を合図に、リールで深さを測りながら仕掛けを魚群に沈めるのです。

このような撒き餌でイサキを釣ります。

魚がいなくなると、「はい、竿を上げてください。」

と指示が出て、船長さんはまた船を走らせ、魚群を探します。

出港の際に雨はなかったのですが、のちに嵐と風雨に。

ですが、レインコートを来ていますので、雨はあまり関係ないですね。

今年は房総沖はイサキが当たりらしく、嵐の中4時間ばかり海にいましたが、本当によく釣れました。

仕掛けに3つの針がついていたのですが、このように3つの針すべてにイサキが食いつくことも何度かありました。

こちら、イサキ釣りに誘ってくれた、プロ級の友人。僕と同じ歳で経営者のS君。

今年4度目のイサキ釣りだそうで、いろいろと教えてもらいました。

釣りの世界では、狙った獲物以外のものを釣り上げるのを「外道」と言うそうですが、この日彼は見事な赤色の鯛を釣りあげていました。

大漁で港に帰ります。

館山道とアクアラインで都内まで約1時間半。

本当に近くなりました。

さて、戦果は?

数えてみると40匹以上。

もちろんイサキもいましたが、

カワハギやタイなどの「外道」も釣れました。

捌いてお刺身にすることに。

僕も外科系の医者でしたので、刃物を使うのは得意な筈なのですが、久しぶりだったのでちょっと腕が鈍ったかな(笑)?

出来上がり。ちょっとピンボケしましたが、身が締まっていて、自分で釣った魚という感慨もあり(笑)、本当においしかったですよ。

さらに、この季節のイサキは、白子が沢山。バター焼きにしましたがとろけるように美味でした。

S君と、突然出来た休日に感謝!ですね。リフレッシュして明日も診療できそうです。


創傷治癒におけるサイトカイン、ケモカイン、グロースファクターについて

おはようございます。

今日7月4日もクリニックFの診療日です。

今日届いた郵便物に、ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の学会誌が入っていました。

毎月ヨーロッパからクリニックFに送られる学会誌の一つ。

今回興味深いと思った記事は、創傷治癒におけるサイトカイン、ケモカイン、グロースファクターについての記事です。

僕が医師免許を取るために勉強したのはもう20年近く前ですので、それ以降、傷がどのように治るのかというメカニズムの理論が、マクロでもミクロでも大きく変化しました。

マクロの変化では、傷の湿潤療法が一般化しつつある点が挙げられますね。

僕が研修医だったころは、手術傷を消毒剤を使って毎朝消毒するのが朝一番の仕事でした。

しかしながら、この消毒剤が傷が治るのに必要な細胞も殺してしまっていたことがわかってきました。

今では傷は水で洗い流し、汚れを排除した後は、ワセリンを塗った後に創傷被覆材(専用のものもありますが時にはサランラップなど)を使って密封してしまった方が痛みもなく、綺麗に治ることがわかってきました。

最初は、研修医の時から慣れ親しんできた方法を変えるのは勇気が必要でしたが、とても大きな変化でしたよね。

反対にこの記事は創傷治癒におけるミクロの話。

傷が治る過程は、

出血凝固期 → 炎症期 → 増殖(肉芽)期 → 再構築期

と大きく分けることができますが、この間に、サイトカイン、ケモカイン、グロースファクターなどの多くの物質が関わります。

この記事は、創傷内部の各種細胞の遊走、増殖、細胞外マトリックスの形成、血管新生、再構築などに関わる細胞増殖因子およびネットワーク、いわゆる「ミクロ」の創傷治癒についての最新情報を解説したものでした。

創傷治癒は、特にフラクショナルレーザー機器においては治療過程に大きく影響してきます。

ほんの数年前の教科書を見ても全く違った話が書いてある時がありますので、時々こうした最新情報のレジュメを読めるとありがたいのですよね。

ちょっとご紹介すると、こちら急性のヒーリングプロセス。

創面の低酸素状態によって発生した酸化物質(ROS)を抑制するために線維芽細胞からFGF-7が誘導され、Peroxiredoxin-6とNrf2(NF-E2関連因子)を活性化し、組織の抗酸化を抑えることで病理学的な急性炎症期はスタートします。

さらに線維芽細胞から生成されたFGF-2,7,10などのが伝達物質となって組織内での血管新生と再上皮化に関わるのです。

対してこちらは慢性のヒーリングプロセスです。

主役を演じるのは、線維芽細胞、マクロファージ、血管内皮細胞、け拉致のサイトなどから放出されるインターロイキン6(IL-6)です。

IL-6は、複雑なカスケードで創傷治癒に関わってゆきます。傷の治り方一つとっても生命の神秘を感じますよ。

特にグロースファクターについては、いくつかの因子との新たな相関関係が発見される場合も多いので、効果があるだろうからと言って、副作用を考えずに安易に注入してしまうのは熟慮しないといけませんね。

 

 


日経ヘルス8月号に載せていただきました

おはようございます。

今日7月2日もクリニックFの診療日です。

昨日は神楽坂の鶏料理店 「鳥竹」さん開催の 神楽坂日曜杯というゴルフコンペに出てきました。

年三回開催で、もう22年の歴史があるコンペです。昨日は第69回目。参加者36名。

鳥竹さんは、「アド街ック天国」という番組の神楽坂特集で第1位を取ったことで、良く知られていますよね。

僕は鳥竹の板さん(鳥竹ご兄弟の弟の方)と一緒の組。

雨の中のゴルフでしたが、結果は首位と5打差。

1ホールだけ集中力が途切れて10打叩いちゃったんですよね。それがなければ優勝に絡めたのになあ…。

でも、10位の飛び賞をもらって帰ってきました。

クリニックに出勤すると、先月取材を受けた日経ヘルスの8月号が届いていました。

内容をみてみると、クロスクリニックの石川先生、みやた形成外科・皮ふクリニックの宮田先生など、いつもお世話になっている有名な先生方とご一緒でした。

クリニックFの取材内容は

ニキビ跡やたるみを解消する小顔RF機器 「eマトリックス」

まぶたのたるみを解消する「マドンナリフト」

どちらもクリニックFでの人気施術です。

ありがたいことです。

 


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