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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■イタリア出張2012秋⑯ パルミジャーノ・レッジャーノ プロシュット・ディ・パルマ(パルマハム)

イタリアブログのほうも上げてしまいますね。

ミラノとボローニャの間は約200㎞。

その間には、ピアツェンツァやパルマやモデナなどわずか50kmしか離れていないのに、独自の歴史的建築物や美術品を持った独特の文化的伝統を持った町が続いています。

パルマの街は食の街。

中でも、パルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)とプロシュット・ディ・パルマ(パルマハム)は特産です。

街の至る所にこのような精肉店があります。

お店に入るとパルミジャーノ・レッジャーノも新鮮。

ロゼのスパークリングワインと合わせて買っても12ユーロぐらい。

イタリアの夜を楽しみました。


忘年会続いています

おはようございます。

今日は12月14日(金)。クリニックFの診療日です。

昨日の休診日はいつものように、朝から工学部大学院へ。

論文の理論補強ための基礎実験をしていました。

精密機器の世界では、研究者によるこうした果てしなく地道な作業がいつの日か実を結び、後世に残る良い機器を作り出すのであろうな、と以前よりも実感をもって感じることができます。

そうしたことを感じることができるだけでも、ここに通わせてもらって良かったなと思います。

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さて、僕はといえば、12月に入って以来診療後は毎日忘年会が続いています。

今週お声がけ頂いた忘年会で、主催者の一番のビックネームは楽天の三木谷さん。

創業100年を迎えた人形町の「玄冶店 濱田家」で開催されました。

僕は初めてお目にかかったのですが、診療が長引き遅れて到着したにも関わらずなんとありがたいことに、お隣の席でした。

楽天の年間売り上げはついに1兆円を超えたのだそうです。

日本のGDPが500兆程度で推移していますから、1社の売り上げとしてはものすごいことですよね。

通常amazonなどのインターネットを通じた販売モデルは、在庫を抱えることになるので、B to C=つまり消費者に対してロングテール理論で売るビジネス。

しかしながら、楽天のビジネスモデルは在庫を持たず、B to B to C つまり、店舗さんそれぞれの顧客に対するビジネスと、店舗さんに対するビジネスとを包括したもので、収益が上がるのはわかりますが、それにしてもこの金額は驚きですね。

日本を代表する企業として、素晴らしいことだと思います。

僕のビジネス規模とは到底違う世界ですが(笑)、とても良い刺激を頂きました。

仕事も研究も引き続き頑張りますね。

 


2013年ボストン開催の米国レーザー医学会の演題が二つ通りました

おはようございます。
12月12日水曜日。

今日もクリニックFの診療日です。

朝からレーザー会社の人と打ち合わせなどしています。

夜も連日仕事を兼ねた忘年会や会食が入っていますが、今夜はちょっといつもとは趣の違う会食に出席の予定です。

とはいえ、ぎりぎりまで診療がありますので、時間に遅れてしまうかもしれません・・・。その旨連絡をしなくては。

クリニックFは、医師が僕しかいませんので代わりが効きません。そのため多少余裕をもって診療スケジュールを組んだり、何かアクシデントが発生してもできるだけ早め早めに対応しているつもりではあるのですが、それでもうまくいかないときがあります。

患者さんには遠方からおいでくださる方も多く、飛行機や新幹線など交通機関の遅延といったアクシデントも発生しますし、また皮膚は生き物なため元々予定していた治療と異なる治療にその場で変更することもあります。

患者さんにとって常に良い医師・良い技術者でありたいと思うと、どうしても時間との戦いになってしまいますね。。。一方で常識ある社会人でも常にありたいものです。両立は時に難しいときもありますが、努力を重ねていきたいと思います。

さて、今日は嬉しいお知らせが届きました。

来年、米国ボストンで行われる米国レーザー医学会(ASLMS)に今回も演題を出していました。

その演題が二つ通過したと連絡があったのです。

1つめの発表はDEKA社の「スマートサイド・スクエア(マドンナリフト)」についてです。

DETECTION OF THE DIFFERENT REACTIVE OXYGEN SPECIES INDUCED OXIDATIVE STRESS IN SKIN DURING CO2 FRACTIONAL LASER, RF, CO2 FRACTIONAL LASER AND RF COMBINATION THERAPY RESPECTIVELY

以前より続けている、レーザー照射後に皮下に発生する酸化物質(ラジカル)の発生の研究です。
これはDEKA社のスマートサイドスクエアを使用し、RFのみ、フラクショナルCO2のみ、その併用療法のデータを取得しました。

もう1つは、レーザー工学基礎実験の発表。

HIGH TEMPERATURE HEAT SOURCE GENERATION WITH A VERY LOW POWER LEVEL QUASI-CW (CONTINUOUS WAVE) SEMICONDUCTOR LASER FOR MEDICAL USE

僕の工学部の博士論文に関連した研究発表です。

演題採択率は例年30%ぐらいでしょうか。

毎年クリスマスがやってくる前に、演題の通過連絡が来るのですが、今年も「これで年を越えられそうだ」とひと安心するんですよね(笑)。

 


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