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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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◆2013年8月ヨーロッパ出張⑫ スイスはセンティス山へ

僕は日本で30日の金曜日までは、クリニックFの外来をしています。

31日より再びヨーロッパ出張で、外来の再開は11日となりますが、先週滞在したスイスについてのブログを上げますね。

リヒテンシュタイン公国のファドゥーツから車で移動します。

スイスの山並み。

車が少ないので、快調に飛ばします。

目指すセンティス山が見えてきましたよ。

車を停め、ロープウェイ乗り場へ。

麓の気温は19度です。

山頂は2500mあまりなのですが一気に登ってゆきます。

残雪も見えてきました。

切り立った山の残雪をハイキングする人達も見えます。

朝はミュンヘンに居たのに、昼過ぎにはこちらにいるなんて不思議です。

いよいよ山頂が見えてきました。

ロープウェイを降りるこちらの表示が。

2500mからの絶景。

イタリア、オーストリア、ドイツ、フランスが一望できます。

途中プロペラ機が飛んできました。

こちらも観光なのでしょう。

カラスの一種なのでしょうか?

このような鳥が上昇気流に乗って、岩肌に沢山飛んでいます。

ほんの数時間の滞在でしたが、素晴らしいスイスの景色を堪能することができました。


◆2013年8月ヨーロッパ出張⑪ リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツへ

おはようございます。

今日8月28日はクリニックFの診療日です。

今日の東京は晴天。

日差しや空も秋めいて、ようやく涼しくなりつつありますね。

昨晩は診療後湯島へ。天神下皮フ科形成外科の谷野隆三郎先生とお会いしたところ、上野池之端の不忍池のほとりの鰻屋さん「龜屋 一睡亭」をご紹介いただきました。

僕も鰻が大好きでお気に入りのお店があるのですが、こちらのお店の鰻は絶品でした。

今まで知らなかったのが不思議なぐらい。

東京は本当に数多くの美味しいお店がありますね。

さて、今週土曜日からのヨーロッパ出張を控え、先週の滞在記を終わらせてしまわなければなりません。

ちょっと急ぎでブログを上げてゆきますね。

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ノイシュバンシュタイン城を見学したのち、車をオーストリアに進めます。

こちらボーデン湖ほとりのブルゲンツ。

今晩はこちらの湖のほとりで、ブルゲンツ音楽祭を観る予定。

今年と来年の演題は、モーツァルトのオペラ魔笛です。

昼はこの土地を素通りし、リヒテンシュタイン公国に向かいます。

いったん国境を超え、スイスに入国したのちに、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツへ。

こちらです。

ちょうど昨年10月にビジネスミーティングで来たのですが、つい昨日のことのようです。

リヒテンシュタイン公国の国旗も見つけました。

こちらはリヒテンシュタイン銀行です。

今回の滞在では、前回訪れることができなかったリヒテンシュタイン城の外観を見学しようと思い、車を回してみました。

いまだにリヒテンシュタイン公が住んでいますので、内部の見学はできませんが

この通り重厚な造りです。

そして、この辺りの景色の素晴らしさと言ったら・・・他にこんな土地はないのではないかと思うくらい。写真でお伝えしきれないのが残念です。

予定していたよりもずいぶんと早くついてしまいましたので、スイスのサンティス山を目指すことにしました。

再びレンタカーのCLSシューティングブレイクを駆り、出発です。

リヒテンシュタインのブドウ畑を通過し、再びスイスに入ります。

この山の先には目指すサンティス山山頂があります。


◆2013年8月ヨーロッパ出張⑩ ノイシュバンシュタイン城 ホーエンシュヴァンガウ城 リンダーホーフ城

おはようございます。

今日は8月27日(火)、クリニックFの診療日です。

今日は朝から来年度以降に開始する大学との研究の打ち合わせが一つあり、その後クリニックで診療、夕方より雑誌の取材と忙しい一日でした。

ようやくどちらもひと段落です。

こちらは、10月18日に開催される第36回日本美容外科学会総会のポスター。

東京工科大学応用生物学部光老化研究室の正木仁教授と共に、「新規ビタミンC誘導体の機能性」についてのランチョンセミナーの講師の話をいただきました。

今日パンフレットが送られてきましたので、ご興味ある方はご覧くださいね。

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さて、僕のブログ国際学会周遊記は、先週滞在したドイツでのブログです。

ワーグナーを愛したバイエルン国王ルートヴィッヒ2世の足跡をたどる旅の続きです。

ミュンヘンでの打ち合わせの後、丸二日間レンタカーを借りることにしました。

朝、ミュンヘン中央駅で簡単な軽食を。

迷った末にこのようなお寿司にしました。海外で醤油のようなアミノ酸の味を味わえるのは寿司ブームのおかげですね。

東京でレンタカーの予約をしていたのですが、その時点でどんな車種になるかはわかりませんでした。

車を受け取りに行くと、なんと最新型メルセデスCLSシューティングブレイク。

俄然運転が楽しくなります。

この日のミュンヘンは快晴。

ちなみにこちらはナビの写真です。

ドイツの最新型のナビは、走行している道路の制限速度が表示されるのです。

左下に白黒の丸印が見えますか?

これが速度無制限のマークなのです。

この表示の時には、車も時速200㎞前後で順調に飛ばすことができます。

ドイツのアウトバーンは素晴らしいですね。

かなり距離が離れていても走行速度が速いので、目的地に早く到着できます。

まず一つ目に訪れたのは、リンダーホーフ城

こちらはルートヴィッヒ2世が最初に建てた城です。

内部の写真は禁止されていましたが調度品など細部のこだわりは相当なもので、ルートヴィッヒはきっと執着器質だったのだなあと改めてその後の彼の人生を考えてしまう局面もありました。

こちらの下は画集よりとりましたが、ワーグナーの「タンホイザー」の舞台を実現させるために作られた「ヴィーナスの洞窟」です。

この後、ノイシュバンシュタイン城に移動。

観てください、このチケットの列。

日本で購入しておいてよかったです。

丘の上にあるノイシュバンシュタイン城には徒歩で40分余りの登山が必要です。

途中見かけたのが、ルートヴィッヒが幼少時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城です。

ノイシュバンシュタイン城の麓にありますが、ルートヴィッヒが最後の城を作るときに幼少の時より慣れ親しんだこの場所を選んだのは、理解できる気がしました。

大汗をかきながら林の中を40分かけて登ります。

城が見渡せるマリエン橋まで行ってみることにしました。

こちらも大混雑でしたが、観た景色は忘れられませんね。

橋桁から下を観ると、この通りの高さです。

それにしても、ノイシュバンシュタイン城の周りを囲む環境は本当に素晴らしいですね。

風景を観ているだけで癒されます。

実際城に足を運びました。

城の門をくぐるときは、ドキドキしましたね。

内部のこの混雑ぶり。

15分おきにツアーが出ていて、このツアーの時間以外の入城はできません。

城の内部は写真が禁止でしたので外観をを少しだけ。

こちらがルートヴィッヒ2世です。

そして、内部から見たマリエン橋。

岩壁の間にあることがわかりますね。

僕はお土産にこのクッションカバーを買いました。

小学生の時にこちらの正面のビューのジグソーパズルを作ったことがあるのですが、こちらは空撮なのですね。

 


[猛省]深夜のネットショッピング またやってしまった・・・OMRON Tokoton Foot

論文やプレゼンテーション作成の合間一息入れる深夜。

焼酎のグラスを片手に、ついネットサーフィングしてしまうんですよね。

そして、またまたこんなものを買ってしまい、それが今日クリニックに届きました。

OMRONのその名も「Tokoton Foot」。

想像以上に大きくて驚きましたが、せっかくなので早速今日から使いたいと思います(笑)。

 

 


2013年8月現在、世界で発売されている痩身医療機器についての総論 クルスカ ライポソニックス ウルトラシェイプ トゥルースカルプ エクシリス アクセントウルトラV ヴェラシェイプⅡ

昨日浜松町のセミナーで、現在手に入れることができる痩身機器の総論的な話をしましたので、その情報をお伝えしますね。

痩身のための機器は、数多くの機種が発売されています。

これらは、白色脂肪細胞に蓄積された脂肪滴(中性脂肪 トリグリセリド)を、体外に放出させるために用いる機種。

中性脂肪はそのままですと水に親和性がありませんので、こちらを体内で運搬し、消費及び代謝するためには他の化学反応必要なのですが、こちらについては別の機会に述べますね。

まず、筆頭となるのはなんといっても

1)ゼルティック社のクールスカルプティング(通称クルスカ)です。

この機種は脂肪細胞を一時的に氷結させることで、脂肪細胞だけを緩やかなプログラム壊死に導く方法。

僕も5年以上前よりこの会社の開発と関わりがありますが、確実に結果を出すとうい数少ない機種の一つです。

この機種の弱点は、アプリケーターの大きさが大きく、適応となる部位が少ないこと。

もっとも適応が高いのは、30代後半以降の男性だと思っています。

下腹や、脇腹の脂肪を取ることはできますが、特に体を冷やしますので痩せた女性には適応が難しいかもしれません。

次にあげられるのは、

2)ソルタメディカル社のライポソニックス。

こちらはHIFU(high Intensity Focused Ultrasound)という焦点型超音波を皮下1.3cmに集中させ、急速に温度を上昇させることで脂肪細胞を破壊するものです。

非常に効果が高い反面、破壊力も大きいので、痛みが強いというのが弱点。皮下脂肪が一定以上の厚みがある方には適応になりますが、内出血のリスクも高いため、使用にコツが必要です。

そして

3)シネロンメディカル社が販売しているウルトラシェイプ

現行機はウルトラシェイプV3 すなわち3世代目です。

こちらもHIFU(high Intensity Focused Ultrasound)を利用したものですが、ライポソニックスよりも弱いものを、超音波をパルス状に打ち込むことが特徴です。

日本ではほとんど臨床利用をされておらず、今後の研究発表が待たれますね。

ウルトラシェイプとライポソニックスは、それぞれ開発していた会社を技術者ごと、全米第一位のシネロン社、全米第二位のソルタメディカル社という二つの大手レーザー企業がM&Aすることによって商品ラインナップに取り込まれたのです。

4)こちらは米国キュテラ社のトゥルースカルプ(truSculpt)です。

キュテラにはスコット博士という優秀な技術者がいますのでこちらは自社開発でしたが、計画発表から発売までには数年の時間がかかりました。ラジオ波(高周波)によるサーマルシェイビングというコンセプトの下作られました。

機器はRFが主体ですので、皮下の加熱と、痛みによるノルアドレナリンの血中濃度の上昇が主要な機序であると考えられています。

5)こちらはBTL社のエクシリス。

本社はチェコの会社で、超音波とRFを同じ周波数で、さらに同軸で照射するという技術を持っています。

ちょうど昨年チェコで開催されたヨーロッパ皮膚科学会EADVの際に、こちらの企業を見学することができました。

今年になって、焦点式非接触型RFで、ヴァンキッシュというモデルも発売されましたので、こちらの結果も気になるところです。

6)こちらはアルマレーザー社のアクセントウルトラです。

40.68MHzのradiativeRFと超音波(剪断波)エネルギーを主体とした機器で、社長のZiv Karni(工学博士・右端)の開発能力は高く、先日もアクセントウルトラVをデビューさせたばかりでした。

しかしながら、まさに今年、この会社自体が中国の企業にM&Aされてしまった事実があり、今後の開発が同じように行われるかはわかりません。

7)そして最後は、シネロン社が長年自社開発してきたヴェラシェイプです。

現在はヴェラシェイプⅡという機種が販売されています。

これはelosRF 赤外線、バキュームそしてマッサージを利用した複合機。

僕は2004年にこの日本初代機を使用した経験があります。

効果としてはマイルドですが、細胞外にある水分の移動は可能ですので、直後の痩身感覚はあると思います。

こうしてみると、いよいよ医療痩身市場の機器も充実した感がありますよね。

これらの機器は脂肪細胞から中性脂肪を溶解するだけですので、その後の遊離脂肪酸の体内移動、代謝、消費などを考えると想定しなければならないファクターは多いです。

さらに、ここに挙げた7機種の中でも、患者さんの体質に合致したもの選ばなければ効果はありません。

実は僕も本年度中に、こうした世界の最新痩身機器を一堂に集めた、痩身専門クリニックを東京に作る計画をしています。

僕も機器監修として、チームに加わります。

こちらは進捗状況をお知らせするようにしますね。

 


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