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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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痩身を科学する 最新医療機器による痩身治療のススメ

いよいよ明日になりますが、僕の最新刊 「痩身を科学するー最新医療機器による痩身治療のススメー」が発売となります。

今日からアマゾンで予約が開始されたようです。よろしくお願いいたします。

これまで数多くの「究極の痩身方法」が登場してきました。

登場後、世間を騒がし、消えていったものも数多くあります。

言ってみれば痩身には究極の方法が存在しないのです。

痩身について総論的な本を書いてほしいという依頼があった際に、僕は医療機器の専門家なので、機器を中心にしてならば本を書くことも可能かもしれませんとお答えしました。

その上で今回、痩身を語る上では大前提として

●栄養学的知識

●医学生理学的な知識

の横断的な知識が必要であると思い、それをまとめました。

また、痩身治療の説明をするために、過去のダイエット法についても系統だってまとめ、さらに活性酸素の理論についても1章を割いて、解説を加えさせていただきました。

最終章には、現在医用利用されているほぼすべての痩身機器についてコメントをしています。

ちょっと内容をご紹介させていただきますと、

国際的に痩身市場をけん引している「クルスカ」。

そして、高密度焦点式超音波治療法の「ライポソニックス」。

RFを利用した代表的機器である「インディバ」。

また、活性酸素の欄では、僕の専門の一つでもある、抗酸化剤のC60フラーレンについてなどにも触れています。

痩身について、ほぼすべての知識を網羅した内容になっていますので、辞書的に利用していただければ嬉しいです。


■2014年3月 第72回AAD American Academy of Dermatology⑧ デンバー市内 最新痩身医療機器 ヴィーナスコンセプト社 レガシー

おはようございます。

今日は4月23日。クリニックFの診療日です。

実は昨日、サーマクールを自分打ちしてみました。ちょっと顔の輪郭がすっきりしましたか?

昨日は、イスラエルはヴィーナスコンセプト社の最新痩身医療機器レガシーが日本に初上陸したのです。

この機種はRFとパルス状電磁場(PEMF: Pulsed ElectroMagnetic Field) を組み合わせた機器。

パルス状電磁場という言葉は聞きなれないかもしれませんが、いわゆる深部加熱機器。

もともと物理療法の領域で使用されてきましたが、ホットパックなどの表在性温熱剤よりも深部へ、さらに超音波よりも広い範囲に温熱効果をもたらす機器です。

連邦通信委員会(FCC)によって定められている医療目的の機器において、短波領域では三つの周波数が割り当てられています。

それぞれ、13.56、27.12、40.68MHzを中心とした波長。

パルス状電磁場は、電磁エネルギーの強度と組織の種類により組織吸収エネルギー量と温度上昇が決定されます。

RFとパルス状電磁場を組み合わせることによって、脂肪細胞が障害されると想定されている、摂氏45-47度に至るまでの組織の温度上昇速度を上げることが出来るのです。

こちらは25日に発売される僕の最新著作、「痩身を科学する」の1ページですが、こちらにも紹介させていただきました。

僕も注目してきた機器だけに、楽しみです。

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さて先月、全米皮膚科学会で滞在した米国中部の都市、コロラド州デンバーですが、街を歩く時間がありましたので、少しご紹介しますね。

デンバーの町中には、このような無料なシャトルバスが巡回していますので、自由に乗り降りできます。

ちょっと北に行くと、ホワイトハウスを模したコロラド州会議事堂があります。

街中にはオペラハウスもあります。

デンバーの出張あ決まった時に、すぐにオペラの題目を調べたのですが、現在開催中のカルメンとリゴレットは予定が合わず。

デンバーでは地ビールが沢山ありましたね。

ちょっとお店に入るとこの通り。見たことのないビールを観ることが出来ました。


■2014年3月 第72回AAD American Academy of Dermatology⑦ ヴィーナスコンセプト Sadick Dermatology Dr. Neil Sadick

おはようございます。

今日は4月22日(火)。クリニックFの診療日です。

今日の都内は暖かいですね。木々の色が青々としてきました。

良い季節ですね。

昨日は、僕の2014年3つ目(英語1報 日本語2報)となる論文が掲載された本が送られてきました。

先日プレスリリースに同席させていただいた、家庭用たるみ機器の、newa。

こちらの医学臨床的な評価の論文です。

今年も出来る仕事をひとつずつ、してゆこうと思います。

さて、僕のブログは約ひと月遡って、三月下旬にアメリカはコロラド州デンバーで開催されたAAD米国皮膚科学会のお話。

*****

この学会では、夜な夜な各企業が医師を招待するパーティーが開催されます。

そんな中、ニューヨークシティのアッパーウエストでSadick Dermatologyを開業するDr. Neil Sadickにお会いしました。

彼も皮膚科医としてこの業界でその名を知らぬ人はいない、とても有名なドクターです。

2008年には僕も、NYの彼のクリニックに訪問させていただきました。

この日はイスラエル ヴィーナスコンセプト社の新製品「レガシー」の発表パーティが開催され、サディック医師はその講演をするために来ているとのこと。

楽しいパーティでした。

こちら、VenusConcept社 CEOのDomenic Serafinoです。

夜のデンバーの街並み。

米国の夜景はどの街でも独特の良さがありますね。


光治療器オーロラの機器変遷 光治療器を入れ替えるタイミング

おはようございます。

今日は4月21日(月)。クリニックFの診療日です。

都内はあいにくの雨模様で少々肌寒いようなお天気ですが、週末はいかがお過ごしでしたか?

僕は昨日久しぶりにお休みを頂きました。

このところ日米の出張と講演続きで体が休まる時間がありませんでしたが、昨日は片瀬江ノ島の自宅で一日好きな音楽を聴いて、ピアノを弾き、砂浜を歩き・・・とゆっくり休養できました。

小田急片瀬江ノ島駅。

海に浮かぶ色とりどりのヨット。

空は曇っていてもこうして鮮やかな帆が並ぶと、景色が変わります。

そして入れ替えたばかりのピアノ ヤマハ AVANGRAND N2。

素晴らしい製品で惚れ込んでいます。

おかげさまで、リフレッシュできました。

次の出張は、5月中旬にセルビアで開催される欧州皮膚科学会(EADV)。

今年のGWは、4月29日と5月3日を診療日として設けることにしました。

海外や遠方の方でお越しになれそうな方はお問い合わせください。

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こちら、今月出張したアメリカはフェニックスのASLMS 米国レーザー医学会会場にて。

テネシー州ナッシュビルで開業しているDr.Michael H. Goldとの写真です。

米国レーザー界で彼のことを知らない人はまずいないでしょう。大物です。

僕自身とても尊敬していますし、また彼のクリニックには必ず新しい機器が最初に入りますので、僕にとっては重要な情報源の一人でもあるのですよ。

今年のトレンド、気になられている方も多いようですね。

今ブログにまとめていますので、後日記事にもしていこうと思いますが、今日はひとつ最近こちらもよくお問い合わせいただく光治療器 オーロラの話を先にしたいと思います。

最近同業の先生方からもお問い合わせいただくトピックについてです。

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クリニックFでは、肌の透明感を増す色素系光治療機器(フォト治療器)が7台あります。

その中で初診の方に使う光治療機器は、シネロン社から2013年に発売された「eプラス-SR(通称オーロラ)」という機器が多いです。

この機種は2001年に市場に登場し、2005年までは「オーロラ」という機器名で販売されていました。

この「オーロラ」の名前が現在も通称として使用されていますが、実際には現在オーロラという機種は存在しません。

下の写真は2006年ぐらいまでに販売された旧式の機種です。

光学機器が一台開発されると、それは常に技術進化を追いかけながら、マイナーチェンジが随時加えられ、製品はアップデイトされていきます。

車やPC、カメラと一緒です。

下の写真は、2007年に発売された機器達です。

◎オーロラの後継機種がeライト

◎ポラリスの後継機種がeレーザー

◎ギャラクシーの後継機種がeマックス

そして、2013年にこれらの機種の後継として発売されたのがeプラスです。

一般にオーロラと呼ばれている施術も

■オーロラSR

■ギャラクシーSR

■eライト-SR

■eマックス-SR

■eプラス-SR

の5機種が市場に混在しているのが現状です。

光治療器を注意深く使っているとよくわかりますが、メンテナンスをしていたとしても、毎年経年変化で、数パーセントづつパワーが低下して来ることに気づきます。

例えば、20J/cm2と機器にフルレンス表示がなされていても、その値に誤差が出るのです。

実際にオシロスコープを使用して、工学的に機器出力を測定すると、その違いがよくわかります。

治療を組み立てて行く上で、患者さんに想定しているパラメーターがずれるのは嫌なので、僕自身は1年半から2年おきに機器本体を買い替えています。

工学的には機器本体の劣化を考えると、正確な診療をするためには、どのクリニックでも5年をめどに本体の買い替えを行った方が良いと思います。

また、僕もMBAを取得して、コーポレートファイナンス(企業の現在価値査定についての科目)の授業を受けてよく理解しましたが、良く使用する機器に関しては、機器を入れ替えた方が、経営上、税務上、クリニックにとってはむしろメリットがある場合もあります。


イースター Computus  ゴルフ用高速度カメラ

おはようございます。

今日は4月19日(土)。クリニックFの診療日です。

先日の形成外科学会では、世界最高速の800枚/秒で撮ったフラクショナルCO2レーザーの照射面の映像を供覧しました。

僕もゴルフ用の高速度カメラ使っています。

カシオEXILIMのEX-FC300Sです。

こちらは30枚/秒。

スイングチェックにいいんですよね。

ゴルフが趣味の一つといいつつ、今年はまだ一度しかしていません。

5月には、美容外科の先生方と2回ほどラウンドする約束がありますので、そろそろ練習を始めたいと思います。

※※※

明日2014年4月20日はイースター。復活祭です。

欧州企業から、綺麗なレターメールがたくさん送られてきました。

イエス・キリストが復活した日というキリスト教における最も大切な日 イースター。

これはもともと太陰暦にしたがって決められましたので、クリスマスと違って日時が毎年変わります。

また、グレゴリオ暦を採用した西方教会と東方教会の間でも、違う日時で復活祭を祝います。

2013年から2022年までで、西方教会と東方教会で同じ日時に祝うのは、わずか2回。

その2回の内1回が、明日2014年4月20日なのです。(ちなみにもう1回は、2017年4月16日。)

キリスト教の教会暦における復活祭の日を算出する方法は、中世の教会で最も重要な計算の1つでした。

これを「コンプトゥス(Computus ラテン語で計算の意)」といいます。

太陽暦も、太陰暦も、天文現象をもとに暦計算を行う時には無理数や気の遠くなるような桁の有理数の壁にぶつかります。

そこで、天文学者や数学者たちは天文周期表を考え出し、測量技術やより正確な暦が求められる際に、補正や改暦を行ってきたのです。

表計算方式や、アルゴリズム計算方式などなど様々な方策がありますが、これで数冊の本が書けるほど。

興味深いですね。


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