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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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日本形成外科学会 総合懇親会 第一回JSPRS美容医師会 ドラッグデリバリーシステム 

おはようございます。

今日は4月14日。クリニックFの診療日です。

日米の春の大きな学会が続いてしまいましたが、今日より欧州皮膚科学会の開催されるセルビア出張までの5月17日までは、通常通りの診療日になります。

朝には、数年来、共同研究で関わってきた大学院の薬学研究室に顔を出してから出勤してきました。

僕は今後数年間かけて、フラクショナル・レーザーアシストによる薬剤ドラッグデリバリーの研究をまとめたいと思っています。

Drug Delivery System(DDS)とは,必要な薬物を必要な
時間に必要な部位で作用させるためのシステム(工夫や技術)
であり、薬物療法にとって非常に重要な考え方です。

フラクショナルレーザーの理念が初めて2004年に米国のレーザー医学会に登場したのが約10年前。

円柱状にレーザーを照射することにより正常細胞を残し、肌を入れ替えることによって、ニキビ跡治療や肝斑治療などに画期的な治療を実現させました。

僕も2005年に日本に初めて上陸したフラクショナルレーザー機器「フラクセル」を当時のクリニックに導入しましたが、10年前と比較して、半導体レーザーの工学的な技術革新により、同じ性能の機器をより小さい筐体で作り上げることが出来るようになりました。

そうした中、新たな注目を浴びてきたのが、フラクショナルレーザー機器前処理による、皮下への薬剤のドラッグデリバリー(DDS)です。

日本ドラッグデリバリー学会への入会も済ませました。

先日の米国レーザー医学会でも、この研究についての発表が多くなされていましたし、注目されているのですよね。

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さて、先週の長崎の形成外科学会の写真を少しアップしますね。

こちらが学会冊子の表紙となり、懇親会場となったTHE VILLASのサンセットマリーナ。

大学の同級生である力久直昭先生にも会い、旧交を温めました。

もう卒後20年も経過しました。

そののちは、橘湾に面した茂木潮見崎の、料亭「二見」にてレーザー企業主催の二次会に移動。

長崎近海沖で上がった5kg級のタイをいただき。

さらに、三次会は場所をロアジス坂本に移動して、第一回JSPRS美容医師会に参加しました。

こうして様々な先生方との交流が出来るのは楽しいですよね。


長崎の日本形成外科学会より帰り、クリニックFの診察を再開しました

おはようございます。

昨夜長崎より戻り、今日から診療再開です。

今朝は出勤前に髪を切り、さっぱりしてきました。

4月に入って診療3日目。

関係者の方々にはご迷惑をおかけしました。

これで春の大きな学会はすべて終了しましたので、通常通りの診療に戻ろうと思います。

思えばこの20日余りで、デンバー(全米皮膚科学会)&フェニックス(全米レーザー医学会)と米国を2回往復し、家庭用機器のプレスリリース、さらに長崎の日本形成外科学会・・・と、日本語と英語合わせて計7回の講演をしてきました。

実際僕自身はそんなに疲れを感じているわけではないのですが、これ以上スケジュールを入れるとあるとき突然限界が来るのではないか・・・と、昨日ふと生命の危機を感じました(笑)。

大袈裟ですが、とはいえ実際そういう人が増えている世の中ですから、3ヵ月先の予約状況を考えても自己管理をもう少し徹底しなければなりません。

気を付けたいと思います。

すこしづつブログもアップしてゆきたいと思います。


日本形成外科学会での招待講演二つ目

学会二日目。

イブニングセミナー5

「リサーフェシング治療における炭酸ガスフラクショナルレーザーの工学的解析」の招待講演、無事に終了しました。

今回利用したフラクショナルCO2レーザー機器の照射面を、工学部研究室で、800倍速の高速度カメラで撮影。

こちらの動画を利用して発表させていただきましたが、講演を聞かれた先生方にも、興味を持っていただけました。

座長の埼玉医科大学形成外科中塚貴志教授

いつもお世話になっている、林原医院の林原伸治院長

お二人と写真を撮らせていただきました。

 


長崎開催の日本形成外科学会にて 初日イブニングセミナーの招待講演

おはようございます。

今日は4月10日(木)。クリニックFは休診日を頂き、僕は長崎で開催されている日本形成外科学会に出席しています。

昨日は5月並みの暖かさと晴天の中、グラバー園や大浦天主堂などを見学し、長崎ちゃんぽんを食べた後に会場入り(笑)。

長崎に滞在するのは、学生のとき友人の家に遊びに行って以来、実に25年ぶりです。

この日は、最新非接触型RFテクノロジー ヴァンキッシュの理論と臨床についてイブニングセミナーの講師を引き受けていました。

イブニングセミナーの入りは初日であったにも関わらず、思いのほか好調。

この機器を使用するにあたって、理論上では非常に効果があると思った反面、患者さんの満足度が思ったよりも得られない場合が多かったため、通常の機器利用に加えて、脂肪を燃えやすくする生理学的な側面の補足が必要であると思い、生理学的な痩身のスライドを10枚程度加える事にしました。

チェコ共和国や2週間前のアメリカのデンバーでのBTL社のCEOであるマルセルとのディスカッションも加えて説明させて頂きました。

座長の名古屋大学形成外科教授の亀井譲教授と、演者の八事石坂クリニック院長の大口春雄先生とご一緒させて頂きました。

関係者の方々に御礼申し上げます。

 


■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix④ 米国レーザー医学会2014 フェニックスより帰国しました

おはようございます。

昨晩、アメリカはアリゾナ州フェニックスで開催されたASLMS米国レーザー医学会より帰国しました。

今回は思ったよりも時差ボケがないのか?、今朝は快調です。

 

ASLMSは、世界に数多くのレーザー学会がある中、僕が最も重要視している学会の一つです。

今回僕の発表は一番大きなホールで、開催中日のお昼過ぎ、2番目の演者というゴールデンタイムで組まれていました。

テーマはスキンリジュビネーション、つまり「肌の若返り」のセッションでした。

Effects of a novel vitamin C derivative “GO-VC”as after treatment of fractional CO2 laser treatment in Asian patients

という、新たなビタミンC誘導体であるGOVCをフラクショナルCO2レーザー機器により、皮下にドラッグデリバリーした発表です。

ちょうど一年前の日本形成外科学会で初めて発表させて頂いた新たな誘導体ですが、こちらをレーザーとフュージョンさせて実験をしました。

またブログにアップしてゆきますね。

ところで明日明後日、4月9日・10日は長崎で開催される日本形成外科学会にて講演ですので、再び明日から3日間お休みをいただき、12日の再スタートとなります。

関係者の方々には申し訳なく思うのですが、日進月歩で進化するレーザー機器についてディスカッションを続け、より良い診療に結び付けたいと思っています。

先月末のデンバー全米皮膚科学会(AAD)から、今年は大きな学会の開催日がとても近く疲労も少々たまってきましたが、まずは今日一日集中力を切らさずに、頑張りますね。


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