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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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いつものKERATON HOTEL

チェックインしたのは、いつものKERATON HOTEL。

こちらで生けられてる花を見て、いつも気持ちがリフレッシュします。

7時にホテルに入り、アンパックをして軽くシャワーを浴びた後は、ブレックファストミーティングを経て早速現地のクリニックに向かいます。


日本車の街 ジャカルタに来ています

12日の診療を終えた後羽田空港に向かい、日付が13日になった深夜インドネシアはジャカルタに向かいました。

2ヶ月ぶりのスカルノハッタ空港。今回も陽が昇る時刻に到着です。空が綺麗。

空港から市内までは、また現地の警察車両が先導してくれます。

しかし、インドネシアは本当に日本車が多い国です。

乗用車とバイク、どちらも90%は日本のものではないでしょうか?

タクシーはスカイブルーに塗られたトヨタ車。警察の車両もトヨタ車とヤマハ。日産、スズキ、三菱、ホンダ、マツダ・・・とちょっと圧巻なほど、右も左も日本車だらけです。

海外出張の多い僕ですが、こんな国を見る事はなかなかないかもしれません。

大統領選が終わったばかりのインドネシア。この日も朝からデモが行なわれていました。


痩身治療における光・高周波治療

11月29日に開催される、日本レーザー医学会総会にてシンポジストとして講演を行うことになりました。

お題は、シンポジウム:痩身治療における光・高周波治療 「非接触型RFシステム(ヴァンキッシュ)による痩身治療および、痩身理論の総論についての最新的知見」です。

抄録をご紹介しますね。

***

莫大な脂肪吸引の希望患者を持つ米国の形成美容外科市場でも、よりリスクの低い医療機器を用いた痩身機器の開発が待たれている。過去市場に投入された多く の痩身機器も、エネルギーソースを氷結(クライオ)、低出力レーザー、接触型RF、超音波、焦点集中型超音波、などに変え登場したが、いまだ唯一といえる 機器は存在していない。

今回、非接触型マルチポーラーRFを利用し、痛みなく選択的に脂肪体積を減少させる痩身機器 英国BTLテクノロジーズ社「ヴァンキッシュ」を利用する機会を得たためここに報告する。

電磁波の特定の周波数においては組織のうち、脂肪、皮膚、筋肉に対する導電率 (conductivity)と誘電率(permittivity)の値はそれぞれ一定である。その導電率と誘電率の値の違いを利用して、選択的に皮下 5‐15mmの脂肪組織を摂氏43‐45度に加熱して、脂肪細胞のアポトーシスを誘導するものである。

照射されたエネルギーと反射されたエネルギー量をリアルタイムで測定し、最適なエネルギーを伝達するための自動調整(チューニング)機能があるために、非接触でありながらエネルギーの吸収ロスを最小限に抑えている。

脂肪組織から脂肪を燃焼させるまで五つの生理学的過程があり、これを一つでも飛ばしてしまうと実際の痩身にはつがらない。

その過程とは、

1)糖とアミノ酸によるグルコースの脳への配給を抑え脂肪が分解されやすい状況にする。

2)脂肪細胞の中性脂肪(トリグリセリド)を脂肪酸とグリセリンに分解し、細胞外に排出する。

3)アルブミンと結合させ、遊離脂肪酸を血中に乗せる。遊離脂肪酸を、筋肉や肝臓に血中移動させ、その細胞内でアセチルCoAに変換。

4)カルニチン供与により、ミトコンドリアに取り込ませ、ベータ酸化、さらに電子伝達系に移行しエネルギー化。

5)さらにこのエネルギーを消費すること。

であるが、本シンポジウムでは食後の体内代謝の経時的変化の解説と共に、機器による痩身治療の利点および限界について述べたい。

***

ご興味ある方はぜひお待ちしています。


R.I.P. ロビン・ウィリアムス

先ほど、米俳優のロビン・ウイリアムさんが亡くなったとの訃報を受けました。

大変驚きました。

まだ若かったのに・・・どうしたというのでしょう。

高校生や大学生の時に観た映画は特に記憶に残ると思うのですが、ロビン・ウィリアムスといえば僕にとっては

『グッドモーニングベトナム』のエイドリアン・クロンナウア上等兵役

『いまを生きる』のジョン・キーティング教師役

『レナードの朝』のマルコム・セイヤー医師

が最も鮮やかに記憶に残っています。

どれもとても好きな映画でした。

素晴らしい俳優さんでしたね。

もう彼がいないことに実感がまだ伴いませんが、ご冥福を心からお祈りします。


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