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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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日本美容皮膚科学会誌

 

こちら、今年最後の僕の出版物が手元に届きました。

日本美容皮膚科学会誌の総説「リサーフェシング治療における炭酸ガスフラクショナルレーザーの進化〜レーザー工学的解析から検証する〜」です。

機会がありましたらぜひお読みください。


Seasons Greetings

今週はクリスマス・ウィークでしたね。

スカイツリーも、クリスマスツリーの色に輝いていました。

もうクリスマス休暇に入っている各学会やレーザー関連企業からも、続々とクリスマスカードや年末年始の挨拶などが届きましたよ。

一昔前と違って今はFacebookなどでも情報を開示できますので、本当に便利な時代になりました。

こうしたグリーティングカードや広告を見ると、企業によってキャラクターも異なることがよくわかります。

一部画像をお借りしてご紹介しますね。

AAD American Academy of Dermatology

EADV European Academy of Dermatology and Venereology

IMCAS International Master Course on Aging Skin

Lumenis

Alma

Ultherapy

Coolsculpting

DEKA

毎年こうしたグリーティングカードや広告を僕は楽しみにしています。

英語で情報を追いかけていくのは正直しんどいときもありますが、こうしたヴィジュアルに訴えかける写真や広告ひとつとっても海外の情報はコミュニケーションや自己プレゼンテーションの仕方を勉強する絶好のツールになりますね。

クリニックFのFBページでも随時こうしたページをシェアさせて頂いていますので、良かったら遊びに来てください。


シンガポール ラッフルズホテル 

再びシンガポールに出張で来ています。

何度行っても思うことですが、日本を出てシンガポールやインドネシアに行くと、リアルなアジア経済を肌で色々と感じます。

今回は温故知新の象徴の一つ、ラッフルズホテルでミーティングがありました。

見事なクリスマスツリー。

マリーナベイサンズも健在でしたよ。

夜は人生三度目のナイトサファリに行ってきました。

今回の相棒は、CANON SX60HS。

暗いところでもなかなかの解像度です。


2014-15年のMETのカルメンは歴史に残ると思います

今週は楽しみにしているニューヨーク・メトロポリタン・オペラ 通称METのライブビューイングが行われる週でした。

1週間しか上映期間がないので、その中でなんとか空き時間を探し、さらにその時間に開演している映画館を探し・・・という感じで観ています。

オペラを観ている3時間はすべてを忘れて没頭し、幸せな気持ちになります。

今週はMET上演日 2014年11月1日の「カルメン」です。

カルメンはこれまでに恐らく20演題以上観ているでしょうか?

このブログで書いたことがあるのは

2011年にシチリア島ティアトロマッシモで観たカルメン

こちらの劇場は、ゴットファーザー3の最後の場面で使用されました。

さらに2011年の震災の後に来日したボローニャ歌劇場で主役がすべて入れ替わったカルメン。

これは時期的なものもあり、鮮明な記憶として残っています。

これら含めカルメンに関しては違ったディレクションでも何度も観ていますし、ストーリーも曲もよく知っていますが、観るたびに違う感動を与えてくれるオペラでもあります。

作曲家ビゼーには事実上カルメンしかオペラ代表作がなく、しかもカルメン作曲後ほどなく若くして亡くなってしまったので、この成功を彼は生きている間に見ることが叶いませんでした。

その事実を本当に残念だと毎回心から思う、錆びることない素晴らしい作品ですよね。

けれど、その素晴らしさに僕たち観客は時々慣れてしまい、いえ正確には時に慣れ過ぎてしまってそれを見失い、カルメンならもう何度も観ているしよく知っている、また次の機会もあるだろうから今回は観なくてもいいか・・・と思ってしまうことがあります。

でも、今回のカルメンは特別でした。凄かった。

僕がこれまでに観たカルメンでは最高のカルメンでした。

※※※

指揮はスペイン人指揮者で若手の実力派 パブロ・エラス=カサド

演出:フィガロのリチャード・エア

主役は、アニータ・ラチヴェリシュヴィリ(写真)。

METでカルメンを演じることは、メゾソプラノなら誰しもが夢見る究極の目標の一つでしょう。

グルジア出身の彼女は、まさにカルメンが乗り移ったような迫真の演技をするのですが、これには鳥肌が何度も立ちましたよ。

アレクサンドルス・アントネンコがドン・ホセを

今年のMETの「フィガロの結婚」ではフィガロを演じたイルダール・アブドラザコフがエスカミーリョを。

さらに、ラ・ボエームのミミでは定評のあるアニータ・ハーティッグがミカエラを演じます。

これがまたどの役もぴったりで・・・たとえば以前ヨナス・カウフマンがドン・ホセを演じていますが、もちろん彼はずば抜けた才能の持ち主で、彼が演じるドン・ホセは今でも語り継がれているわけですが、役だけを考えるとドン・ホセを演じるには彼は元々色男過ぎるし華があり過ぎる。エスカミーリョとの対比が難しい場面もあるように思うのです。

しかしながら、アレクサンドルス・アントネンコは舞台の上で愚直な、バスク出身の母親を愛し、恋人と素朴な人生を歩む、まさにドン・ホセそのもの。

スペイン北部のバスク地方は、今でこそ文化都市、グルメなどで知られますが、この歌劇が書かれた当時は時に差別さえされる地域であったと言います。

ホセは母の期待を胸に、母に胸を張ってもらえる仕事を選ぼうとそんな田舎を後にし兵隊になりますが、

カルメン演じるラチヴェリシュヴィリという、かつて人生で出逢ったことのない女性を前に、少しずつ人生を狂わせていく様子があまりにリアルなのです。

そのドン・ホセをラチヴェリシュヴィリは、時に誘い、時に突っぱね、嘲笑い、怒り、微笑みながら、ファム・ファタル(運命の女)として生き抜きます。

悪女のように言われがちなカルメンですが、今回の舞台ではラチヴェリシュヴィリにホセを包み込むような母性さえ感じました。

ドン・ホセの方が実は強く、彼を選んでしまったことがカルメンの悲劇なのではないか、でもそれを含めて彼女はすべてを受け入れ、彼女なりのやり方でホセを愛したのだなと終盤では思わせるような演技でしたね。

そんなふたりを彩る、エスカミーリョとミカエラ。

ミカエラの透明感溢れるアリアにMETで観客たちは惜しみない賛辞を送り、エスカミーリョによってこの悲劇に束の間、色彩豊かな虹がかかるような舞台でした。

カルメンは、本当に名曲揃いです。

第1幕への前奏曲

ハバネラ「恋は野の鳥」
第2幕への間奏曲 「アルカラの竜騎兵」
ジプシーの歌
闘牛士の歌 「諸君の乾杯を喜んで受けよう」
花の歌
第3幕への間奏曲
カルタの歌
ミカエラのアリア
第4幕への間奏曲 「アラゴネーズ」

どれも本当に素晴らしいのですが、不思議と会場を出たのちに頭に残る旋律は、毎回違うのも面白いところ。

今回は、アニータ・ハーティッグが演じたミカエラのアリアがしばらく頭の中を鳴り響いていました。

2014-15年のMETのカルメンは歴史に残ると思います。

是非いずれかの機会でご覧になってください。


2015年 米国レーザー医学会演題が通過しました

今朝、2015年4月のASLMS米国レーザー医学会で、演題一つ口演で通過の連絡が来ました。

Your abstract has been accepted for an oral presentation at the 35th
Annual Conference of the American Society for Laser Medicine and Surgery
to be held at the Gaylord Palms® Resort and Convention Center in
Kissimmee, Florida. Your talk has been scheduled in the Basic Science
and Translational Research Abstract Session, Friday, April 24th, from
5:00 pm – 5:14 pm and will be listed as follows in the preliminary and
final program:

この米国レーザー医学会は僕が最も重要に考えている学会のひとつ。

世界のレーザー医師の情報源です。

今回は、近赤外線(キュテラ社タイタンとサイトン社スキンタイト)治療機器による、皮下での活性酸素の発現と内容の比較について調べました。

COMPARISON STUDY OF RAPID REPETITION RATE AND CONTINUOUS NEAR INFRARED (NIR) LIGHT DEVICES: DETECTION OF THE DIFFERENT REACTIVE OXYGEN SPECIES INDUCED OXIDATIVE STRESS IN SKIN DURING
IRRADIATION, RESPECTIVELY

Takahiro Fujimoto, Shinobu Ito, Hideko Kanazawa,

Clinic F, I.T.O. Co., Ltd., Keio University, Tokyo,

僕は足掛け12年で16演題目の通過です。

過去の通過演題を見直してみますと、今世紀に入ってからのレーザー医療のトレンドをみているようですね。

2004年 4月 ダラス

①Non-ablative Skin rejuvenation, Q-switched Nd:YAG Laser assisted with carbon suspended lotion

邦訳「カーボンアシストQスイッチNdYAGレーザーピーリングについて」

2005年 3月 フロリダ

②Non-ablative Treatment of Melasma utilizing a Q-Switched Nd:YAG Laser peel assisted with a topical carbon photoenhancer lotion, and adjunctive treatment with 633 nm Red Led Light

邦訳「カーボンアシストQスイッチ&ロングパルスNdYAGレーザーピーリングと赤色LEDの併用療法による肝斑治療ついて」

2007年 4月 ダラス

③The Treatment of Photodamage and Facial Rhytids Utilizing Fraxel(1550nm Erbium Glass Fractional Laser Resurfacing) and Thermacool TC (Monopolar RF) in Japanese Patients

邦訳「日本人患者光老化に対するフラクセルとサーマクールの併用療法」
2008年 4月 フロリダ

④Clinical evaluation of 1440nm and 1320nm multiplex Fractional laser (Affirm multiplex) delivered by microarray for treatment of photo aging for Japanese skin

邦訳「1440nmと1320nmのマルチプレックスフラクショナルレーザーの日本人肌光老化への使用経験」

⑤ESR analysis of free radical generated by Fractional resurfacing laser (1440nm)

邦訳「1440nmのフラクショナルレーザーにより皮下に発生する酸化物質のESR分析」

⑥Skin resurfacing utilizing a 2.79um Er:YSGG (YTTRIUM SCANDIUM GALLIUM GARNET) laser for asian patients

邦訳「2790nmエルビウム:YSGGレーザーによるアジア人肌の入れ替え」

2009年 4月 ワシントンDC

⑦Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients

邦訳「アジア人肝斑症例に対する低レベル・QスイッチアレキサンドライトとQスイッチヤグレーザーの比較検討」

⑧The Action of Antioxidants, Fullerene on laser therapy of pigment spots

邦訳「抗酸化剤フラーレンの色素斑のレーザー治療の反応」

2010年 4月 アリゾナ

⑨Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients

邦訳「アジア人の肝斑治療に対する、Qスイッチアレキサンドライトと、QスイッチNd:ヤグレーザーの比較演題」

2011年 3月 テキサス

⑩Clinical evaluation of 1550nm and 1927nm laser delivered by fractional for Asian patients of melasma and acne scars

邦訳「1550nmおよび1927nm(フラクセル3DUAL)の肝斑およびニキビ跡の使用経験」

2012年 4月 フロリダ

⑪Eyelid skin tightening for Asian skin: Conoarasuib stydy of Fractional Laser devices

邦訳「アジア人肌へのフラクショナルCO2レーザーによる眼瞼挙上術と機器比較」

⑫Detection of the different reactive oxygen species induced oxidative stress in skin during 1550nm & 1927nm Fractionated Laser therapy

邦訳「1550nmおよび1927nm(フラクセル3DUAL)のフラクショナルレーザー使用後に発生する皮下のラジカル種の同定」

2013年 ボストン

⑬Detection of the Different Reactive Oxygen Species Induced Oxidative Stress in Skin During CO2 Fractional Laser, RF, CO2 Fractional Laser and RF Combination Therapy Respectively

邦訳「CO2フラクショナルおよびRF複合機(スマートサイドスクエア)使用後に発生する皮下のラジカル種の同定」

⑭High Temperature Heat Source Generation With a Very Low Power Level Quasi-CW (Continuous Wave) Semiconductor Laser for Medical Use

邦訳「医療利用が可能な低出力半導体レーザーにより、高温ソースをつくる技術についての研究」

2014年 アリゾナ州フェニックス

⑮ Effects of A Novel Vitamin C Derivative GO-VC, After Treatment of Fractional CO2 Laser in Asian Patients

邦訳 「新規ビタミンC GO-VC のCO2フラクショナルレーザーを用いたドラッグデリバリーについての研究」

実はもう一演題、臨床のものを出していますので、その返事待ちです。

また報告してゆきますね。


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