6年前、婦人画報1月号でnewaリフト掲載していただきました。
6年前、コンビニエンスストアで、こんな化粧品を見つけました。
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/diary/others/post_3251/
スティムシュアという機器がエムスカルプトの追従機として日本で話題になっています。
エムスカルプトはHIFEMという磁気を使った技術で筋肉を効率よく鍛えるための機器ですが、おおよそ、画期的なエネルギーデバイスが出た際には、その追従機が各社から出るものです。
中には特許も回避できておらず、悪質な機器も存在しますが、オリジナルの技術の機器と比較すると、しょせんはリバースエンジニアリング機器。
効果は同等とは言えませんね。
昨年デビューした追従機に関していうと、韓国の理学療法機器のREMED社が作り上げたEMS機器で、「SALUS TALENT PRO」という機種があるのですが、エムスカルプトの世界的な爆発的な販売業績をみて、ドイツのZIMMER社がこの韓国企業にOEMした機種が「Z Field Dual」。
こちらは、契約の問題で、ヨーロッパのみ販売されています。
さらに、ZIMMER社から全く同じ機能の機器が、米国市場にクールトーン(アラガン社販売)、アジア市場にスティムシュア(サイノシュア社販売)と名前と販売会社を変えて販売されている状況になります。
実際に両者の施術を受けてみれば、効果の違いは明らかにわかるはずなのですが、こうした機器を専門にされている医師でも、違いがわからない方もいらっしゃるようです。
感性や評価能力の問題なのでしょうか。
データで示すしか方法はなさそうですね。
実際にエネルギー強度を測定すると、表皮でも、皮下4cmのエネルギーの強さでも、エムスカルプトが勝ります。
エムスカルプトが10本の査読を受けた英文論文に掲載されているのに対して、スティムシュアなどの研究論文は0。
追従機は安く作ることが大切なので、研究費をかけませんので、そうした対象には値しないという事ですね。
こうしたコロナ禍の期間も、スロベニアのISKRA MEDICAL社が「テスラフォーマー」、韓国のDAEYANG MEDICAL社が「EMスリム」を。
さらにEMスリムにOEMしたフランスのDeleo社の「クリスタル フィット」 などを発売しましたね。
日本の美容雑誌などでは、こうした海外の開発状況をよく知らずに、新しい機器が出たと記事にしてしまうことがあるので、正しい情報が消費者に伝わらないこともあります。
工学博士でもある僕は、初めに技術を作り上げたオリジナリティや創造性を評価したいですね。
海外の医師やメーカーとの情報網を今後も大切にしたいと思います。
一線でコロナと戦っている医療従事者が個々の病院で医療崩壊が近いと言っているのは事実ですし、頭が下がります。
しかしながら、重症者が多く医療崩壊が近いというのはかなりの地域格差がありますね。
一年前には受け入れ先の病院を、保健所の職員が電話で探していることが律速段階になりましたが、要は重症患者輸送の割り振りが、都道府県を跨いでうまくいっていないだけ。
それこそ政治的な問題だとおもうのです。
日本はこういう有事のために、高額な税金を投入して地方に高速道路や鉄道網などのインフラを引いてきたわけですし、ここまで国家予算を使うなら、ヘリコプター患者輸送なんて安いものです。
病床割り当てのIT管理を、なぜこの一年に準備させなかったのでしょうか?
7年前、韓国1泊出張に行ってました。
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/international/post_2805/
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