アジア一帯の仏像のコレクションも豊富です。
仏教伝来によって顔が変化するのですね。
興味深いです。
アジア一帯の仏像のコレクションも豊富です。
仏教伝来によって顔が変化するのですね。
興味深いです。
メトロポリタン美術館には5枚のフェルメールがあるのです。
かつて世界各国に散らばる現存の36枚のフェルメールを観に行くブログを書いていたんですが、30数枚で止まっています。
今回は「信仰の寓意」(Allegory of the Catholic Faith) がリストア中とのことでお留守でした。
フェルメールの絵は光線の微分と仰っていた方がいましたが、本当に青が素晴らしいですね。
青い画材にはラピスが使用されていることがわかっていますので、その青を堪能してきましたよ。
アーノルドベックリンの死の島です。久しぶりに観ました。
世界に5枚存在しましたが、大戦中に一枚が焼失。
現在はスイスのバーゼル美術館、メトロポリタン美術館、ベルリン美術館、ライプツィヒ造形美術館に残っています。
フロイト、レーニン、クレマンソー、ラフマニノフ、ヘッセたちもこの絵を好んで飾っていたそうです。
この絵や作者のもつペシミズムや死のイメージは、多くの人に影響を与え、ラフマニノフは交響詩『死の島』を作曲しました。
特に有名な話はアドルフ・ヒトラーが、この一枚を手に入れて飾っていたということ。
ナチスの理想と共鳴したのでしょうか。
現在はヒトラーの所有の死の島は、ベルリン美術館にありますね。
クリムト、マティス、ゴッホ、ドガ、ピカソ、モネ。
絵画の蒐集も素晴らしいですね。
最近現代絵画にはまっていたんですが、感性が活性化しました。
セントラルパークを横切ってメトロポリタン美術館まで。
もう半日近く美術館を歩いていますが、全く見切れません。
前に観た時よりも確実に作品が増えていますね。
こうした素晴らしい世界の美術品が集まるということは、列強国家の強い国力による略奪の歴史でもありますね。同じ戦負国であるドイツのベルリン博物館にも素晴らしい展示物が残っています。
日本は国力の全てを、先の戦争で使ってしまったんでしょうね。Met入場料30ドル=4650円。日本人は所有どころか、観ることも出来なくなってしまうのか。