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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 クロアチア編

FedEx Kinko’sにて

来週11日からクロアチアのCAVTATで開催される、ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の春季会に行く予定です。ポスターでの演題発表が予定されており、昨日今日と四ツ谷のFedEx Kinko’sに通って、A1の大きさでポスターを作ってきました。

光沢紙にして、印刷代は7,120円なり。仕事が終わってちょっと一安心です(笑)。

EADVでの参加発表を過去振り返ると

2005年 本会 イギリス ロンドン

2006年 春季 フィンランド サーリセルカ

2006年 本会 ギリシャ ロードス島

2007年 本会 オーストリア ウィーン

2008年 本会 フランス パリ

2009年 春季 ルーマニア ブカレスト

2009年 本会 ドイツ ベルリン

・・・となります。今年のクロアチアで、もう8回目。今回は、ここ数年とりくんでいるメドライトC6による肝斑治療について発表を予定しています。

肝斑治療は、「レーザートーニング」という手法によって治療が可能になってきましたが、レーザー機器の個体差や、患者さんの治療経過によって照射のパワーを変化させるなど、治療者の医師の技術と経験が生きてくる施術です。

この演題は先月の米国レーザー医学会(ASLMS)でも発表をしていますが、レーザー治療関連の学会の場合

■米国皮膚科学会(AAD)や米国レーザー医学会(ASLMS)などの米国系学会で演題を通す場合は、とにかく「新しい機器を使用した」発表が演題に通過しやすく

■欧州皮膚科学会(EADV)や欧州レーザー学会(ESLD)、そしてIMCASなどの欧州系学会で演題を通す場合は、「古い機器をどのように使用したか」という、使用法について論点を持ってくると演題が通過しやすいのです。

同じホヤコンバイオ社のメドライトC6を使用した発表ですが、それぞれの学会の志向に合わせて研究のプロトコールを変化させたつもりでしたので、双方から演題通過。つまり合格の知らせを受けて、とてもうれしかったですよ。

演題をポスターにして発表するか口演にして発表にするかは、昨年のベルリンEADV2009の発表のブログでも触れさせていただきましたが、どちらにもメリットとデメリットがあります。今回は、それらを踏まえた上でポスターでの発表にしました。

また、改めてここでご報告しますね。


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