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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:南米 イースター島編

イースター島のメインストリート

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イースター島で最も栄えているメインストリートの写真です。

わずか4000人の島なので、レストランとホテルがちらほら。店もわずかしかないようです。

島内はあまり舗装されておらず、ちょっと村を離れてしまうと、こんなかんじのあぜ道を車で移動するのです。


イースター島の宿

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僕はこんな宿に泊まりました。ホテルというよりは民宿に近いですね。

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オープンテラスの食堂は気持ちが良かったです。

朝日を浴びながら、朝食を食べます。

でてきたのはマンゴジュース、固いパンとジャム、アボガド、コーヒーといった感じでした。

写真中央には今回持っていったAir Macがあります。


アフ・アキビのモアイ像

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巨大な石の像「モアイ」がある 神秘の島、イースター島は南米のチリ領の島です。チリから4000km、ポリネシアのタヒチからも4100km離れ、最も近い人の住む島まで2000kmという絶海の孤島です。

おそらく西暦500年頃からポリネシア人が海を渡って住み始めたというのが定説となっています。

僕はこの島に、いつか必ず行ってみたかった。

なぜ惹かれるのかわかりませんが、自分の目でモアイ像を見て、この島の一部始終を自分の足で歩いてみたかったんですよね。

こんなに早くその機会が訪れるとは思ってもみませんでした。

憧れのイースター島は、飛行機を二回乗り継いで行く、本当に、本当に遠い場所でした。

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「イースター島にモアイがある。」

ということは、

「エジプトにピラミッドがある」

「NYに自由の女神がある」

みたいなことと一緒で、いわば常識となっていますよね。

僕自身、初めて知ったのはいつだったでしょう・・・? 考えていたのですが、なかなか思い出すことができません。

小学校の時に毎月祖母に買ってもらって楽しみに読んでいた、学研の「科学と学習」を読んで得た知識だったかなあ・・・。

イースター島にはモアイ像が1000体近くありますが、1770年から1774年のわずかな期間に、イースター島内で二つの部族が内戦をして、すべてのモアイ像が倒されてしまいました。現在はそのうちほんの一部が再び立て直されています。

このモアイ像はアフ・アキビのモアイ像です。イースター島内で唯一の海を望むモアイ像ということで、有名なものだそうですが、この島に着いた当日の夕暮れに見に行きました。

僕が初めて見た立像のモアイ像です。

ひとつの像の高さは約4m。

ついに出逢えたモアイに、感動もひとしおでした。


ここはどこでしょう?

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今日の朝、8時30分に成田空港に到着して、そのままクリニックに来て診療をしました。

成田から四ツ谷駅まで移動して10時30分。

なんとか11時の診療に間に合いました。

実はこんな場所に行ってきました。

いったい、どこだかわかりますか?

 

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ここは、とある島です。

この島はもともと密林だったそうです。

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住民があるものを作るために、島の樹をほとんど使ってしまい、野原がひたすら続く島になってしまいました。

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この島の火山口は、直径2.8km。富士山の火口よりも大きいのです。写真をクリックしてください。その大きさがわかります。下の湖に生える葦は、高さが3mもあります。

この火山口の土壌より分離された放線菌(Streptomyces Hygroscopicus)より作られたラパマイシンという薬は、もともと抗真菌作用があることが分かっていましたが、腎臓移植後の免疫抑制剤としても効果があることがわかってきました。その一方で、ネイチャーの報告によると、腫瘍細胞に対してあたかも魚雷攻撃のように、腫瘍細胞のみを破壊する効果がみられるのです。

さらに、心臓の冠動脈動脈硬化に対する血管拡張術後のステント再狭窄の予防にも効果があることがわかり、循環器科の中で脚光を浴び、現在でも多くの人々の命を救っています。

「ラパマイシン」という薬の名前は、この島のもともとの名前、ラパヌイ(Rapa Nui)島からとられたものです。

さて、この島の名前はなんでしょう?

答えは明日。


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