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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 イタリア フィレンツェ編

■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張⑰ 片瀬海岸 江の島と富士山 フィレンツェ ヴェッキオ橋を渡る 花のドゥオモの鐘楼に登る

おはようございます。

今日11月25日(月)はクリニックFの診療日です。

昨日はぽかぽかと暖かく良い天気でしたね。

毎年この季節になると、日の沈む直後、地元・湘南の片瀬海岸から富士山がとても美しく見えます。

こちらは僕のお気に入り撮影スポット。

僕が小学校の時、この景色を見た父が年賀状の版画を作ったのを思い出します。

なんとも言えない美しいグラデーションですが、富士山を望む景色のせいか、和色・・・いわゆる日本の伝統色を感じます。

こちらは江の島です。

僕はこの地域で生まれ育ちましたのでこの景色に思い入れも強く、海外のどんな場所を旅しても、帰る場所や自分の原点はここにあるような気がしています。

きっと誰にとっても故郷の風景を超える景色は、なかなか出てこないのでしょうね。

さて、今日のブログは先月滞在したフィレンツェの街について。

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フィレンツェの街を、シニョリーア広場からヴェッキオ橋に進みます。

こちらの橋。

貴金属のお店が数多く出ていることで知られています。

この先のピティ宮殿美術館にある、ラファエロの「子椅子の聖母 Madonna della Seggiola」という絵が好きで、フィレンツェに滞在すると必ず観に行くのですが、今回は遅い時間の到着だったためあきらめました。

さらに、アカデミア美術館、ウフィツィ美術館などの美術館にも長い列。

再び花のドゥオーモに戻り、右手にある鐘楼に登ろうと思い立ちます。

以前に来た時は工事中だったのですよね。

目の前に立つと、本当に大きい。

長く暗い階段を登ってゆきます。

途中で窓から見える景色はこの通り。

最上階は、このように網がかかっていますが、オープンエアです。

鐘楼の上には、下が見えるようになっている場所があり、このように下が見渡せます。


■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張⑯ 紀尾井町の紅葉  トルコよりイタリアへ

おはようございます。

今日は11月23日(土)。勤労感謝の日の祝日です。

通常、祝日は休診日とさせていただいていますが、今日は特別診療日です。

今朝も天気が良く木漏れ日も眩しく、あまりに気持ちが良いので、カメラを持ち通勤路を遠回りして紀尾井町の清水谷公園で写真を撮ってきました。

黄にも様々な黄があり、赤にも様々な赤がある。当たり前ですが自然の色は圧倒的ですね。この季節ならではの写真を撮ることができました。

オリンパス OM-D E-M5 + LUMIX G X VARIO 12-35mmを使いました。ミラーレスだと持ち運びが楽でよいですね。

さて、僕のブログは先月滞在したトルコより、場所をフローレンスに移します。

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イスタンブルで開催されたEADV欧州皮膚科学会。

終了後翌朝トルコよりボローニャ空港に飛びます。

今回トルコ出張に合わせてイタリアの企業訪問スケジュールを組んだのですが、トルコからイタリアまではわずか2時間強のフライトです。

ターキッシュエアライン。

トルコ航空機がこんなに並んでいるのは日本で見ることがありませんので、思わず写真を撮ります。

トルコはイスタンブールの歴史的地区を飛び、

さらにギリシア上空の山脈を越え、

アドリア海を渡るとあっという間にイタリアはボローニャ空港に到着です。

ボローニャからフローレンスは隣街です。

荷物をホテルに置き、花の街フローレンスをさっそく撮影です。

最初は曇り空でしたが、

少しするうちにイタリアのこの地方特有の美しい青空が。

フィレンツェの街中は、大道芸人もいます。

良く考えつきますよね。

ヴェッキオ宮殿の前でイタリアンを食べました。

どの料理もおいしく、イタリアにまた来ることができたな、と実感が湧いてきますね。

そして、多くの彫刻があるシニョリーア広場。

ネプチューンの噴水像。

さらにはミケランジェロの最高傑作であるダビデ像のコピーがあります。

本物は以前に訪れた、この近くのアカデミア美術館にあります。

そういえば、旧約聖書にあるダビデの話はご存知ですか?

起源10世紀、イスラエル人がペリシテ人との戦いを繰り返していた頃の話。

ダビデは、羊飼いから身をおこして初代イスラエル王サウルに仕えていました。

ペリシテ最強の戦士ゴリアトは、イスラエル兵に恐れられていましたが、少年ダビデはゴリアトの挑発を聞いて奮起し、その挑戦を受けることを決意します。

ダビデは、イスラエル王サウルの鎧と武器を与えられ、一度はそれを身にまとうのですが、すぐにこれを脱ぎ、羊飼いの杖と石投げだけを持ってゴリアトに対峙しにいくのです。

ダビデが石を投じると、ゴリアトの額にめり込み、ゴリアトは前向きに倒れました。

剣を持っていなかったダビデは、ゴリアトの剣を引き抜いてその首を落としたのです。

これは多くの画家の絵の題材になっていますよね。

ペリシテ軍はこれを見て総崩れになり、追撃したイスラエル軍は勝利しました。

後にサウルがペリシテ人と戦って戦死したのちに、ダビデはユダで王位に就き、エルサレムに都を置いて全イスラエルの王となったのです。

バビロン捕囚以後、救世主(メシア)待望が強まると、イスラエルを救うメシアはダビデの子孫から出ると信じられるようになりました。

新約聖書でイエス・キリストはしばしば「ダビデの子」と表現されるのは、このためなのですよね。

 

 


■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張③ フィレンツェにて

おはようございます。

今日は11月8日。僕は約48時間のイタリアフィレンツェ滞在を終えて、これから家路に着くところです。

帰国は9日のお昼頃になりますので、体調を観ながら14時頃からクリニックFで診療しようと考えています。詳細は随時スタッフに伝えてゆきますので、早めの施術が必要な方はお電話くださいね。

トルコからボローニャ空港へ移動して、さらにフィレンツェに移動してきました。

鐘楼を411段上がりましたが、眼下には素晴らしい景色が並んでいました。

翌日は、フローレンス郊外のGP社の扱う製品を中心にクリニック展開をしている女医さんのクリニック見学。

こちら形成外科医、Diletta Vitali医師です。

今回導入する機器について、細かいディスカッションをします。

彼女のスタッフに施術をしてもらいました。

午前中はこの見学に用いた後、午後からGP社にてビジネスミーティング+雑誌の撮影です。


■2013年6月イタリア出張㉜ 世界最古の薬局があるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会

おはようございます。

今日7月23日(火)はクリニックFの診療日です。

明日から約一週間シンガポール出張の予定がありますので、今日も当日予約を時間の許す限り引き受ける方針でいます。お急ぎの方はクリニックにお電話くださいね。

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は、引き続き先月滞在したイタリアブログ。

あと三つでおしまいです。

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車でフィレンツェに送ってもらい、ミラノ行きの電車を待つ間、駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella) の見学をすることにしました。

こちらはカトリック教会のバシリカ。

市内の中心ではなく中央駅の目の前にあるので、フィレンツェの教会の中では通常の観光ルートとは外れてしまうのですが、重要な史跡です。

9世紀頃にこの地にあったというサンタ・マリア・ヴィーニェ礼拝堂がもともとの起源なのですが、1211年にドミニコ会の修道士がこの地に新たな教会を建設したというのが現在の教会の歴史なのだそうです。

 

13世紀からこの教会では修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのですが、この教会で販売された薬草が、世界最古の薬局と認知されているサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局です。

この薬局も800年以上経た今でも続いているのですよね。

内部は、数えきれないほどの美術品で埋め尽くされています。

中央の主祭壇トルナブオーニ礼拝堂には、大きな三枚のステンドグラスがあります。

ステンドグラスの横を飾るのが、ドメニコ・ギルランダイオの「聖母マリアの生涯」

その他多くの礼拝堂がありますが、美しいですよね。

建物横には回廊もあり、こちらも素晴らしいです。

回廊を出て隣にあったホテルに立ち寄り、荷物をピックアップ。

すぐさま、ミラノ行きの列車に乗り込みます。

菜の花が綺麗に咲いていましたよ。

 

 

 


■2013年6月イタリア出張㉛ トスカーナからフィレンツェへ

おはようございます。

今日7月22日(月)はクリニックFの診療日です。

土用の丑の日なので、今日のお昼は鰻です。

今週は、24日水曜日より海外出張となりますので、僕の外来は今日明日までとなります。

再びご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、お急ぎの方はお早めにいらしてくださいね。

帰国は29日となりますので、月末は30日と31日が診療日となります。

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ワインシャトーにて会食をしたのちに、GP社のスタッフにフィレンツェまで送ってもらうことに。

行きは高速道路できましたが、一般道を通ったほうが景色が綺麗だよと言われ、帰りのルートはこちらをとりました。

のどかで本当に美しい景色。

藤の花も咲いています。

この地域は自転車を使って走る人たちもいます。

バイクで観光するプランもあるようで、様々なツアーがあるようです。

珍しい車も走っていましたよ。

ブドウ畑のいくつかの山と谷を越えて

いよいよフィレンツェに近づいてきました。

見知った景色が出てきました。

 

 

 


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