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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 イタリア ミラノ編

■イタリア出張2012秋⑨ 明けて翌朝 ヴェネツィア大増水の記事

開けて翌朝

新聞を観てみると、第1面にヴェネチアの水位が上がっている話が。。。。

今年は水位が上がることが多いと聞きますが、これ、サンマルコ広場ですよね。

ちょうど5日後にヴェネツィアに泊まる予定だったのです。

ちょっと参りましたね(苦笑)。

ところが、この日の朝から打ち合わせをしたミラノの美容機器メーカーの社長さんに、新聞を見せて、今週末にヴェネツィアに行くのだけれど大丈夫?

と聞いたところ、

「そんなことはヴェネツィアではよくあるから、まったく気にしなくていいよ。」

と一言。

そんなものなのでしょうか。

 


■イタリア出張2012秋⑧ ミラノのクリスマス チョコレートの靴 サクソフォン

おはようございます。

今日11月26日(月)はクリニックFの診療日です。

皆さん、連休はどうお過ごしでしたか?

僕は土曜日を診療、日曜日の95%ぐらい工学部の論文の校正作業に充て、残り5%ぐらいを気分転換にサックスを吹いて終わりました。

左右の指を独立して使うと、左右の脳が均衡して活性化されるので、発想力が高まりますよね。

丁度イタリア出張前に頼んでいたサックススタンドが届いたので、セットアップしました。

すぐに楽器が持てるし、インテリアにもなるので嬉しいですね。

まだまだお披露目できるレベルではありませんが、サックスは単音なので、変調するといわゆる往年のジャズナンバーや、ポップスというのも簡単に吹けるようになるようです。

お気に入りは、カーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モアや、ジョン・レノンのイマジン、ムーンリバー、A列車で行こう、イパネマの娘などなど。

あとルパン三世のテーマ(笑)。

まだたどたどしいところもありますが、上手い下手よりも単純に吹いていて楽しいです。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」ですが、先日訪れたミラノの写真を数枚。

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マチネーでオペラを観終わり外に出ると、辺りはもう暗かったです。

夜のミラノ大聖堂は、本当に美しいですよね。

とても好きな光景です。

ガッレリアの入口も、様々なイルミネーションで美しく飾られています。

今回ミラノで目立っていたのは、この電子ブックのKOBOの広告。

街の至る所で観ることとなりました。

街ではすでに多くのクリスマスイルミネーションが施され、各お店のデコレーションも鮮やかで、目を楽しませてくれます。

すごいと思ったのがこちら。

このハイヒールはすべてチョコレート菓子なのです。

チョコレートで履物を作る、というのは靴に対する概念の違う日本人にはたぶんその感覚を同じように理解するには至らないかもしれませんが、イタリアらしくデザインは秀逸ですね。


■イタリア出張2012秋⑦ スカラ座 オペラ「リゴレット」 ガレリア席

おはようございます。今日11月21日(水)もクリニックFの診療日です。

今日は暖かいですね。

イタリアから帰国したばかりですので、慌ただしく時が過ぎてゆきます。

僕のブログ新国際学会周遊記はイタリアはミラノでの話。

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こちら、ミラノの大聖堂。

このミラノの中心に到着したのは日曜日、昼の12時ごろ。

この日はスカラ座で、オペラ「リゴレット」が15時(マチネー)開演で予定されていました。

航空機の遅延があると観ることができないと思ったのでチケットは事前に買わなかったのですが、この時間ならもしかしたら当日券に間に合うかも?

思い立ち、スカラ座に向かいます。

ミラノのガッレリアを通過してゆきますが、この大聖堂からスカラ座へのルートは本当に楽しいですよね。気分も高揚します。

沢山の観光客もいましたよ。

小雨模様のスカラ座。

この建物の左手奥に、知る人ぞ知る当日券の販売所があるのです。

ぱっと待っている人数を確認すると、50名弱。

確かガレリアの席は80枚近くあったはず。

これは買えそうです。

ガレリア(天井桟敷)席の当日券を手に入れました。

宝くじに当たったような気持ち。ラッキーでした。

イタリアの劇場は、残念なことに現在経営困難に陥っているところも多いと聞きます。

スカラ座とてその例外ではありません。

こちら、スカラ座限定グッズ。スカラ座博物館の横で売っています。

スカラ座は今年の初めにイスラエル人指揮者のダニエル・バレンボイムを芸術監督に置きました。

ピアニストであり、多発性硬化症で夭折した天才チェリストのジャクリーヌ・デュプレの夫である彼の話は、このブログでもよくふれていますが、僕の思い入れある人物のひとりです。

ウィーンでのニューイヤーコンサートを振った直前の年末に、ニューヨークで指揮とピアニストとしての活動を二日連続して行ったコンサートは、今でも良い思い出です。

さて、このガレリアの席、僕は初めての経験だったのですが、ミラノの耳の肥えた聴衆が時に野次を飛ばすことでも知られています。

この席へは、通常の正門からではなくて、スカラ座博物館の入口から入るのです。

ばらばらと階段をあがってゆきます。

僕の席は4階席でした。

いつもの場所と雰囲気が違いますがこれもまたよしですね。

目の前にシャンデリアが見えます。

見える景色も違いますね。

厳かに演奏が始まります。

幕間。

4階にはまた別の歓談スペースがあるのです。

ピアノがありました。僕の姿が鏡に映りこんでいますね。

ヴェルディのリゴレットは、偶然にもひと月前にプラハで観たばかり。

この日の演出は全く違ったので、また別の楽しみ方ができました。

こういった演出の違いを観るのもオペラ鑑賞の楽しみですよね。


■イタリア出張2012秋①ミラノ スカラ座 リゴレット

ミラノに到着しました。

こちらの気温は約10度。

雨がパラパラと降っている曇り空です。

今回ミラノでの予定は、明日にひとつ打ち合わせを控えていますが、到着日の今日はフリーでしたので、

「午後3時開演のスカラ座になんとか間に合えたら・・・!」

と思っていました。

オペラ「リゴレット」がこの日は上演を予定されています。

リゴレットは40日前にプラハで観たばかりですが、スカラ座の演出はきっとまた別物でしょうからね。

とはいえ、海外出張では何度もフライトのディレイを経験しています。

今回もディレイがあったらこの舞台を観ることが出来なかったので、事前にチケットを取らなかったのですが、特に遅延もなく、ミラノ着後スカラ座に直行し、なんとか当日券を手に入れることができました。

毎日いくらか売り出すのですが、こんなとき幸運に感謝せずにはいられません。

今回は「ガレリア」という、いわゆる天井桟敷席での観劇でした。

スカラ座のガレリアで観る観客は目が肥えていて、下手な役者にはヤジも飛ばすため、過去そのブーイングに圧倒され、潰されてしまった歌手もいると聞いています。

スカラ座では何度も聴いていますが、ガレリアは初めて。

ここに来た事がある方は分かると思いますが、左手、スカラ座博物館の入口から入るように指示されました。

これも初めての経験でした。

リゴレットは今年の演題の一つでしたので、素晴らしかったですよ。そして、舞台が4階5階のガレリアにまでよく見えるように設計されていたことに感動しました。

僕が好きなダニエル•バレンボイムが芸術監督に就任したスカラ座は、今日も最高でした。

 


今年最後のヨーロッパ出張

今年最後のヨーロッパ(イタリア出張)のため、羽田のラウンジで深夜一時半発のパリ行き飛行機搭乗を待っています。

羽田便が出来て深夜のフライトが出来るようになり、時間が自由に使えるようになりました。

先ほどようやく40日前に帰国したヨーロッパブログを書き終えたところなのですが、同じくパリ経由でミラノに入り、北イタリアをまわり、二社のレーザー機器メーカーと打ち合わせの予定です。

留守中はスタッフが電話番で出勤していますので、何かありましたら03ー3221ー6461にお電話くださいね。

19日には帰国します。

それでは行ってきます。


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