クリニックFでも利用している、皮膚を入れ替える施術が可能なマドンナリフト。
フラクショナルCO2レーザー機器です。
今年になって僕のクリニックでも眼瞼周囲だけではなく、顔全体を施術する患者さんが増えました。マドンナリフトのデビューはもうだいぶ前になりますが、年末も見えてきた今日この頃、間違いなく今年度の日本におけるアンチエイジング・レーザー業界のトレンドを象徴し、この業界を牽引した機器のひとつであると言えるかと思います。
さて、そんなマドンナリフトですが、実は使用できる機器が二つあるのを御存知でしたか?
僕の左手にあるのが「スマートサイド」
右手にあるのが「スマートサイド・スクエア」
と呼ばれる機器です。
クリニックFでは、この二つの機器を患者さんによって使い分けています。
スマートサイドの発振管は、ガラス製です。
対してスマートサイド・スクエアの発振管はRF製で、すべてコンピューター制御されています。
二つのCO2フラクショナル機種は、似たようで非なるもの。
言ってみれば、アナログレコードとデジタルコンパクトディスクの違いのようですが、ガラス管のスマートサイドの方が、実際の患者さんの仕上がりが良い場合もあります。
クリニックでも開院前にはこのように出力チェックしています。
上記写真の照射野の微妙な違いが分かりますか?
パワー設定と、パルス持続時間、そして照射間隔を一定にして、黒い紙に照射したパターン。
患者さんの症状によって、どちらの機器を使ったほうが良いかが決まります。
●一つはスマートサイドで照射した場合。
●一つはスマートサイド・スクエアのSPモードで照射した場合。
●一つはスマートサイド・スクエアのDPモードで照射した場合。
なのですが、
上記のうち一つだけ、二回照射したものがあります。
どのドットが同じ設定で照射したかわかりますか?
僕はすぐわかりますよ(笑)。