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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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The Aesthetic Guide

The Aesthetic Guide 誌は、アジア、ヨーロッパ、アメリカの三誌が並行して出版されている医療レーザー機器の比較雑誌。

世界のレーザー医療を提供する医師が、新機器の情報を得るために読んでいる雑誌です。

世界の主要な学会で配布されていますので、今回もAAD2018 SUMMERにもブースがあり、今月号が置いてありました。

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ちなみに僕は2006年から 日本人医師を代表して この雑誌のScientific Advisory Board の1人に選ばれています。

WEBにも掲載されていますが

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ページをめくると僕の顔が。

 

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クリニックFに、輸入業社さん経由ではない海外からの情報がいち早く入るのは、この雑誌のおかげもあるのですよね。

レーザー機器の情報はやはり海外で仕入れなければと、早くから海外の学会に出るようになった特典の1つですね。


ミュージカル CATS、NYでリバイバル

ミュージカルの名作「 CATS」 をご存知ない方はいないでしょう。

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僕はキャッツが大好きです。

 

劇団四季の公演は、日本語ながらも演出が本当に素晴らしくて、はまってしまいました。

 

横浜にキャッツシアターがあった際には6回も観に行きました。

 

思えば日本語から入ったミュージカルはこの作品しかなく、僕にとっては不思議な存在ですね。

アンドリュー・ロイド・ウェバーによるこの超人気ミュージカルが、ニューヨークブロードウェイで初演を迎えたのは、ロンドンウエストエンドに続く翌年1982年のことでした。

 

その後2000年に終演するまで実に約18年間のロングランとなり、「ライオンキング」に抜かれるまで、連続上演回数7485回という記録を持っていました。

 

実はそのキャッツ、今年年末まで、ニューヨークで現在リバイバル公演がなされているのです。

 

ちょうど一年前の2016年7月31日からニール・サイモン劇場で16年ぶりに上演が決まり、「もう一度あの舞台を!」という熱い観客で連日大賑わいなのだそうです。

 

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僕がキャッツを知ったのは、2000年のニューヨーク公演終了の後。

ニューヨークで観たことがなく、今回はスケジュール上まさかキャッツを観られるとは思ってもいなかったのですが、うまくなんとか調整がつき時間を空けることができたので、早速券を手に入れて観に行ってきました。

 

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細々と覚えている演出は日本版とはずいぶん違いましたが、懐かしいそれぞれの猫たちの独奏のメロディーと24匹の猫による合唱のハーモニーが本当に素晴らしく、さらにグリザベラがメモリーを歌うシーンは感動で目に涙が浮かびました。

ブロードウェイの劇場前では、子供達にキャッツの化粧をするサービスや舞台に上げてもらい、写真をとるサービスなどをしており、僕もついつい写真を撮って来てしまいました。

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今年もニューヨークに来て、よかったなあ。

 

まさかのサプライズプレゼントとなりました。


2017 AAD Summer Meeting

2017 AAD Summer Meeting。

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レーザーのセッションを聞き終えました。

米国皮膚科学会でもお馴染みのドクターで、僕のFB友達でもある Arisa Ortiz, Eric F. Bernstein, MD, Kimberly J. Butterwick, Neil S. Sadick, Robert A. Weissによるセションでした。

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議題は以下の6つ。

1)血管系疾患を最高効率で治療するにはどうしたら良いか?

2)フラクショナルレーザーによる観血もしくは非観血リサーフェシング施術を、Energy-Based Devices と組み合わせる施術。

3)色素斑をターゲットとした新しい戦術

4)スキンタイトニングの新製品。

5)非観血の脂肪溶解機器及びセルライトに対する新たな治療法

6)レーザー光治療機器をいかに安全にフィラーと組み合わせするか?

 

日本では少し廃れた感じのあるフラクショナルレーザー機器は、米国では未だに第一線の機種。

クリニックFでは、ヘイローやスマートサイドスクエア、フラクセル3デュアルなどの機種が一線で動いていることを考えると、日米の違いというよりも機器の使用方法の違いなのではないかと思います。

日本人の患者さんは、まだ肌質を若々しく入れ替える「リサーフェシング」という言葉にピンと来ていないのではないかと思います。

脂肪やセルライトによる痩身機器は、日本で評判の良い機器が必ずしも評価が高いとは言えないようで、人種差によるものもあるのでしょうね。

ただ、色素系レーザーと違って、この分野の治療法も治療機器も未だ完成したとは言えず、新たな機種がどんどん開発されているのも事実。

 

 

日本の学会であれば、この分野に臍帯血由来の幹細胞上澄液を加える話が出てきますし、クリニックFでもレーザーアシストのドラッグデリバリーは最も得意とする分野でもあるのですが、こちらは一部の商材しかFDAでは認可されておらず、ディスカッションには至りませんでした。

むしろアジアの方が進んでいる分野ですね。

 

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やはり、情報も機器も人も自分の足と目、耳、頭を使って取材するに限ると、当たり前のことですが改めて思いました。

 


Bryant Park

晴天のニューヨーク。

クリニックFのブログ国際学会周遊記で暫く背景にしていたほど好きな、ブライアントパークに来ています。

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緑の中に大きなエンパイアステートビルディングが観られるのはこの公園特有なのです。

冬にはスケートリンクになります。


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