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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■2013年5月ドイツ出張⑩ ベルリン中央駅 来日中の京劇三国志

おはようございます。

今日5月31日(金)はクリニックFの診療日です。

都心は朝から気持ちの良いお天気ですね。

昨晩、中国から来日中の「京劇三国志」を観に行きました。

ご縁あって、中国国宝の趙永偉さんのお知り合いにご紹介いただいたのです。

奥さまが日本人なのですよね。

中国国宝の趙永偉さんは、今回、趙雲子龍と関羽雲長の一人二役をされました。

幼少のころから鍛え上げられた演技は素晴らしかったです。

終了後、舞台裏に通していただきました。

こちら、関羽雲長の衣装。

重さは15kgもあるのだそうです。

「三国志」は日本でも中国でも人気のパフォーマンスだと思います。

なんといっても数多くの登場人物たちがそれぞれ魅力的、個性的で、例えばあいつは劉備のような徳はあるが優柔不断だとか、張飛のように行動力はあるが軽率だとか、関羽のように理性的で思慮深い、などと身の回りの人に当てはめやすいのです。

経営者仲間も三国志が好きな人が多いので話題には事欠きません。

僕が好きなのはなんといっても、軍事にも戦略にも優れ、詩歌を諳んじ、戦乱の世で頭角を顕した曹操です。

長いこと中国では曹操は敵役として描かれてきましたので、この京劇では悪役扱いでした。

日本人にとっての三国志は、吉川栄治の著作。

まあ、人によっては横山光輝の長編漫画という人もいると思いますが、曹操は非常に魅力的な人物として描かれています。

事実、冷静に考えても曹操は諸葛亮孔明と並んで、おそらく三国時代で最も優秀な人物だったのでしょう。

もっとも、最近では中国での曹操の評価も徐々に変わってきているようです。

数年前の、映画「レッドクリフ」で周瑜を演じたトニーレオンは、本当は曹操を演じたかったとインタビューに答えていたのが印象的でしたよ。

さて、今日も僕のブログは、先日滞在したドイツはベルリンのお話です。

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こちらベルリン中央駅。

以前来た時は工事中でしたので初めて見ましたがが、きれいな建築物ですね。

構内の商業施設も、デパートのようなラインアップです。

構内にはベルリンにちなんだお土産屋さんや

各種ビールに合わせて作られたグラスなども売られていました。

銘柄を合わせて飲むのは楽しそうですね。

僕は寿司のお弁当を一つ買って電車に乗り込みました。

数年前には考えられませんでしたが、寿司が世界で流行ってくれて本当に良かったな、と思う瞬間です。

お米を食べると安心します。

さて、電車はライプツィヒに向かいます。

 


■2013年5月ドイツ出張⑨深夜のパリ便

おはようございます。

今日は5月29日(水)。クリニックFの診療日です。

昨晩は診療後、広尾に向かい、イタリアンレストランのアッピアで会食を兼ねた打ち合わせがありました。

昔から興味があったある仕事が実現しそうです。

また具体的なお話ができる日が来ましたら、ブログでご報告させていただきますね。

さて、今日のブログ「新国際学会周遊記」は、先週まで滞在したドイツについて。

日本を飛び立った日のお話です。

※※※※※

土曜日の診療を終えて、成田空港へ。

夜10時にパリに発つエールフランス便があるのです。

この時間の出発ですと、離陸してすぐに眠りに落ちることができますので便利だなあと思っていたのですが、パリに到着してみるとなんと朝の3時。

この通り誰もいません。

パリのシャルル・ド・ゴール空港は、最近拡張工事がされていますので、行くたびに形が変わります。

ベルリン便の搭乗は、朝の6時半です。空港のラウンジも、開くのは朝6時から。

一冊本を取り出し読み始めましたが、あっさり読破してしまい時間を持て余してしまいました。

そうしてる内に夜が明けてきました。

エールフランスの機体が沢山見えます。

ちょっと小雨の降る中飛行機はベルリンへ。

到着したベルリンは晴天でした。

これからドイツを南に向かって縦断します。

 


深夜の僕は一体何を考えているのか? 何故か VitaMix バイタミックス

おはようございます。今日5月28日(火)もクリニックFの診療日です。

東京も梅雨入りが噂されていますが、曇り空に風と湿度が少々体に堪えそうなかんじですね。

引き続き体調管理に気を付けてください。

さて、今朝クリニックに到着したら、アマゾンから大きな箱が届いていました。

深夜自宅で焼酎をちびちびやりながら、論文書きや調べもの、読書などをするのが僕の日課ですが、その合間に自分も記憶がないままやらかしてしまうのが、ネットショッピング。

今回も届いた箱を見て一瞬ぎょっ! とし、

「・・・・・・一体これは・・・・・・なんだっけ???」

と恐る恐る開封したところ、こんなものが入っていました。

アメリカ製のミキサー VitaMix バイタミックスです。

こんな高級ミキサーを買って一体僕は何をしたかったんでしょうね。

レシピでも調べてみようと思います(苦笑)。

 


■2013年5月ドイツ出張⑧1884年バイロイト通信 1903年「マイスタージンガー」楽譜 1913年「さまよえるオランダ人」楽譜

おはようございます。

おかげさまで、昨日5月26日でクリニックFも開院後丸6年が経ったことになります。

今日も朝からたくさんの患者さんにご予約を頂き、こうして今でもクリニックを存続できていることに感謝の気持ちで一杯です。

開院当初から応援してくださり、今でも定期的にご来院下さる方も多く、クリニックFは幸せ者です。ありがとうございます。

7年目も着実に、そして丁寧に一日一日を積み重ねていきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

さて、今日は先週帰国したばかりのドイツで購入したものをご紹介しますね。

ドイツはバイロイトの街はずれにある、小さな路地で見つけた古本屋さん。

中に入ると、蔵書が一杯です。

実は、これらすべてがワーグナー関係の古本なのです。

宝物を掘り出す気持ちで3冊の本を見つけ出し、購入を決めました。

こちらのお店のご主人にお世話になりましたよ。

ひとつはこちらの1884年出版のバイロイト通信。

130年前に発行された大きな冊子ですが非常に丁寧に作られたらしく、いまだ綺麗なままです。

中はドイツ語ですが、挿絵も綺麗ですよ。

こちらはバイロイトにおけるワーグナーの住家であった「バーンフリート」。

この言葉はワーグナーの造語だそうですが、Wahn (情熱)と Friden(平和)からきているのではないかといわれています。

さらに、購入した1900年代の初頭の二つの楽譜。

左が1903年発行の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」

右が1913年発行の「さまよえるオランダ人」。

こちら「マイスタージンガー」のスコアです。

110年前の楽譜はどんなものだろうと思っていたのですが、実際に観てみると、現在印刷されているものと全く変わらないですね。

しかも、ヨーロッパ大陸で、湿気のないところで保存されていたので、多少黄ばみはありますが、紙質も綺麗です。

ちょうど100年前の「さまよえるオランダ人」の方にも、魅力的な挿絵が。

しかもこちらは二色刷りです。

1913年といえば、日英同盟、日露戦争と帝国主義の国際社会に突入し、第一次世界大戦が始まる前年。

そんな年に出版されたのかと思うと感慨深いですよね。

こちらも、二つの世界大戦を経て、100年以上経っているとは思えない仕上がりです。

ドイツのライブティヒは活版印刷が発明された場所でもあります。

骨董品で高そうと思われるかもしれませんが、ドイツですので、3冊買って1万5千円ほど。

次にDVDを観るときには、このスコアを読みながら楽しんでみようと思います。


赤坂プリンスホテル

赤坂プリンスホテル。

比較写真です。

解体中の赤坂プリンスホテル。

上層階の作業場から少しづつ崩していく工法なのだそうです。


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