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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’27 学会会場までの足跡

チェコのプラハ。

カレル橋の近くで地下鉄に乗ります。

プラハの地下鉄は三路線。

赤の電車に乗り、学会会場に向かいます。

駅から出ると、こんなマークが。

毎年EADVは、最寄りの駅よりこのような足跡が貼られるのです。

かわいらしいですよね。

そしてこちらが今年の学会会場。

ミーティングの場所、その他をチェックします。

本会は明日からですが、参加するべき時間を把握し、会場を後にします。

この日の夜は、ヴェルディのオペラ「アイーダ」のチケットを取っています。

 


■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’26 2年ぶりのプラハ 街歩き

おはようございます。

今日10月31日(水)も、クリニックFの診療日です。

アメリカ帰りの時差を利用して、早朝からクリニックで論文を書いています。

最近好きではまっている Brahms Violin Concerto in D major op.77を聴きながら。

ブラームスバイオリン協奏曲 庄司紗矢香さんの演奏はいいですよね。

楽器も1729年製ストラディヴァリウス「レカミエ」。

朝は音も静かではかどります。

さて、僕のブログは先月訪れたプラハ、ヨーロッパ皮膚科学会での話。

またしばしお付き合いください。

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空港からはタクシーではなくて、市内バスを利用してみました。

タクシーに乗ると確かに楽なのですが、市内の公共機関を使ったほうが、その土地の人や土地柄に触れることができるので、体力がある限りはそうしています。

プラハは一度来たことがあるので、ある程度土地勘があります。

バスの車窓からプラハ城が見えてきました。

初めてのプラハで、ムハのステンドグラスを観たときの感動が蘇ります。

プラハを歩くと、多くの建築様式に改めて驚きます。

歴史のある街ということは頭に入っていても、本当に素晴らしいのです。

しかもとても狭い場所に観光地が集中しているのです。

スメタナホール横にバスは到着しました。

スメタナホール地下にあるムハのお土産屋さん

こちらのカフェも素敵です。

昼過ぎにつきましたので、学会会場に顔を出す前に、あたりを歩いてみることにしました。

ボヘミアクリスタルのお店もあります。

この地方は神聖ローマ帝国期にはボヘミアと言われていたのですよね。

こちら市庁舎のある広場

こちらの15世紀に作られたからくり時計(天文時計)が有名ですよね。

機械時計ファンとしては外せないものです。

ティーン教会

火薬庫

などなど、プラハは100塔の街としても知られています。

プラハ名物人形劇のお店もありました。

前に来た時は、ドンジョバン二の人形劇を観たのですよね。

そして、カレル橋。

こちらまで来たところで引き返します。

地下鉄に乗って学会会場に向かいます。

 

 


■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’25 チューリッヒ発プラハへ

おはようございます。

今日10月30日は、クリニックFの診療日です。

工学部博士号のための学位審査会に向けて、日々頑張っていますが、こうして得られたデータをまとめていると、自分がしてきた仕事のまとめになりますね。

レーザーという技術が医療に応用されるようになってからというもの、光のコヒーレンス(Coherence)という、レーザー光の特徴を生かした、二つの分野での進歩がなされてきました。

一つは、時間的コヒーレンスつまり、単位周波数(波長)に対する高い輝度を利用したもの。

レーザー光をセンシングプローブとして、様々な情報を得るもので、生体情報取得への応用 (Optical Coherence Tomography 等)があげられます。

もう一つが、空間的コヒーレンス、つまり波長程度の大きさに集束させた高いエネルギー密度を利用したもの。

後者が生体切除術・改質への応用
(Laser Surgeryなど)
レーザー光を局所に集中し熱影響少なく切除・変性するという外科的使用法です。

こんな工学的なまとめを作っているうちに、レーザーという概念の理解が深まってくるから不思議です。

さて、僕のブログ、国際学会周遊記は、先月滞在したヨーロッパブログの後半です。

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いよいよ、スイスのチューリッヒ空港から、今回の後半の目的地である、ヨーロッパ皮膚科学会EADVの開催されるプラハに移動します。

チューリッヒからプラハまでは飛行機で約1時間半の旅です。

このような飛行機で飛び立ちます。

少しするとチューリッヒの街が見えてきましたよ。

プラハまでの旅は、スイスの牧草地帯が続きます。

いよいよチェコの国境を越えて、プラハ空港に到着です。

 


ついに論文がパブリッシュされました

おはようございます。

今日10月29日(月)はクリニックFの診療日です。

金曜日に帰国して以来まだ時差ボケも解消されていませんが、アメリカ帰りということで、ヨーロッパ出張のときよりは幾分楽ですね(笑)。

その時差ぼけの勢いを活用して(?)週末は一昨日も昨日も工学部博士論文に追われています。

一昨日はほぼ徹夜。

昨日も静まり返った日曜日の四谷で、夜11時までクリニックに篭って執筆していました。

秋は学会シーズンで、そもそも毎年この時期になると海外出張も多く、診療も年末に向けて過密になってくる時期です。

そういったスケジュールに、11月1日の学位予備審査会に向けての準備も盛り込んでいますので正直目が回りそうなのですが、ここまで集中して並行した重要な仕事をしているのは、今までの人生を振り返っても稀なことです。良い経験ですね。

今日の午後一番に、審査会前の最後の打ち合わせのため教授にお時間をとっていただいていますので、それまでになんとか形にしなければと頑張ってきました。

しばらく友人と飲みにも行けていませんが、もう少しです。

さて、そんな僕ですが、今朝クリニックに来てみると、ちょっとうれしい出来事が。

先日、僕の論文が、米国のレーザー医学雑誌

「Lasers in Surgery and Medicine」

にアクセプトされたのはこのブログでも触れたと思うのですが、

論文が掲載された号がようやくクリニックに届きました。

この雑誌は、世界のレーザー医学界誌では最も権威ある雑誌。

月に200冊以上刊行される米国の外科系の雑誌でも十数番目の、かなり高いインパクトファクターを持つ雑誌です。

自分のレーザー医療の研究と努力が世界に認められて、こうして一流誌に掲載されるのは、本当にうれしいことです。

今日も診療に、論文書きに頑張ろうと思います!

 


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