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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 ドイツ ミュンヘン編

◆2013年8月ヨーロッパ出張⑩ ノイシュバンシュタイン城 ホーエンシュヴァンガウ城 リンダーホーフ城

おはようございます。

今日は8月27日(火)、クリニックFの診療日です。

今日は朝から来年度以降に開始する大学との研究の打ち合わせが一つあり、その後クリニックで診療、夕方より雑誌の取材と忙しい一日でした。

ようやくどちらもひと段落です。

こちらは、10月18日に開催される第36回日本美容外科学会総会のポスター。

東京工科大学応用生物学部光老化研究室の正木仁教授と共に、「新規ビタミンC誘導体の機能性」についてのランチョンセミナーの講師の話をいただきました。

今日パンフレットが送られてきましたので、ご興味ある方はご覧くださいね。

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さて、僕のブログ国際学会周遊記は、先週滞在したドイツでのブログです。

ワーグナーを愛したバイエルン国王ルートヴィッヒ2世の足跡をたどる旅の続きです。

ミュンヘンでの打ち合わせの後、丸二日間レンタカーを借りることにしました。

朝、ミュンヘン中央駅で簡単な軽食を。

迷った末にこのようなお寿司にしました。海外で醤油のようなアミノ酸の味を味わえるのは寿司ブームのおかげですね。

東京でレンタカーの予約をしていたのですが、その時点でどんな車種になるかはわかりませんでした。

車を受け取りに行くと、なんと最新型メルセデスCLSシューティングブレイク。

俄然運転が楽しくなります。

この日のミュンヘンは快晴。

ちなみにこちらはナビの写真です。

ドイツの最新型のナビは、走行している道路の制限速度が表示されるのです。

左下に白黒の丸印が見えますか?

これが速度無制限のマークなのです。

この表示の時には、車も時速200㎞前後で順調に飛ばすことができます。

ドイツのアウトバーンは素晴らしいですね。

かなり距離が離れていても走行速度が速いので、目的地に早く到着できます。

まず一つ目に訪れたのは、リンダーホーフ城

こちらはルートヴィッヒ2世が最初に建てた城です。

内部の写真は禁止されていましたが調度品など細部のこだわりは相当なもので、ルートヴィッヒはきっと執着器質だったのだなあと改めてその後の彼の人生を考えてしまう局面もありました。

こちらの下は画集よりとりましたが、ワーグナーの「タンホイザー」の舞台を実現させるために作られた「ヴィーナスの洞窟」です。

この後、ノイシュバンシュタイン城に移動。

観てください、このチケットの列。

日本で購入しておいてよかったです。

丘の上にあるノイシュバンシュタイン城には徒歩で40分余りの登山が必要です。

途中見かけたのが、ルートヴィッヒが幼少時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城です。

ノイシュバンシュタイン城の麓にありますが、ルートヴィッヒが最後の城を作るときに幼少の時より慣れ親しんだこの場所を選んだのは、理解できる気がしました。

大汗をかきながら林の中を40分かけて登ります。

城が見渡せるマリエン橋まで行ってみることにしました。

こちらも大混雑でしたが、観た景色は忘れられませんね。

橋桁から下を観ると、この通りの高さです。

それにしても、ノイシュバンシュタイン城の周りを囲む環境は本当に素晴らしいですね。

風景を観ているだけで癒されます。

実際城に足を運びました。

城の門をくぐるときは、ドキドキしましたね。

内部のこの混雑ぶり。

15分おきにツアーが出ていて、このツアーの時間以外の入城はできません。

城の内部は写真が禁止でしたので外観をを少しだけ。

こちらがルートヴィッヒ2世です。

そして、内部から見たマリエン橋。

岩壁の間にあることがわかりますね。

僕はお土産にこのクッションカバーを買いました。

小学生の時にこちらの正面のビューのジグソーパズルを作ったことがあるのですが、こちらは空撮なのですね。

 


◆2013年8月ヨーロッパ出張③ ノイシュバンシュタイン城とルートヴィッヒ2世

おはようございます。

一昨日より48時間レンタカーを借りて、欧州を移動中です。

今回の旅の目的のひとつは、ワーグナー生誕200周年という記念すべき年に、ワーグナー芸術を理解し経済的にもサポートしたバイエルン王ルートヴィッヒ2世の人生をたどる事でした。

1845年に生まれて、1864年から1886年までバイエルン王在位にありましたので、ちょうど幕末から明治維新の頃の人。

プロイセンなどとのドイツ国内統合の争いという内的要因と、英仏などの列強との外的要因により、バイエルン国の存亡がかかっていた時代でしたよね。

芸術に現実逃避したとして「メルヒェン王」という名前もつけられたようですが、さぞかし大変な時代だったのでしょう。

こちらはルートヴィッヒの生まれたニンフェンブルグ城。

ミュンヘンの郊外にあります。

こちら、ノイシュバンシュタイン城。

バイエルン国王ルートヴィッヒ2世が渾身の力を込めて造り上げた最後の城。

城の中ワーグナーのオペラ「ローエングリン」「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」さらに「パルジファル」をモチーフにした部屋を見学しました。

ルートヴィッヒ2世の「ワーグナー愛」がひしと感じられました。

彼の経済的援助がなければ、我々はワーグナー後半のオペラを楽しむ事が出来なかったのです。

一度この城に来てみたかったのですが、とうとう夢が叶いました。

ノイシュバンシュタイン城を造り上げたわずか100日後、国家財政を破綻されるとして禁治産者に登録、さらにルートヴィヒはシュタインベルク湖湖畔のベルク城に送られ幽閉されます。

そして、1886年の6月13日にこの場所で、医師のフォン・グッデンと共に水死体となって発見され謎の死を遂げました。

レンタカーがないと来られない場所で、しかもかなり湖畔の森の中を歩きました。

ちょうど渡独中だった森鴎外も報道を知って衝撃を受け、この場所を訪れたのだとか。

そして、こちらがミュンヘン市内にあるミヒャエル教会。

こちらにはルートヴィッヒのお墓があります。

ちょうどミサをしていましたが、きれいな教会です。


◆2013年8月ヨーロッパ出張② ミュンヘン到着 ホーフブロイハウス

おはようございます。

ロンドンからミュンヘンに移動です。

ラウンジで見た記事。

ピアノのスタインウェイ&サンズが、投資会社に買われたのですね。

飛行機はドーバー海峡を超えて、

ミュンヘンまで2時間弱。

ヨーロッパは近いですよね。

ミュンヘン空港駅では、人工プールが特設されていました。

ミュンヘンへ空港から電車に乗り、約50分で中央駅へ到着。

見知った景色に出ます。

こちらでビジネスミーティングを無事終え、早速ビールを飲みにやってきました。

こちらの「ホーフブロイハウス」。

仕事の後のビールは本当に美味しいですね。

僕は黒ビールの1リッタージョッキと白いソーセージを頼みました。

違うビールも試してみました。

ドイツは何度も来ていますがミュンヘンには今まで縁がなく、この五月に初めて来たのです。

まさか、3ヶ月後にもう一度滞在する事になるとは、不思議なかんじです。

細かい用事もすべて済みましたので、明日からはいよいよお楽しみの夏休み。朝からレンタカーを借りて各地を回ってみようと思います。

まずは、ミュンヘンからロマンティック街道を南下する予定。

ノイシュバンシュタイン城を経て、オーストリアのボーデン湖湖畔で夜に開催されるブルゲンヌ音楽祭に行ってきます。

ブログがアップ出来なくなるかもしれませんのでここでお伝えしておきますが、日本に帰国は19日朝の予定で、クリニックFの外来もその日からとなります。

それでは皆さんよい週末をお過ごしくださいね。


■2013年5月ドイツ出張㉕ ドイツからの帰国

おはようございます。

今日6月20日木曜日はクリニックFの僕の診療は休診です。

僕は工学部大学院に行って研究をしてきます。

 

さて、今日のブログは先月滞在したドイツの最終日のブログです。

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椿姫観劇の後。

ミュンヘンの街を、夜景を見ながら歩いて帰ります。

綺麗な街並ですね。

翌朝はミュンヘン空港からパリ経由の帰国となります。

小さな飛行機でパリ空港へ。

待っていたのは、偶然にもエアバスA380。

総二階建ての航空機です。

航空機ファンとしては、一回乗ってみたかったのですよね。

デッキの待合もこのようなデザイン。

スペースに余裕があっていいですね。

今回のイタリア往復もルフトハンザでしたが偶然にもこのA380でした。

何年も乗ることが出来なかったのに、このひと月で3度も搭乗することになるとは思いませんでしたよ(笑)。

ディレイがあったものの、無事に成田に到着し、クリニックFに直行しました。

ヨーロッパ帰国の場合、機内で一泊して、朝から診療というパターンが定着してきましたが、体も慣れてきますね。

長くなりましたが、これで2013年5月のドイツ出張記を終わります。

明日からイタリア出張記を始めますね。

 


■2013年5月ドイツ出張㉕ ミュンヘン バイエルン州立歌劇場 椿姫

おはようございます。

今日6月19日もクリニックFの診療日です。

昨日も朝から打ち合わせや取材、企業との打ち合せをこなしてきましたが、帰国の週はいつもばたばたしますね。

昨日は、一部の患者さんが取材の時間と重なってしまい、ご迷惑をおかけしました。

さて、僕のブログ国際学会周遊記は、まず先月書き残したドイツブログをまずは二つあげてしまおうと思います。

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いよいよ、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場に入ります。

この日の公演はヴェルディの「椿姫」です。

今年は1813年のワーグナー生誕200周年であるとともに、同年生まれのヴェルディの生誕200周年でもありますので、ヨーロッパでは各所でヴェルディのオペラが公演されていますね。

同年生まれのワーグナーとヴェルディが後世に与えた影響を考えると、人生後半部分ではワーグナーに軍杯が上がるのでしょう。

ヴェルディはフリードリッヒ2世の庇護のもとのワーグナーの活躍に脅威を感じていたようです。

椿姫はいくつも登場する美しいメロディを含め、ヴェルディの円熟期の代表作品の一つと言えますよね。

椿姫は、このブログでも何度も登場していますので、ストーリーは割愛しますね。

ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場。

初めて訪れましたがなかなか素敵です。

こちらが劇場二階中央の赤い天井の部屋。

左右にある青い天井の部屋。

装飾も美しいですね。

窓の外にはフラウエン教会の尖塔が見えます。

階下はラウンジとなっています。

劇場内で軽食を食べる人たちもいます。

そして劇場内。

劇場は赤と黄金色です。

色の対比が目のも鮮やかに飛び込んできます。

目でも耳でも酔わせる設備となっているのですね。

開演前には人がぎっしりとなりました。

椿姫は、世界で最も多く公演されるオペラだと言いますが、ストーリーの解りやすさも曲の美しさも格別ですね。

しっかりと堪能させていただきました。


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