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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:新聞・TV・ラジオ・インターネット

「Gメン75」の数字の意味

Gメン75のDVDが発売されましたよね。

子供の時に観ましたが、オープニングもエンディングも滑走路を歩くシーン。

自衛隊館山基地の滑走路で撮影されたとのことですが、滑走路にかかれた75は、撮影のため書かれたのだそうです。

この滑走路の数字は何を意味しているか知っていますか?

滑走路上の数字は方角をしてしていて、真北を360度として東が「09」(90度)、南が「18」(180度)、西が「27」(270度)、北が「36」(360度)などと、時計回りに度数を示しているんですよね。

風などにより侵入経路が変わりますが、滑走路の反対側の数字は逆(の度数)になっているんです。


クドカン脚本の「俺の家の話」

あまりドラマは観なかったんです。

ドラマ観る時間が全く無かったのもあるのですが、思えばコロナ前は月に10日は海外出張。

TOKIOの長瀬智也さん主役、クドカン脚本の「俺の家の話」。

たまたま第一話を観てしまったら、すっかりハマっています。

長瀬演じるプロレスラーが父親の介護をきっかけに実家の家業の能楽師を継ぐ事になるのですが、演技力ある俳優が並び、あの長州力までが実名で登場するという豪華さ。

来週は、阿部サダヲさんが特別出演するよう。

これはもう楽しみです!


Adoさんの『うっせぇわ』 取材の補足

今日のフジテレビ系列「とくダネ!」。観てくださった方々、ありがとうございました。

思いがけず沢山のメッセージをいただき、驚いています。

Adoさんのうっせぇわ、本当に流行っているのですね。

放送では限られた時間でのコメントになっていたようですので、補足を兼ね今回僕から局の方にお話した内容を追記しておきます。

1)まず うっせぇわの特徴として僕が感じたことは、曲にメロディが無く、リズム感で曲が支配されていること。

音楽の三要素である、リズム、メロディ、ハーモニーの中でも 主にリズムだけで構成されている、簡単にわかりやすくざっくり分類すると、ラップみたいなイメージですかね。

以前より様々なところでお話していますが、音楽三大要素のリズムは旧脳に働きかけます。

脳の中でも情動や本能などを司る部分です。

そこに、本能を解放するような、脳に対するショッキングな言葉を入れている、強い語気の言葉を混ぜ込んでいるんですね。

言葉自体も非常に簡単でわかりやすい言葉を使っています。

そのため、老若男女問わず印象に残りやすい。

普段は思っていても口に出せない言葉が並び、歌を歌ってるだけと言うエクスキューズが成り立ちスカッとする印象がある。

コロナで行動や生活により制約のある今は、特に響くのかもしれません。

2)次に思ったのは、このAdoさんは物凄い歌唱力がありますね。

このメロディーの無い曲がここまで印象深く記憶に残るのは、低い音から高い音まで幅広い声質で歌いこなせていること。

表現力が素晴らしい。
通常の声があり、ウィスパーボイスがあり、怒声があり、裏声があり。

たとえば、うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ は、ちょうど1オクターブ離れた音を繰り返しているんですが、これを実際に歌うとなると、通常の声と裏声を繰り返さなければならないことになり、かなり大変ですよ。

普通であれば、警報や警戒音に使われる音の並びです。

表の人格と裏の人格を行ったりきたりしてるような、建て前と本音をオクターブの端と端で行き来してるような、そんな印象さえ受ける、見事な女優さんですよね。

3)そして、この曲は短調をベースに作られています。

音楽には、長調と短調がありますが、もの悲しい印象を与えるときに短調は使いやすい音階です。

さらに、ここまで意識しているかわかりませんが、この曲YOUTUBEで聴く限り、ロ短調なんですよね。

絶対音階のシから始まるのです。

このロ短調は、クラシック音楽だと、

チャイコフスキー「交響曲第6番<悲愴>」、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」などに使われているんです。

孤独や不安、焦燥感、絶望感から始まり、それがいつしか静かな期待や未来への希望が持てる ようなイメージになりますね。

あとは、取材ではお話ししませんでしたが、この曲わざとなのか冒頭のフレーズ、懐かしいチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」へのオマージュとも取れる歌詞と曲調で始まります。

チェッカーズが「ちっちゃな頃から悪ガキ」だったのに対し、こちらは「ちっちゃな頃から優等生」。

抑圧された社会で、高齢化社会の中、一生懸命頑張ってきた若い世代。

それがまたここに来て苦しい生活や未来に希望が持てない。

優等生で頑張ってきたのに、というZ世代の叫びなんでしょうね。

迸る才能を感じましたよ。

普段はクラシックにどっぷりな僕ですが、いつもとは違うジャンルの曲に考察を深める、今回は良いチャンスをいただきました。

僕も取材依頼でで初めて聴きましたが、耳に残りますよね。


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